CLIP:三橋氏、藤巻氏を論駁する@YouTube

先の藤巻氏の最新作『日銀破綻』に対する三橋貴明氏の批判を紹介しておこう。かなり辛らつに誤りを指摘しているのでけっこう面白い。藤巻氏は2000年初頭から日本は破綻すると叫び続けているモルガン・スタンレーの元ディーラーで、現在国会議員をされている方。

その論は-現在の国債残高はすでに一千兆を超えており、返済不可能。いずれその金利払いに自己資本を費やし、[1]日銀の借り方の資産に国債が計上され、貸方の負債に当座口座が乗るが、これに対する金利のこと。日銀は債務超過に陥り、円や株は暴落し、ハイパーインフレを招くとする。これに対する三橋貴明氏の反論はきわめて適格だ[2] … Continue reading

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1 日銀の借り方の資産に国債が計上され、貸方の負債に当座口座が乗るが、これに対する金利のこと。
2 ちなみに私自身もかつては藤巻理論を支持していた者であるが、日銀が政府の子会社であり(株の55%を政府が保有)、連結決算ができると知り、考えを改めた。日銀破綻論者はいずれB/Sのダイエットを図るために国債を売るとし、その際は金利が暴騰すると主張する。が、国債を売る必要などはまったくないのだ。また国債を買う資金である個人金融資産がいずれ底を尽くとするするが、因果関係が逆で、国債を発行することによりマネーが生まれるのである。前から指摘しているとおり、マネーは誰かの負債であり、それを引き受けるのが政府であり、日銀である。その際の仕分けは、政府:<日銀当座口座/国債>、日銀:<国債/当座口座>。この当座口座から市中金銀はマネーを得るのだ。複式簿記の仕組みが理解できている必要がある。

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