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ダニエル7章と黙示録13章

獣の解釈にはすでに紹介したバチカン(海から)とアメリカ(陸から)の可能性(SDAによる)も含めて、いくとおりかの解釈があります。

ダニエル書7章における4つの獣と黙示録13章の獣の対応関係を見たいと思います。ダニエルの4つの獣は海から出ます。海は異邦人を表します。順に獅子、熊、豹、恐ろしい獣。これらは歴史上それぞれバビロン、メド・ペルシャ、ギリシャ、そしてローマを表します。この第4の獣はあのローマであると同時に、復活するローマでもあります。これが黙示録13章の獣であり、この獣には竜により力が与えられ、42ヶ月間行動する権威が与えられ、人々は竜と彼を礼拝します。この獣が666であり、その権威は次の地から出る獣に継承されていきます。

かくしてこれから私たちが見るであろう終末の光景は、歴史的に展開した7つの国(エジプト、アッシリア、バビロン、メド・ペルシャ、ギリシャ、ローマ、復興ローマ)の権威と10カ国の王たちからなります。この10カ国はおそらくかつて言われていたEUとかではなく、イスラム圏の諸国でしょう。たとえば、シリア、トルコ、イラン、イラク、ヨルダン、レバノン、クウェート、パキスタン、リビヤ、アフガニスタンです。

そして最近のこれらの国の動きを見ていると、トルコなども明らかにEUから離れて、これらのイスラム圏に入る様相を呈しており、これらのイスラム圏の国の結びつきが強くなりつつあります。その背後にいるのはロシアであり、ロシアはエゼキエル38章でゴグ、マゴグと言われています。確かに時代はダニエル書やエゼキエル書の様相を呈してきているのです。

ダニエル7章と黙示録13章の対照

① 4つの獣:海から→異邦人

② 第一のものは獅子:鷲の翼が生えていた。翼は引き抜かれ、地面から起き上がらされて人間のようにその足で立ち、人間の心が与えられた→バビロン(紋章は獅子と鷲)

③ 第二の獣は熊:横ざまに寝て、三本の肋骨を口にくわえていた→メド・ペルシャ(三つの国を滅ぼす)

④ 第三は豹:背には鳥の翼が四つあり、頭も四つあって、権力がこの獣に与えられた→ギリシャ(アレキサンダーの後、4分割する)

⑤ 第四の獣:ものすごく、恐ろしく、非常に強く、巨大な鉄の歯を持ち、食らい、かみ砕き、残りを足で踏みにじった。
・10本の角があった→ローマ帝国(正真ローマ帝国、東ローマ帝国、神聖ローマ帝国、フランクローマ帝国、ロンバルジアローマ帝国、その他)
・もう一本の小さな角:ローマカトリック
・三本はそのために引き抜かれた:カトリックによって滅ぼされた国家(ロンバルシアなど)
・この小さな角には人間のように目があり、また、口もあって尊大なことを語っていた

⑥ 一匹の獣:海の中から、十本の角と七つの頭があった→7つの頭(エジプト、アッシリア、バビロン、メド・ペルシャ、ギリシャ、ローマ、復興ローマ)

⑦ 十の王冠:10国の王(シリア、トルコ、イラン、イラク、ヨルダン、レバノン、クウェート、パキスタン、リビヤ、アフガニスタンか?)→反キリストの出自はイスラム圏から
・豹に似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のよう
・竜はこの獣に、自分の力と王座と大きな権威とを与えた。
・この獣の頭の一つ復活する
・竜が自分の権威をこの獣に与え人々は竜を拝む
・獣をも拝む
・獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられる(cf.ダニエル7:25)

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