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侵食されるニッポン

中国はすでに空母の建造を認めた。最近も沖縄沖を艦隊が通過して太平洋に入った。示威行動である。沖縄から米軍基地がなくなれば、沖縄は取られる。すでに彼らの頭の中の地図の国境線では沖縄は中国領土なのだ。

そして今回、ロシアがあえてこの時期に次のような行動を(イラン日本語放送の記事)。

ロシアが、世界初の水上原子力発電所を複数、建造し、日本近海に配備します。
アルジャジーラテレビによりますと、ロシアの専門家は、サンクトペテルブルクの港で、世界初の水上原子力発電所を建造する予定だということです。
専門家は、この水上原発8基を建設し、その費用は3億3600万ドルと見積もられています。
この原子炉は、2012年にロシア極東のカムチャッカで完成した後、日本近海に配備されるということです。
これらはそれぞれ、単独で、4万5000人分の電力消費をまかなうことができるということです。
さらに、海水から淡水を作ることもできます。
環境保護を訴える人々は、今も、この原子炉が環境にやさしいものであるという主張に納得していません。

わがニッポン、まさに風前の灯火。この国は分割統治されることも十分にあるだろう。

追記:外部からの侵食と同時に、内部の崩壊も進んでいる。生活保護受給者が200万人突破。働かなくてもとりあえず生きていけるとする若年層で増加している。「働かざる者食うべからず」と聖書も語るのだが・・・。「脳内空転内閣」の左翼集団民主党は明らかにニッポンを崩壊させるために組織された政党と言えるだろう、ここまで来ると・・・。

厚生労働省によると、平成11年度の被保護世帯のうち、20〜50代の稼働年齢層を中心にする世帯は約5万世帯だった。しかし、23年3月の時点では約24万世帯と、5倍近くに増加した。保護開始理由をみると、12年度に33・6%だった「働きによる収入の減少・喪失」が、21年度は47・2%と半数近くを占めるようになっている。

こちらのグラフは受給世帯数の推移。

ファイル 2252-1.jpg

次のグラフは一般世帯の消費額に対する生活保護受給額の比率。何と52.7%が保証されている。これでは働く方がバカを見るだろう。

ファイル 2252-2.jpg

私は前々からニッポンキリスト教は「花見酒の経済」だと言っているが、そのとおりにこのギョウカイは縮小均衡を目指す状態になっており、しかもその均衡点が見つからない。老舗の出版社などもすでに崩壊寸前にある。要するに泥沼状態だ。合わせ鏡のニッポン社会もいよいよデフレ均衡点がどんどん下がってしまう状況で、泥沼も泥沼。かくしてニッポンキリスト教、みんなで牧師先生になって、献金で食わしてもらう方がよいかも。同様にみんなで仕事などやめて、生保で食わしてもらう方が良いかもだ。なにしろ生保は医療費もただ、住居費も生活費とは別枠で出るわけで、こんなオイシイ話はないだろう。

この国もニッポンキリスト教も「弱者救済」や「人権擁護」などの美名の下、国民さまや信徒さまが自己責任を放棄し、政府や牧師もパンとサーカスで飼いならすだけ。これまでの蓄積資産を食い潰すモードに入った。どうもいずれ「ええじゃないか、ええじゃないか」モードに入る予感が強くなった次第。

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エシュコル

「働きたくない者は・・・」ですね。

  • 2011/06/21 09:18
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