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言と行の乖離

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面白いもので、民主党は地方分権を唱え、地方の自立を旗印にした・・・はずだったが、実際を見てみよ。マニフェストを盾に、天下りの鶴の一言で、ダム建築が取りやめになったり、地方空港が廃止されたり・・・。地方の疲弊化は加速する。「天下り人事」は廃止しても「天下り命令」はあり。世の中、ばかりでなく、ニッポンキリスト教においても、旗印(言)と現実(行)が乖離することは精神病理の法則。

真実を見抜くコツは、その人が常日頃何を強調しているか、見ていれば分かる。しばしばその強調点と、その人の真実は乖離(と言うか真逆)するのだ。たとえば「ホーリネス」を強調する有名牧師が覚せい剤を打って、ラブホテルから女性を放り出して、自分も裸で転げ落ちて死ぬとか・・・。また同じ流れの別の牧師はひき逃げしてしまうとか・・・。かくして正義を主張する人々はもっとも危険な者たちであると知るべきだ。彼らは結局民衆を苦しめる。世でも、教界でも・・・。けだし、罪の結果、人類は自らの基準でを知るようになったのだ。

追記:
(1)建設業従事者は550万人、公共事業削減で150万人が失業。林業などへの転職などを支援するため、3,000億円が必要とか。分かりますか、このムダなカネの流れ。<公共事業=悪>なるプロパガンダの結果です。

(2)成田の件も手法が同じ。地元完全無視。彼らの強気の根拠は、国民の支持だけ。官僚とはガチンコ。政治手腕はない。「○心と秋の空」とか言うが、国民の心も同じ。彼らは自分と自分の半径1メートルがすべてだから。私は民主党は自己崩壊するとかねてより言っているが、このペースだと思いのほか早いかもしれない。しかし、問題はその後、政権を担える人材がいるのか、という点。ニッポンの文化大革命ですから。

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