沈黙による支配-老子第二十六章
2017-11-08
重きは軽きの根たり、静かなるは躁(さわ)がしきの君たり-老子第二十六章
ジーザスはピラトやカヤパの追及、そして大衆の罵声を前にして絶対的な平安に包まれていた。その沈黙は逆に彼らの本性を暴き出したのだ。
祭司長たちや長老たちから訴えられている間、これには何もお答えにならなかった。するとピラトは、「あのようにお前に不利な証言をしているのに、聞こえないのか」と言った。それでも、どんな訴えにもお答えにならなかったので、総督は非常に不思議に思った。-マタイ27:12-14
全文:重きは軽きの根たり、静かなるは躁(さわ)がしきの君たり。ここを以って君子は、終日行きて輜重(しちょう)を離れず。栄観(えいかん)ありといえども、燕処(えんしょ)して超然たり。いかんぞ万乗(ばんじょう)の主にして、身を以って天下より軽しとせんや。軽ければ則(すなわ)ち本(もと)を失い、躁がしければ則ち君を失う。
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