千年期

再建主義者富井健氏を偲ぶ フェイス

再建主義者富井健氏を偲ぶ

昨年、わが論敵だった再建主義の富井健氏がコロナに罹患、こう発言してそのまま逝かれた((極私的には彼とのやり取りを通していろいろ学ばさせてもらった。聖書という一冊の書物を読んで、真逆の解釈が生じる不可思議な現象も経験した。彼の生き方はそれなりリスペクトしていたことは付記しておく。))。ちょうど一年。 …
至福千年期において世界は日本を中心に回ると再建主義者 フェイス

至福千年期において世界は日本を中心に回ると再建主義者

いつもの再建主義者富井氏の論。AD70年にイエスが(一度目の)再臨をし、千年期に入った。旧約聖書のすべての預言も成就した以上、イスラエルも日本において再興した。そして- 至福千年期において世界は日本を中心に回る 江上波夫東大名誉教授によると、日本には初代教会の人々が2世紀に入っている。当時、初代教会…
「イエスの復活は中間的復活」と再建主義者 フェイス

「イエスの復活は中間的復活」と再建主義者

最近の富井氏の一連の記事は、彼の終末論を提示している。ちょっと分かりにくいが、AD70年に携挙も再臨もあったとし、現在は千年期、そして全世界が福音化されて後、二度目の再臨があるとする点は一貫している。また現在のわれわれの携挙とは肉体の死のことであり、死後ただちに霊の体を得ると言う。 紀元70年以前に…
AD70年に黙示録のどこまでが成就したのか?(追記あり) フェイス

AD70年に黙示録のどこまでが成就したのか?(追記あり)

いつもの再建主義の富井氏によると、黙示録の冒頭の「すぐにでも起きること」(Rev 1:1)について、このように解しているようだ― 黙示録のすべての個所が「すぐに」起こる? 「すぐに起こる」というところから私が言おうとしたのは、「黙示録のすべての記事が紀元70年に起こる」ということではありません。いく…
フェイスは<今・ここ>のサブスタンス&エビデンス フェイス

フェイスは<今・ここ>のサブスタンス&エビデンス

もっとも神のわざは天地創生以来、完成している。-Heb 4:3地上に住む者で、天地創造の時から屠られた小羊の命の書にその名が・・・Rev 13:8 この霊的リアリティーを<今・ここ>に現出させるパワーがフェイスである。それは「契約的であって、実際的ではない」のではない! なぜなら、 いま、フェイスと…
再建主義者の聖書と世界のドグマ的見方 フェイス

再建主義者の聖書と世界のドグマ的見方

このSDAの方のビデオはオモシロイ。いつもながらこの記事も実に面白い。 ローマ教皇は666ではない4 ダービーとスコフィールドはイルミナティから資金を得て、イエズス会のラクンザの唱えたディスペンセイション主義を流布し、その系列にラヘイとかリンゼイがいるとする。これは前からの主張通り。 今回、改めて主…
使徒行伝3章21節の「時」とは フェイス

使徒行伝3章21節の「時」とは

再建主義者らポスト・ミレ(千年期後に再臨)といわゆるディスペンセイション主義のプレ・ミレ(千年期前に再臨)を分ける聖句はいくつかあるが、その代表的なものがこの節である: このイエスは、神が聖なる預言者たちの口をとおして、昔から預言しておられた万物更新の時まで、天にとどめておかれねばならなかった。(口…
「本当の人生とは労働である」と再建主義者-まだモードとすでにモードの差- フェイス

「本当の人生とは労働である」と再建主義者-まだモードとすでにモードの差-

再建主義はカルバン神学を基礎として、ポスト・ミレに立っている。つまり現在はすでに千年期であり、御国の建設のために邁進すべしというスタンスである((この点において、再建主義者は天皇をトップにした統一された世界すなわち八紘一宇の建設(大東亜共栄圏)と親和性があるのだろう。))。サタンの手先であるメーソン…
「主よ、主よ」と呼ぶが拒絶される者とは?-マタイ7章21-23節の意味- フェイス

「主よ、主よ」と呼ぶが拒絶される者とは?-マタイ7章21-23節の意味-

わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多…
再建主義においては福島の放射能は無害である フェイス

再建主義においては福島の放射能は無害である

再建主義では千年期に反する社会自然事象はすべてイルミナティやメーソンの陰謀とせざるを得ないわけ。彼らを潰して、世界をモーセ律法で統治すること。これが彼らの「地を治めよ」の意味である。が、律法は罪人のために付加的に与えられたもの。YHWHの当初の目的ではないのだ。…
「第二の再臨が必要だ」と再建主義者 フェイス

「第二の再臨が必要だ」と再建主義者

再建主義の富井氏がさらに論を重ねている。どうも、私の記事を意識されている感があるのだが、気のせいだろうか。 世界の諸民族は現在法的に御国の民である2 この中でマタイ24章と28章の世の終わりは共にAD70であると繰り返しており、「まことに、あなたがたに告げます。ここに立っている人々の中には、人の子が…
現在は啓示録20章の世界と再建主義者 フェイス

現在は啓示録20章の世界と再建主義者

tomi 2019/06/02(日)20:44 フルプレテリストが回答できない疑問黙示録は19章までは紀元70年までに起きました。 20章からは千年王国が始まりますが、この千年王国はわれわれが生きている時代です。 21~22章は未来の出来事になります。 フルプレテリストは、黙示録全体がすで…
終わりが来る条件-マタイ24:14 フェイス

終わりが来る条件-マタイ24:14

再建主義(のパーシャル・プレテリスト)では現在既に千年期であるとし、全世界にモーセ律法による司法社会制度が確立し、地上が文字通りのイエスの支配により福音化された後(ポスト・ミレ)、イエスが二度目の再臨をされ((一度目の再臨はAD70年、旧約の神殿を破壊し、モーセ律法を超民族的なものにしたとする。再臨…
再建主義のポスト・ミレを論駁する フェイス

再建主義のポスト・ミレを論駁する

最近、再建主義の富井氏の論も理解できるようになってきたので、一度その主張の矛盾点を整理しておこう。 プリマス・ブレズレンのダービーによるディスペンセイション主義ではプレ・ミレ((富井氏はディスペンセイション主義は悪魔の教えであり、自分はその教えで人生を失ったと言われる。すべては主の再臨で虚しくなるの…
再建主義者の「われわれは法的復活体を持つ」を論駁する フェイス

再建主義者の「われわれは法的復活体を持つ」を論駁する

いつもの再建主義の富井氏の論。これを読むと彼のマトリックスが理解できる。つまり、クリスチャンは実質的に復活しているのではなく、法的に復活しており、この肉体もいぜんとして血肉であるが法的には復活体であると言うわけ((前から繰り返しているが、私は富井氏をリスペクトしている者である。ニッポンキリスト教に対…
「わたしはあなたをまったく知らない」と言われないために フェイス

「わたしはあなたをまったく知らない」と言われないために

この御言葉は今日の聖霊派における奇跡やしるし・不思議など、外なる現象を追い求める傾向に対する警鐘であろう。 わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。 その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主…
「現代は黙示録20章の世界」と再建主義者 フェイス

「現代は黙示録20章の世界」と再建主義者

いつも再建主義者富井氏の論。すでに千年期に入っている、と。ディスペンセイション主義者は洗脳されている! しかし、いつも思うが、同じ書物を読んでいて、これほどに差が出るのも聖書ならではである。私と富井氏のシェーマのまとめ。 tomi 2017/08/28(月) 20:42 現代のクリスチャンにかけられ…
「ディスペンセイション主義者は偽キリストを礼拝する」と再建主義者 フェイス

「ディスペンセイション主義者は偽キリストを礼拝する」と再建主義者

いつもの再建主義の富井氏の論。彼の論を復習すると- プレ・ミレ((千年期前に携挙と再臨が起きるとする立場。この他にア・ミレつまり千年期はそもそも存在しないとする立場もある。19世紀にウイリアム・ミラーによる「再臨待望運動」からはセブンスデイ・アドベンティストやエホバの証人も生じる結果を招いたが、それ…
「人の子の再臨は紀元70年に起きた」と再建主義者 フェイス

「人の子の再臨は紀元70年に起きた」と再建主義者

日本における再建主義の旗手富井健氏によると、AD70年にすでに人の子が力と輝かしい栄光を帯びて雲に乗って来たと言われる。歴史的事実としてその様を目撃した者はいないし、資料としても残っていないが、世の資料にあるなしは問題ではなく、聖書がそう語っているので信じるのだと。そして、その後千年至福期に入ってお…
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