Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2003.04.20

祈りの訓練シリーズ


祈りの訓練J―霊の世界を動かす

私たちの祈りの対象は、天地の神です。私には何の力もありませんが、神は全能です。この神の前に私たちの祈りは覚えられます。神は私たちの祈りのひとつひとつに心を留めてくださっています。祈りは私たちの内の御霊と私たちの霊が反応して開始されます。最初は何かわからない重荷を覚えます。この重荷を霊を用いて、霊においてうめくとき、魂の状態もその重荷の正体を把握するようになります。知性において言語化され、それを祈ります。また感情もうめきによって深く動かされて、いろいろな情緒的な反応を伴ないます。意志も内なる御霊の導きに呼応する時、魂の状態は霊とひとつになり、御霊が導くままに祈れるのです。このような祈りは油塗られたものであり、私たちは主観的にも手ごたえのある祈りをしていると分かります。この祈りを解放すると、深い平安と安息が訪れます。このような祈りには霊の世界を揺るがす力があります。なぜなら神の御旨と共鳴し、神の意志を表現し、神の好みに沿っているからです。神ご自身がその祈りに応えて下さるでしょう。御言葉を食べ、御言葉の真理が内に織り込まれるほどに、神の価値観、神の思考パタン、神の好み、神の感情に沿った祈りが自然と出るようになります。内側はますます明るく、ますます滑らかに、ますます解放されるでしょう。義人によるダイナミックな祈りには力があります。鍵は愛を通して働く信仰です。愛と信仰が伴なう時、私たちの歩みはアドベンチャーです!


1. 祈りの力

 @ 祈りの力は祈りの対象(神)にある→神がどなたかを知れば知るほど確信が持てる
 (詩篇18編)
 A 私たちが祈りを捧げる方は宇宙の主であり王である(ネヘミヤ1:4,5、2:4)
 B 自分は小さいから、自分の祈りはだめ、と思ってはならない→からし種一粒でOK(マ
  タイ17:20、ヤコブ5:16)
 C 祈りの発生:御霊→霊に対する印象→重荷を感知→霊と魂の相互作用→うめきと言
  語化→霊の解放→安息と平安(ヨハネ11:33、参:エレミヤ19:9)
 D 私たちの祈りは御座に届き覚えられる(使徒10:4)
 E 私たちの祈りは霊の世界を揺るがす→御霊と共鳴する必要がある



2. 的を得た祈りのコツ
 @ 鍵は「愛を通して働く信仰」:愛される→愛が増す→信仰が生まれる→かなえられる
 →喜びと平安→ますます愛が全うする→信仰が増し加わる→・・・
 A 神を知ること:神には好みがあり、神の気持ちを汲んだ祈り、あるいは神の気持ちに
 訴える祈り(リクエスト)をする
 B 御言葉に触れる→神の価値観が刷り込まれる→神の好みが分かる→神の御旨にそう  祈り→必ずかなえられる



3. 祈りの実行

●ネヘミヤ1:4 私はこのことばを聞いたとき、すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して 天の神の前に祈って、・・・

●ヨハネ11:33 そこでイエスは、彼女が泣き、彼女といっしょに来たユダヤ人たちも泣いているのをご覧になると、霊の憤りを覚え、心の動揺を感じて、言われた。「彼をどこに置きましたか。」彼らはイエスに言った。「主よ。来てご覧ください。」 イエスは涙を流された。・・・そこでイエスは、またも心のうちに憤りを覚えながら、墓に来られた。・・・イエスは彼女に言われた。「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」 そこで、彼らは石を取りのけた。イエスは目を上げて、言われた。「父よ。わたしの願いを聞いてくださったことを感謝いたします。わたしは、あなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることを知っておりました。

●ヨハネ8: 31 そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。

●ヨハネ15: 7 あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます

●Tヨハネ3: 22 また求めるものは何でも神からいただくことができます。なぜなら、私たちが神の命令を守り、神に喜ばれることを行なっているからです。



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