Dr.Lukeの一言映画評
- 2012/06/09 19:00
- Category: 映画
- Tag: 日常
朝は雨で走れず、午前はプールとサウナ、午後は映画の巡航モード。作品は再誕のブッダ、エルカンターレこと大川隆法氏制作の『ファイナルジャッジメント』。
民主党がモデルと思われる平和ボケしたニッポンに、中国がモデルと思われる独裁国家オウランが侵攻、たちまちに占領される。その中から神の愛により宗教と思想を超えて人類の一致を説く救世主が出現するわけ・・・・。
一言、ヤバイ。状況セッティングから期待した内容は、空から金色に輝く羽がひらひらと舞う場面を見て、あれ!?と・・・。ニューエイジ的にして、八百屋の店先。昔、バン・ダムの実写版『ストリートファイター』を観たときのことを思い出した。そう、客層がヲタクばかり。でもあれはあくまでもフィクション。今回は明らかにあの信者たちだ。映画を楽しむというよりは、説法を聞いているという雰囲気。館を出て、ツレに「ヤバイ、ヤバイ」と思わず漏らしたら、他の客からギロッと睨まれた次第。いやあ、『幸福の科学』侮りがたし。ほとんど信者で全国展開しているわけだ*1。
追記:イエスの血と十字架の死と復活を外し塩気を失ったキリスト教などは容易に飲み込まれるだろう。
・・・というわけで、口直しに帰りの車で聴いたナンバーを・・・小林香織で。
*1:彼らが大川氏にMCされていると言うことは簡単だが、その本人が世の霊にMCされていることに気がついていない。聖書の啓示によらないものはすべてフェイクなのだから。
同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。-Gal 4:3
鳩
私も、ちょっと見たくなる映画でした。まぁ、M16は意図的ではないでしょうか。流石に67式を出したら、中国からクレーム入るでしょう、よくも軍事計画をばらしたな、と。
みことばを侮り、セルフを肯定する道は、一休禅師の「分け登るふもとの道は多けれど同じ高嶺の月を見るかな」なんでしょうね…。
建物たてたり、ベストセラー出したり、映画つくったり。宗教法人にちゃんと課税して、庶民の負担を軽くしていただきたいものですね。