主の飢え渇き

主ご自身の飢え渇きをキリストの花嫁として（決して思い上がりではなく）少しでも満たしてあげたいと、そのことを追求することと、神の国と義を第一に求め続けることは重なっています。このことに関して私達エクレシアが念頭に置いておかなければならないのは、万物は御子によって造られ、御子のために造られ、御子にあって成り立っているということです。ですからこの意味において私個人的には一般恩寵・特殊恩寵ということばはあまり好きではありません。被造物の側からの視点に立ったことばだからです。主はもちろん人の子として目先の空腹や疲労を覚えましたが、本質的な飢え渇きは永遠への飢え渇きであり、ご自身の花嫁を得ることへの飢え渇きであり、それを満たすべく食物は御父のみこころを行い、そのみわざを成し遂げることだといわれます。ですから主のみわざ・ことばに私達が応答し、告白できたことは主が食事できたのであり、満たされたことを意味します。その応答・告白が点から面へと拡大することの豊かな食事をしていただきたいと花嫁は願います。