Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.07.17



結婚の奥義F

ホセアの妻ゴメルは淫行と姦淫の女でした。ホセアの妻となりイズレエル(=神が種をまく)を産みましたが、神から呪いの宣告を受け、身売りしました。続く子たちは神の呪いの宣告を受けました。が、ホセアは彼女を銀15シェケルと大麦1.5ホメルで買い取りました。これは私たちの贖いを意味します。私たちもイスラエルではありませんが、自家製の律法の呪いの下、つまり罪の下に閉じ込められていたのです。イエスの贖いはこの呪いから贖い出して下さいました。私たちはまことのホセアによって買い戻された姦淫の妻ゴメルであり、今や憐れみの民とされています。ここで大切なことは律法(ロ・ルハマとロ・アミ)の前に約束(イズレエル)があったのです。約束はキリスト(=神の種:単数形)を意味し、律法に勝ります。アブラハムには妾と正妻がいました。妾は奴隷の女ハガルであり、シナイ山を意味し、その子は律法の奴隷の子です。正妻は不妊の女サラであり、自由の天のエルサレムを指し、その子は自由の約束の子です。神は律法によって何事かをなさるのではなく、約束によってなさるのです。この約束は私たちの買い取り手である正当な夫キリストを指しています。私たちは自由を得るために、自由へと召され、正妻とされ、正妻の子・自由の子とされています。かくして私たちは妻としても子としても正当な神の嗣業の相続者なのです。それはいのちのなるキリスト御自身であり、キリストを得る者はすべてを得ているのです。祈るときも神がすでに下さっている立場に建って、正当な権利を行使する者として求めましょう。


1.神のご計画

・ ご自分のパートナーを得ること(創世記2:18)


2.買い取られた妻と正妻の子

@ ホセアの妻(ホセア書3章):姦淫の妻ゴメルはホセアの妻だったのに、誰かの元に売られていたが、ホセアは彼女を買い取った:15シェケル=主が売られた値段の半分、大麦1.5ホメル=復活の大麦と復活の数字3の半分→主と結びつかない時の私たちの値段(=全うされていない)

A ゴメルの子の名:イズレエル=神が種を撒く;続く子たちは呪いの下にある

B 私たちは罪に下に売られていた(ローマ7:14)
=律法は罪の力であり(1コリント15:56)、罪は律法により力を得て、私たちを罪の下に幽閉した(ガラテヤ3:22)


C 私たちもホセアの妻のように贖われたが、どこから?→律法の呪いから(ガラテヤ3:13)
 ・サタンからではない→サタンは不法に私たちを支配しているから
 ・罪からでもない→罪の下に閉じ込められたことは律法の呪いであるから
 ・「贖い(=代価を持って買い取ること)」は正当な商行為
 ・律法は聖であり、正当なものであるが、その宣告は呪いとなる


D アブラハムの子たち:ハガルとサラの子の違い
 ・ハガル(妾)の子:奴隷の子、肉の子、シナイ山の契約の子、エルサレムの子
 ・サラ(正妻)の子:自由の子、天の子、新しい契約の子、天のエルサレムの子→約束の子=イサク
 ・約束(イズレエル)は律法(ロ・ルハマとロ・アミ)に優先し、神がまかれる種(=いのちなるキリスト)を指摘し、ハガル(=律法)の呪いからキリストは私たちを買戻してくださり、私たちを約束の子として下さり、新しい創造としてくださった(2コリント5:17;ガラテヤ6:15)=いのちへの回復


E キリストを得た者はすべてを得ている(ローマ8:32)


■暗証聖句:ホセア3:1-2;ガラテヤ3:13,26,29

主は私に仰せられた。「再び行って、夫に愛されていながら姦通している女を愛せよ。ちょうど、ほかの神々に向かい、干しぶどうの菓子を愛しているイスラエルの人々を主が愛しておられるように。」 そこで、私は銀十五シェケルと大麦一ホメル半で彼女を買い取った

キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。

あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。