誉め言葉に注意!

誉められるより、卑下される方が幸い。パウロは言っている:

ののしられては優しい言葉をかけている。わたしたちは今に至るまで、この世のちりのように、人間のくずのようにされている。

誉められることは、実に罠なのだ。まず裏があると思った方が良い。 逆に、誉めることも要注意。ソロモンはこう言っている:

あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる。 ・・・人を責める者は、へつらいを言う者より後に、恵みを得る。

ただし、相手を選ぶ必要がある:

あざける者を責めるな。おそらく、彼はあなたを憎むだろう。知恵のある者を責めよ。そうすれば、彼はあなたを愛するだろう。

というわけで、今回の特別レクはある種の人々にはチャレンジとなるでしょう。特に空理空論の神学などでマインドが凝り固まった業界のセンセたちには・・・。

ちなみに誉めることの災いは前に紹介した無頼の李白がその典型。それがこの詩:

清平調詞其の二 李白
一枝の濃艶露香(つゆこう)を凝らす
雲雨(うんう)巫山(ふざん)枉(ま)げて斷腸
借問(しゃくもん)す漢宮誰か似るを得ん
可憐の飛燕 新粧(しんしょう)に倚(よ)る

中々深い世界があるのだが、彼はこれで宮廷詩人として失脚。楊貴妃を趙飛燕に比して誉めたのだ。なんで?・・・と思った方はこちらで解き明かしてしておりますので、どうぞ(⇒こちら)。

クリスチャンは誉められるより、けなされる方が幸いなんですよ✨ 極私的には優雅な育ちの良い杜甫(詩聖)より、野生的な無頼漢の李白(詩仙)が好きだな~😎

(陰の声:ニッポンキリスト教のボクシたちに違和感を覚えるのは、まさにコレ。互いにヨイショし合って、実にむずむずするのだ)

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