Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.07.06


時を見る目R

ユダのゼデキア王はネブカデネザルによって支持されたのにも関わらず、エジプトと手を結ぼうとしました。これによって成長するはずだったぶどうの木は枯れてしまいます。主は私たちに、世の力と関わる時、どちらと、あるいは誰と関われば有利とか不利とかの価値観を求められません。ポイントはただひとつ。主の御心に服していることです。主は私たちを繁栄させるために、世の力も用いられます。なぜなら主はすべての主権者であるからです。私たちはすべての権威や権力の背後に、主のみ手を見るべきです。主に信頼が置ければ、目に見える権威や権力を恐れる必要はないのです。それはすべて私たちに仕える存在だからです。今日ニッポンキリスト教においてもいわゆる教会政治が蔓延っています。愚かな勢力争いや足の引っ張り合いがあるのです。私たちが誰を選ぶか、また誰に寄りかかるか、それはすべて私たちの心の反映です。成長する鍵は、柔らかい若い芽であること。そして主に信頼すること。主は高い木を低くし、低い木を高くされる方です。そして必ず語り、それを行う方です。生きている方であり、真実な方です。そのことを知るために、世の力は用いられるのです。今日と言う日に御声を聞くならば、心を頑なにすることなく、ただちに主に立ち返り、主の言葉どおりこの身になりますようにと、自らを御言葉に預けましょう。私たちの植えられる高き山はキリストご自身であり、この方にあって成長し、また繁栄するのです。


<<週報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)


=世の力との関係=

聖書:エゼキエル17章

(1)二羽の鷲:ネブカデネザルとエジプト(cf.エレミヤ2:16-18)

(2)ぶどうの木:イスラエル(ゼデキア王)はネブカデネザルの下で成長するはずだったが、エジプトへと伸びたことにより、神の契約を破った→繁栄しない、東風により枯れてしまう(10節)

(3)繁栄の鍵:ネブカデネザルやエジプトのどちらに頼るかではなく、主の御心に服すること(22-24節)

(4)目的:主が生きていること(19節)と主の語ったことを知ること(21節)

(5)成長の鍵:柔らかい若枝(22節)、高い山に植えられる(同)→心の状態とキリストに植えられること

(6)神の御性質:高いものを低く、低いものを高くする(24節;cf.1コリント1:20)

(7)繁栄の鍵:主ご自身が語り、実行する(24節)→頼るところは主ご自身