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もろもろ・・・

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昨晩はTOKYO MTのROTIにてディナーを。アメリカン・ワイン・ハウスだ。黒ビール、サーモンのカルパッチーノ、ソーセージステーキ、トマトペンネ、赤ワイン、そしてオイスター。これが実に美味。デザートはレーズンラムアイスとエスプレッソ・シングル。甘さと苦みが絶妙のコラボ。しかし何故に神はカキを創造されたのだろうか、何故に食することが可能で、しかもおいしいのだろうか?食を追及することは、ある意味、神の創造と御心を追及することでもあるのだ(ツッコミが入りそう・・・)。許される限りはそれをさせていただくことにしよう。

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*  *  *

夏に卒論の学生と福島の放射能測定を行い、そのデータから長期的発がん率の推定を行った。今、レポートをまとめているのだが、正直に言って、かなり悲惨な数値が出ている。そして問題は、実は関東圏なのだ。例えば、発がん率が10%上昇したとしても(場所によって倍になる地域もある)、そもそもの人口が大きいため、福島よりもはるかにがん患者が出るわけ。問題は、すでにがん保険も入りにくくなっており、医療費の負担増と、下手をすると病院のキャパを超える可能性がある。つまり多数のがん難民が出るのだ!これがおそらく5年後位から顕在化する。漏出も船橋で5.8μSv/hの数値が出たが、これからが修羅場だ。

加えてその頃にはニッポンの人口は減少、高齢化、さらにニートやフリーター、生活保護受給者(現在203万人)などが増加し、社会保障システムは崩壊する可能性が高い。あらゆるパラメーターを考慮するにしたがって、ニッポンが終焉していることが明らかになるのだ。財政も100兆円規模に膨らんでいるが、税収はたったの35兆。個人資産1200兆円で賄うと言ってもすでに借金は1000兆円に達している。年に40兆国債を新規発行するとして、あと枠は5年分だ!それ以外にも借換債が200兆規模だ。

古の時代から国家が出現しては消えた。あのローマも滅んだ。その原因は「パンとサーカス」に象徴されている。今、私たちはすでに終わった歴史、すなわちデジャブを目撃しているのだ。はたして、あとどのくらいこの世代(ゲネア)に猶予が残されているのだろうか?これから目の前のモノは次々に崩壊していくだろう。最後に残るものは?究極的に自分を預けることができるものは?・・・世の人もついにその設問を回避することはできない時代となっている。

いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。-Matt 34:32-35

「これらのことをすべて見たら」-私たちは「これらのこと」をすでに目撃しつつあるのではないだろうか?

追記:OCCUPY TOKYOが実行されたようだ。99%のための社会を、と。愚かなものだ。

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先に書いた通り、バブル期に持てるものを嫉妬した持たざる大衆が、バブルを崩壊させ(もっともシカケがあって、それに乗せられたのだが・・・)、派遣を合法化して一時の気楽さに酔った挙句、現在の様だ。要するにつねに自分自身にツケを回していることに気が付かない。これが「フラット化の病理」だ。牧師は言うまでもなく、政治家から、官僚、教師、医師などの専門家を妬み、今やBlogだのTwitterだので、誰もが専門家を気取れる時代。これは民主党が政権を執る前に警告したが、「ニッポン版文化大革命」なのだ。ニッポン版紅衛兵たちがピーチクパーチクと、自己批判せよ、総括だ!と騒いでいるのだ。

『文藝春秋』の先月号に今後の世界的な政治経済の動きのシミュレーション小説があった。内容的にはここで私が主張してきていることとほぼ同じだ。ドルが崩壊、基軸通貨の立場から墜ち、一時的に円高のメリットを蒙るも、ニッポンは主権を失い、中国が尖閣に侵入、また日本国債を売却、国債は暴落し、金利が高騰。かくしてニッポンは崩壊するのだが、最後に民主主義の欺瞞性を指摘。要するに私的には民主主義=フラット化の病理なのだ。それは愚衆主義とも言える。

今回のこの動きはその末期症状の象徴と言えるだろう。国家や組織は20%のエリートに80%の大衆で成り立つもの。大いに格差を作る必要がある。逆に、パレートの法則を無視したフラット化の病理は、社会的エントロピーを最大化し、活力を喪失、国に向かって「食わせろ、保障しろ、何とかしろ」と叫ぶ愚かな大衆を生み出すだけなのだ。繰り返すが ニ ッ ポ ン は オ ワ ッ タ の だ。

明らかに私たちは今、歴史の大きな曲がり角を通過、しかし次が見えない時代に入っている。このままだとこの国は民主主義と共に滅びるだろう。が、もしかすると天皇主権制の復活がこの国を再生するかもしれない。それは三島由紀夫が訴えた日本の精神性の復活とも言えるのだが。

持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。-Matt 13:12

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kss

アーメン。慎んで神を畏れます。主はまことに神であります。御子の王国が来ますように。血に感謝します。

  • 2011/10/15 11:15
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zion

In Christ Jesus!!!!!!!!!!!!!!

  • 2011/10/15 11:22
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終末を近くに感じる者

アーメン!

  • 2011/10/15 13:45
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