Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚
- 2012/01/07 21:05
- Category: 映画
- Tag: Jazz CD
朝の走りが実に爽快だ。冷たい風に肌を刺されつつ、内側から温まる。帰ってきての熱いチャワーがまた最高。
で、午前はプールとサウナ。午後は映画。スピルバークの『リアル・スティール』。
2020年、ボクシングは、生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合などで生計を立てていた。ある日、かつての恋人が亡くなり、その息子・マックスがチャーリーの元にやって来る。部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、マックスはATOMという旧型ロボットを見つけ、家に持ち帰ってきた。マックスはATOMをチューンナップし、試合に出場する事を決意する。
どこかで見たぞ、と思っていたら、要するに『ロッキー』のロボットバージョンだ。ドラゴとの対決を彷彿とする。いや、『ロッキー・ザ・ファイナル』か。試合には負けるが、実質的な勝利を得る感動など。この手のモチーフを日本で作れば実にちんけなモノになるのだが、さすがスピルバーグだ。マジで感動する。ダメおやじ役をX-menのヒュー・ジャックマンが好演。ボディは相変わらずのマッチョ。今の閉塞した壊れ行くニッポンにあって、カタルシスを求める人にお薦め。
本日の一枚は、最近気に入っているオランダのJazzy singer, TRIJNTJE OOSTERHUIS(とても読めない)の"WE'VE ONLY JUST BEGUN"。艶やかにして伸びのある、しかしsmokyなヴォイスが魅力。2枚組で1,800円!前にも書いたが、私のfavoriteな女性ビルダーのCory Eversonに似ているのだ。
で、今年も許される限りはRoppongiやMotion Blueに出没する予定。またあすからセレブを再開しますので、そこんとこヨロシク!