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今、炉心で起きていること

先の米専門家がよく分かる実験をしてくれている。これが現実なのだ。水素爆発が起きれば、この燃料棒のペレットや核反応生成核種がニッポン中に撒き散らされる。ニッポンはご臨終だ。他国にも被害は及ぶ。助かった人も妊娠出産は絶望的。それは悲劇を産むだけだ。長期的にも発ガンのリスクが付きまとう。

参考:近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!

すでにTVも忘れたのか、意識的に忘れようとしているか、やたらとハイテンションで盛り上げようとする不自然さの感じられるクダラナイお笑い系が戻ってきているが・・・・。

私は民主党が政権をとる前から、これはニッポン版「文化大革命」であり、小賢しい口先だけの紅衛兵が跋扈するようになり、ニッポンは機能不全に陥り、民主党も自己崩壊し、ニッポンも崩壊すると書いてきたが、ここまで至るとは・・・。アホな国民もそのアホな選択の結果を刈り取ったのだが、代価はあまりにも大きい・・・。
(ニッポンキリスト教は言わずもがな、もう誰にも自己崩壊、メルトダウンは止められない・・・が、小賢しい人間業が絶えるとき、それは神の業の開始でもあるのだ)


Nuclear engineer Arnie Gundersen demonstrates how Fukushima's fuel rods melted and shattered from Fairewinds Associates on Vimeo.

窒素注入、圧力上がらず…放射性物質が漏出 (読売新聞)

穴が開いているから水素爆発の危険性は低いと思いきや、窒素を入れれば入れるほど放射性物質は放出される。冷やすために水を入れれば入れるほど、汚染水がたまる。しかし共に入れざるを得ず。何というジレンマ!

追記:11日、またしてもM7.0。F1では再度電源が断たれ、50分間注水作業が停止と、これまた際どい事態だった。おそらく再臨界が起きていることは間違いないから、今後も上の最悪の事態は十分にあり得る。何か「意志」が感じられるほどだが、今年は「11」は要注意としておこう。そう、すべては偶然だって、偶然・・・。電車もあちこち止まっているようだが、私的にはとりあえず帰宅はできたわけで、とりあえず風呂・・・。で、震源はまたまた深さ10キロ!?

追記の追記:テレビタックルで民主党の原口議員が、「政治家が何人も泣くんですよ」と。「だれだ、菅さん?」と聞かれて「答えられないからつらい」と。前に心臓外科医がオペ室から飛び出してきて、患者の家族の前で「血が止まらない・・・どうしよう・・・」とわなないた事件を紹介したが、まことにホラーだ。しかもテレビのギャグにして、客もいっしょにゲラゲラしているほどに感性が麻痺しているわけで。国民と政治家は合わせ鏡、信徒様と牧師様も合わせ鏡、そしてニッポンとニッポンキリスト教はこれまた合わせ鏡。政治家や牧師をなじるのは、鏡を見てなじっているわけ。まことにこの国はいったん完全にポシャルべきだろうヨ(←井口博士調)。

「核のソナタ」:「死神」に取り憑かれた日本、今や歴史上最大の危機に瀕する!

・・・それにしてもこの人どうなっているわけ。法廷じゃないのだ。It is not drill, this is real!

ファイル 2006-1.jpg

追記:ついにレベル7。チェルノブイリと同じだが、あちらは1機、こちらは4機。最悪もあり得る。

Japan may re-grade crisis to same level as Chernobyl

Comment

zion

4.11もやはりありました。
5.11、6.11、7.11...気が抜けません。

  • 2011/04/11 20:33
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