Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.05.08

神の前に立つ

日本は東北大震災によって大きく揺るがされ、日本全体の雰囲気も一変してしまいました。しかしこれはほんの序章に過ぎず、これからはもっと揺るがされる事態が起こるかもしれません。幸いなことに私たちには逃げ込む先、どのような敵があろうと、どのような自然の脅威にさらされようと、完全に守ってくれる隠れ屋があります。その隠れ屋である主の前に私たちは逃げ込み、鎮まることができます。 しかし、祭司である私達は主の御前でその務めを行うことが求められます。その務めを行うためには、主の前に立たねばなりません。アイでまさかの敗戦を喫したヨシュアは主の前にひれ伏しますが、主はヨシュアを立たせ、イスラエルの中にある罪を取り除かせます。エリヤは主の御名によって異教の450人の預言者達と戦い、処刑します。しかしイゼベルの報復を恐れてほら穴に逃げ込み隠れてしまいます。しかし主はエリヤを立たせ、その務めを全うさせました。私たちは主の隠れ屋に入り、ひれ伏し、主との交わりを楽しむことは重要なことです。しかしこの時にあっては主の前に立ち、祭司としての務めを行うことが求められるでしょう。イスラエルの存亡がかかった時に立った、エステルのように。


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    1.主の前に出る

1-1 ひれ伏す、伏し拝む

  礼拝での態度:@ ひれ伏し、A 自分の冠を投げ出す。⇒ 自分の栄光を放棄。黙4:10-11

  新約の例:イエスに対して、癒しを願う人々。

1-2 立つ

  祭司やレビ人の務めは立って神に仕えること。申命記10:8、17:12、1列8:11、2歴29:11

  重要な場面において立った(立たされた)例:

      契約の箱を担いでヨルダン川に立った祭司達 ヨシュア3:17、

      アイの敗戦後のヨシュア ヨシュア7:6-15、

      イゼベルに脅されたエリヤ 1列19:9-13

2. 祭司として立つ。

重要な祭祀の役割はとりなし @民をいけにえの場(十字架)に立たせる、A主と民の間に立つ。

2-1 アブラハム ソドムとゴモラのためのとりなし。創世記18:20-33

2-2 モーセ 子牛事件 詩篇106:23、コラの反乱 民数記16章、

2-3 とりなしのため、立って」おられるイエス。使徒7:55-56、黙5:6

3 主の前に立つには

素のままでは立てない。詩篇130:3

聖所に入るための条件 ヘブル10:19

    ・ 立つ前提として「死」の状態 ⇒イエスが生きる ・

    ・ 静(ひれ伏す)から動(立つ)へ、死(ひれ伏す)から復活(立つ)へ ・

4. 結論

エステル5:1 さて、三日目にエステルは王妃の衣装を着て、王室の正面にある王宮の内庭に立った。

王は王室の入口の正面にある王宮の玉座にすわっていた。

5:2 王が、庭に立っている王妃エステルを見たとき、彼女は王の好意を受けたので、王は手に持っ

ていた金の笏をエステルに差し伸ばした。そこで、エステルは近寄って、その笏の先にさわった。