キリスト業界に見られる表と裏の乖離の病理
リック・ウォレンが新著を出すらしい。またぞろニッポンキ業界のメディアはヨイショ記事だ。
–リック・ウォレン牧師の妻が新著、結婚生活の危機乗り越えた経験つづる
キ業界(別にニッポンに限らない)で、いわゆる業界で評判の良い、高い評価を受けている人々の家庭には、たいていフィジカルにせよ、メンタルにせよ、病んでいる者がいる。最悪、自死するケースもある。これはかなりの精度で正しい。その表の"輝き"が強ければ強いほど(カッコつきにしておきます)、闇と病みの要素を一番弱いメンバーが引き受けるのだ。これは私の身の回りでも言える現前たる事実。
2011年に私は、オバマの大統領就任式で祝祷したリック・ウォレン(Rick Warren)は神に打たれるであろうと予言した。当時、彼はあるカンファレンスで、自分の本『パーパス・ドリブン』は世界中で聖書の次に翻訳されて売れている、ハハハ、とやってしまった。サタンはこういった心の状態を最も好むのだ。その後、2013年、彼の息子は自殺した。長年うつ病を患っていたようだ。しかも自分は悔い改めることなく、それを美談に仕立て上げる始末。そしてまた今回の本。
日本では有名な元東大教授の姜尚中がいる。私も会ったことがある。あの低音の渋い声で女性にも大人気。文春あたりでもいろいろ報じられた。彼の場合も息子が自殺(死因は当事者は明確にしていないが、ほぼ間違いないと言われている)。しかもそれを美談的に本にまでして、見事にベストセラー。普通の親の神経はこういったことはできないものだ。
ニッポンキ業界でも牧師家庭にはたいてい病んでいる者がいる。牧師だけでなく、この業界で華々しく活躍していたりするケースもある。その多くの場合、メンタル系。社会不適応を呈するケースが多く、引きこもりや適応障害、あるいはうつ病や分裂病(統合失調症)だ。親の煌びやかさの補償をするかのようにそのメンバーは暗く、かつ深刻な病を抱える。その家庭の負の要素を一手に引き受けるのだ。しかもそれをしばしば美談とされてしまう。彼らはほとんど存在自体を否定されるようなもの。が、親たちは気がついていない。彼らは無意識的に世間体を取り繕うのだ。
ジーザスは言われた、「あなたがたは先生と呼ばれてはならない。あなたがたの先生は、ただひとりであって、あなたがたはみな兄弟なのだから」。この言葉の意味するところは大きい。あえてこの言葉を知りながら、なお偽りを行い続けるのではあれば、それは神の言葉すなわち神のパーソナリティーを否定すること。敵に付け入るスキを与え、必ず災いを刈り取るであろう。霊的エンティティを侮ってはならない。自ら敵の領域に入り込んで、自らその働きを招くようなものだ。
そろそろ真理に対して目を覚ますべき時でしょう。わたしがなぜニッポンキ業界を忌避するか、もうお分かりでしょう。業界と運命を共にしたくはないのだ。その日に、主からあなたを知らないと言われることは・・・。
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