Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.03.13



いのちの務めQ−霊的呼吸をする−

祈りには二面性があります。ひとつは霊的いのちを保つための霊的呼吸、ひとつは神に何かを求めることです。クリスチャンは祈りなさいと言われなくとも、祈りたくなる人々です。なぜなら内に得たいのちは祈りを本性としているいのちだからです。もし祈りを止めたらただちに内側が苦しくされます。祈りは霊的呼吸です。内側のいのちが生き生きとしているとき、霊が自動的に祈っているのです。知性では何を祈っているか把握できなくとも、霊は生きており、それによって霊的呼吸がスムーズに行われているのです。絶えず自分自身の老廃物を吐き出し、神の新鮮な息吹を吸い込んでいるのです。こうしていのちは保たれます。また何か特定のものを求める祈りもあります。これは私たちのあらゆる領域の必要を満たすために必要ですが、実は父はわたしたちが求める前からすでにその必要を知って下さっています。まずそのことに信頼して休みましょう。バタバタと焦る必要はありません。主イエスの約束は何でも信じて求めるならば与えられる、です。条件は私たちがキリストのうちにとどまり、キリストの言葉が私たちのうちに留まっていることです。内なるキリストの塗り油にとどまるほどに、たとえ口に出さなくとも祈りは届いており、適切な時期に適切な方法で成就します。いのちを保つ祈りにせよ、何かを求める祈りにせよ、内なるキリストの中に深く入り込むことが鍵です。私たちの生きる領域、良き地なるキリストの中を生きることです。



1.祈りの二面性

@いのちを保つ祈り=霊的呼吸(1テサロニケ5:17)→主の名を呼ぶことは霊的深呼吸

A神に求める祈り=特定のものを明確に求める(ヨハネ15:7)→その条件:わたしにとどまり言葉がそのうちにとどまっているならば

B祈りは知性と御霊による(エペソ6:18;ローマ8:26;1コリント14:15)→主と交わりつつ、無言で祈ることも可能

C主張するよりは(主は私たちの必要をすでにご存知)、主との交わりにおいて、主のことばを聴くことが大切


2.有効な祈りの条件

@キリストの油塗りにとどまること(1ヨハネ2:23)

Aキリストの言葉を内側に豊かに住まわせること(コロサイ3:16)

B御言葉が魂の中にネットワークを作るほどに、神の御旨に沿った祈りが自然と可能となる


■暗証聖句:ローマ8:26

御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。