プレ・ミレ

再建主義者富井健氏を偲ぶ フェイス

再建主義者富井健氏を偲ぶ

昨年、わが論敵だった再建主義の富井健氏がコロナに罹患、こう発言してそのまま逝かれた((極私的には彼とのやり取りを通していろいろ学ばさせてもらった。聖書という一冊の書物を読んで、真逆の解釈が生じる不可思議な現象も経験した。彼の生き方はそれなりリスペクトしていたことは付記しておく。))。ちょうど一年。 …
黙示録13章はイルミナティが演出していると再建主義者 フェイス

黙示録13章はイルミナティが演出していると再建主義者

いよいよコロナワクチンを打つか否か、それぞれの決断の時が迫っている。RNAワクチンは遺伝子を細胞内に入れて、コロナのスパイクたんぱくを合成し、それに応じた抗体を作らせて、実際のコロナウイルスが侵入したときに免疫反応を起こさせる。この「遺伝子を入れる」ことに反応する向きも多いと思う。 さらにはワクチン…
至福千年期において世界は日本を中心に回ると再建主義者 フェイス

至福千年期において世界は日本を中心に回ると再建主義者

いつもの再建主義者富井氏の論。AD70年にイエスが(一度目の)再臨をし、千年期に入った。旧約聖書のすべての預言も成就した以上、イスラエルも日本において再興した。そして- 至福千年期において世界は日本を中心に回る 江上波夫東大名誉教授によると、日本には初代教会の人々が2世紀に入っている。当時、初代教会…
日本は再興されたイスラエルであると再建主義者 フェイス

日本は再興されたイスラエルであると再建主義者

この根拠を再建主義の富井氏はこう説明している: イエスがユダヤ人の王であれば、イエスを王とする国が、ユダヤ系クリスチャンに与えられなければならない。「いや、1948年に建国された今のイスラエル国がその再建されたイスラエルである」とユダヤ人は言うかもしれない。しかし、もしそうであれば、紀元70年から1…
すでに「倒れた五人」の王とはだれか? フェイス

すでに「倒れた五人」の王とはだれか?

再建主義の富井氏の論はけっこう勉強になる。 黙示録は「旧約世界への審判」を記した書物である8 彼は、七つの山の上の獣はローマであるとして、こう続ける- 「五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。」再度、歴代のローマ皇帝を…
ゲネアとは何か-二重再臨説VS二重預言説 フェイス

ゲネアとは何か-二重再臨説VS二重預言説

いつもの再建主義の富井氏の論。マタイ24章の「この時代(genea)」を30-40年の時間のスパンとして、AD70年の弟子たちの時代に携挙・再臨があるとし、旧約時代が終焉して千年期に入り、全世界が福音化された後、二度目の再臨があるとする。これについては何度もその無意味さを指摘しているが、彼はこれを「…
「イエスの復活は中間的復活」と再建主義者 フェイス

「イエスの復活は中間的復活」と再建主義者

最近の富井氏の一連の記事は、彼の終末論を提示している。ちょっと分かりにくいが、AD70年に携挙も再臨もあったとし、現在は千年期、そして全世界が福音化されて後、二度目の再臨があるとする点は一貫している。また現在のわれわれの携挙とは肉体の死のことであり、死後ただちに霊の体を得ると言う。 紀元70年以前に…
AD70年に黙示録のどこまでが成就したのか?(追記あり) フェイス

AD70年に黙示録のどこまでが成就したのか?(追記あり)

いつもの再建主義の富井氏によると、黙示録の冒頭の「すぐにでも起きること」(Rev 1:1)について、このように解しているようだ― 黙示録のすべての個所が「すぐに」起こる? 「すぐに起こる」というところから私が言おうとしたのは、「黙示録のすべての記事が紀元70年に起こる」ということではありません。いく…
フェイスは<今・ここ>のサブスタンス&エビデンス フェイス

フェイスは<今・ここ>のサブスタンス&エビデンス

もっとも神のわざは天地創生以来、完成している。-Heb 4:3地上に住む者で、天地創造の時から屠られた小羊の命の書にその名が・・・Rev 13:8 この霊的リアリティーを<今・ここ>に現出させるパワーがフェイスである。それは「契約的であって、実際的ではない」のではない! なぜなら、 いま、フェイスと…
黙示録はAD60年代に成立と再建主義者 フェイス

黙示録はAD60年代に成立と再建主義者

>>ケネス・ジェントリー『Before Jerusalem Fell』について 黙示録の執筆年代を60年代とするか、90年代とするかで終末論の理解は大きく変わる。60年代とすれば、黙示録の預言が紀元70年の神殿崩壊、イスラエル滅亡に関するものであるとなり、90年代とすればそれはわれわれの…
再建主義者による批判はストローマンの手法である フェイス

再建主義者による批判はストローマンの手法である

終末論において後千年王国説以外に正しい教えは存在しない しかし、私にとって、前千年王国説と無千年王国説は「意図的な不忠実」に見える。1.前千年王国説前千年王国説は「再臨までの間、全世界が平和と正義に支配され、キリストが王として地上を統治する期間は到来しない」と考える。これは「地を従えよ」「すべての国…
日本は再興されたイスラエル国であると再建主義者 フェイス

日本は再興されたイスラエル国であると再建主義者

再興されたイスラエル国日本 旧約聖書の中心テーマの一つは「メシアの来臨と、イスラエルの再興」。復活したイエス・キリストに対して弟子たちは「今こそイスラエルを再興してくださるのですか」と尋ねた。するとイエスは「時がいつであるかは知る必要はない。その時は、御父が定めておられる」と答えられた。これは、弟子…
二重写しの予言か二回の携挙・再臨か? フェイス

二重写しの予言か二回の携挙・再臨か?

いわゆるプレ・ミレのディスペンセイション主義の立場ではマタイ24章やルカ21章の終末予言はAD70年のエルサレム陥落と来るべき終末の状況が重ねて記述されていると考えている。 対してポスト・ミレの再建主義者はそれらをAD70年に限定し、その代わりに二回の携挙・再臨を唱える。AD70年に一度目の携挙と再…
携挙はAD70年に起きたと再建主義者 フェイス

携挙はAD70年に起きたと再建主義者

ついに神の祝福を受けるために埴輪の恰好を実践している様子の富井氏。かれによると携挙は正しい教えだが、それは未来の事ではなく、AD70年に起きたことであると。(一度目の)再臨もAD70年にあったとするわけだが、どこをどう読むとそのような結論が出るのか?というより、再建主義の理論体系を維持するためにその…
再建主義者:日本は「完成したイスラエル」である2 フェイス

再建主義者:日本は「完成したイスラエル」である2

続きが出ているのでCLIPしておく。 日本は「完成したイスラエル」である2 「日本人がクリスチャンになることを願っている」というと、「私の周りを見ると、難しいと思います」という人が多いですが、全能の神様は、私たちの想像を遙かに超えることを行ってくださるでしょう。とくに、これまでキリスト教がはるか西洋…
「福音派はタルムードユダヤ人に騙されている」と再建主義者 フェイス

「福音派はタルムードユダヤ人に騙されている」と再建主義者

旧約聖書はすべてイエスにあって成就している。これが彼のドグマ。 旧約聖書にまだ成就されていない預言が存在するという教えは、イエスの否定です。イエスは「わたしは律法と預言者(つまり旧約聖書)を成就するために来た」といい、十字架上で「成就した」と宣言しました。エゼキエル書の神殿は、イエスの復活によって成…
再建主義者富井健氏の脳内マトリックスを理解する フェイス

再建主義者富井健氏の脳内マトリックスを理解する

かなり以前にディスカッションしたことがある富井健氏。これまで再建主義の旗手富井健氏をフォローしてきたが、これは論敵としてではなく、個人的にも関心を持つ人物だったからだ。現在のキリスト教の在り方に対するするどい批判などはきわめて共有できる。東京外語大を出て、英語、ロシア語に堪能、ソ連に勤務してその末路…
再建主義者の聖書と世界のドグマ的見方 フェイス

再建主義者の聖書と世界のドグマ的見方

このSDAの方のビデオはオモシロイ。いつもながらこの記事も実に面白い。 ローマ教皇は666ではない4 ダービーとスコフィールドはイルミナティから資金を得て、イエズス会のラクンザの唱えたディスペンセイション主義を流布し、その系列にラヘイとかリンゼイがいるとする。これは前からの主張通り。 今回、改めて主…
黙示録の成立時期はAD70前か後か? フェイス

黙示録の成立時期はAD70前か後か?

それはAD70年前か、後か・・・。後であれば再建主義は根底から崩壊する。再建主義富井氏のAD60年代説を彼の論の運び方に沿ってすでに論駁しているが、ここで面白い点がいくつかあるので、書き留めておく。 前説の根拠:富井氏の論以外にも- ヨハネはAD70年のタイタスによるエルサレム崩壊についてなんら言及…
再建主義は"プレ・ミレ"である-ダニエル預言をめぐって- フェイス

再建主義は"プレ・ミレ"である-ダニエル預言をめぐって-

いつもの再建主義の富井氏の論。ダニエル書の70週の預言はAD70年に成就したと。そのことを示すのが黙示録であると。 プレテリストの終末論しか聖書を正しく解釈できない プレテリストの解釈では、紀元70年に再臨があったと考える。 紀元70年の再臨の中心的意味 黙示録は、われわれにとって未来の出来事を記し…
再建主義の謎が一つ解けた フェイス

再建主義の謎が一つ解けた

いつもの再建主義の富井氏の論。 欺きに気づいてほしい 要するに、旧約が終わったので、イスラエルのエルサムが世界の中心でなく、クリスチャンの体が神殿であるゆえに、エクレシアが世界の中心。だから物理的神殿も不要。聖書の預言はすべてイエスの初臨により成就しているから、これから終末を迎えることはない。それは…
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