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キーマンは小沢氏

今年は紅葉が早い感じがする。すでにけっこう色づいている。秋は秋で楽しみに満ちている。

で、ちょっと生臭い話を。小沢氏が金をせびりに来たヒラリーとの対談に難色を示したり、アメリカから自立をもくろむことに対して、田中角栄のニの前になりはしないかと、やや懸念を表明したが、副島氏と元外交官の天木氏の対談内容によると、そういった小沢氏のスタンスもアメリカによってapproveされているようだ。つまりある意味でお釈迦様の手の平の上でのことと言うわけ。よって小沢氏はアメリカに刺されることはないようだ。まあ、ある意味、これまでとは違った関係も期待できるわけではあるが・・・。

その理由は簡単。今後ジャブジャブの米ドルは暴落の運命は不可避、さらにプライム問題も顕在化し、中国が米国債の最大消化国となっている現在、アメリカの地位は相対的に落ちる。世界の動向は中国が握るわけだ。ニッポンは第二位であるにも関わらず、去勢されし国としてついに自立はできない。しかし、いずれにしろアメリカは必死にドル防衛とマネーの還流を図らざるを得ないわけ。アメリカはニッポンを泳がして、使えるうちはできるだけ使うのだ。ちなみにアメリカの対外債務はGDP14.5兆ドルに対して、その約10倍の120兆ドル。収入145万の家計で1,200万の借金。アメリカは国家自体がサブプライム国家なのだ。

しかし自分を防衛するために、手負いの鷲は何をしかけてくるか分からない不気味さを覚えている。アメリカに育てられた小沢氏もCIA辺りにすでにネタを握られているのだろう。だからあくまでも手の平の上で活動するだけかも知れない。「国民生活第一」ならぬ「米国利益第一」とならぬことを願うが。そこでフォーカスは亀井氏に移る。彼はどこまでやる気なのだろうか。またできるのか・・・。それにしても民主党の議員たちを見てると、ピッカピッカの小学校1年生。大丈夫かなぁ〜。

追記:今週の文春によると検察と小沢さんの水面下での駆け引きと攻防が始まっているようです。

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