すでに再建主義の富井氏の記事を紹介した。その聖句は-

そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす権威をお授けになった。-マタイ10:1

これを邦語でサラっと読んでしまうとその重大な意味が喪失される。KJVではこうだ-

And when he had called unto him his twelve disciples, he gave them power against unclean spirits, to cast them out, and to heal all manner of sickness and all manner of disease. -Matt 10:1

この”power”の原語は”ἐξουσία”、その意味はStrongによると-

exousia
From G1832 (in the sense of ability); privilege, that is, (subjectively) force, capacity, competency, freedom, or (objectively) mastery (concretely magistrate, superhuman, potentate, token of control), delegated influence: – authority, jurisdiction, liberty, power, right, strength.

それは特権であり、主観的には力、能力、資格、自由;客観的には支配力(具体的には行政力、超人間性、可能性、支配する徴)である。要するにスーパーヒューマン・パワーである!

けがれた霊に対抗しそれを追い出すパワー、それゆえあらゆる形態の病とあらゆる形態の疾病を癒すパワーである。このパワーは十二弟子にのみ付託されたものではないことはすでに指摘したので、次の聖句を挙げておく-

わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである。-マタイ28:18-20

すべての国民を弟子として、十二弟子に命じたいっさいのことを守るように教えよ、とある。ここで十二弟子が得た権威がすべての弟子たる者に継承されるのだ。つまり弟子たちの在り方は、その後に続く信じる者たちの在り方のプロトタイプである。

弟子たちとは機能的な意味であるが、本質的には復活のキリストのZoeを吹き込まれた存在、新創造、ニュー・クリーチャー、スーパー・ヒューマンである。その霊はエロヒムの霊。かくしてエロヒムが増殖する。

すべての身体はこの頭から発して、筋や筋によって支えられ、組み上げられて、神の成長を成長するのである。-Col 2:19(田川訳)

原語では

αυξει την αυξησιν του θεου 

直訳すると、「成長する/成長を/神の」である。岩波訳の注においても同様である。 つまりエロヒムが増殖するのだ! それはスーパーヒューマン・パワーを継承する新しい人類、エロヒム属である1)エロヒムを「神」とか”God”とすることが罠になることはすでに指摘している。それは生物学の分類における界、門、網、科、目、種などのような霊的生命体のカテゴリーである。Dr.Heiserは領域(realm/residence)であると言っている。その最も高きエロヒムがYHWH=父・子・聖霊にいますI-AM=である。

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1. エロヒムを「神」とか”God”とすることが罠になることはすでに指摘している。それは生物学の分類における界、門、網、科、目、種などのような霊的生命体のカテゴリーである。Dr.Heiserは領域(realm/residence)であると言っている。その最も高きエロヒムがYHWH=父・子・聖霊にいますI-AM=である。

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