日本の心柱=大御心=とはいのちそのもの?

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おもしろいねー。ニッポンクリの中には古事記が聖書の焼き直しとか言うむきもがあるが、彼らはそれを否定している。彼らにとっても明治以降プロテスタントが「神」をGODと訳したことが間違いだと。初めにすでに神様の以前に天地があったと。つまりビッグバン的な思想ではないのだ、古事記の世界は。

聖書は時空間を超えたはじめにロゴスがあった、だ。

神道の宇野正美、最近では高原剛一郎って感じだ。お二人の対談は面白くなるだろう。

聖書はいわゆる一神教ではないんだが。キリスト教ではそうかもだが、聖書はマルチ・エロヒムだからね。イエスは神道の体現者だとも・・・。

神道の心とは・・・
「この世は、神ではなく、大地(大宇宙)が初めにあった、という宣言。
・天つ神のいのちとひとつになるということ、天つ神から離さないということ。
・生と死は対極にない、いのちの中に生も死もある。
・肉体は滅びようとも、いのちは絶対に滅びない。
・全国に8万ある神社には、いのちが宿っている
・「祓え」が何より大事、離れた心を祓うということ
・産むのは私たちなのです。天地はすべて神々つまり自分。
・本当の世界平和は己の中の異心(ことごころ/離れた心)を祓うことから始まる
・日本で一番尊い神様(天照大御神)は祓えから産まれている」

Q1.生と死は対極にない、いのちの中にある・・・二元的価値観から一元的世界にってこと?その一元的世界がいのちであると?道元の生死を超えるってこと?
Q2.異心を祓う・・・二つ心、見る自分と見られる自分が分離することが自意識であり、そこから葛藤・苦悩が生じるが、それがひとつに統合されるってこと?
Q3.産むのは私たち、天地はすべて神々すなわち自分・・・これは、禅の自他未分化と同じなのか?禅では本来的仏性とか一無為の真人というが。

どうも「神の前に初めに大地があった」とあるとおり、創造者(クリエイター)の存在は認めない、というより意識しないようだ。この方は「存在がすべてだ;それがいのちだ;そのいのちに異心なく天地と一体となる」ことが神道の本質とおっしゃってるようではあるが。極私的には分かったような分らんようなの印象は否めないところだ。

トークは寅さんの口上のごとく流れるようで、実にオモシロイ。ぜひ、宇野正美か高原剛一郎と対談させてみたい😊

まとめると-天地は神より先に存在し、それはいのちであり、その大御心を現したのが天照大神、その大御心を連綿と伝えてるのが天皇、また全国の神社において継承されてる。日本人は生まれながら氏子だから、この大御心とひとつになって生きる、これが日本の本源的あり方だってことでOK?

それにしても-日本って、学ぶほどに分らなくなる。とりあえず神武皇統の天皇が国体であることはわかった。国家ではない。これを壊したいのが左巻き、共和制をとかね。それは日本ではなく、JAPANだ。大御心なる心柱なき、単なる国家という殻にすぎない。・・・と記紀系の人は言うだろう。

結局、日本とか大御心とは、理解するものではなく、感じるもののようだな

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