Entry

トップ > 信仰 > 欺瞞の霊の蔓延

欺瞞の霊の蔓延

私は当初からオバマ、また民主党の危険性を指摘した。すでにオバマが数百のEOにサインし、マーシャルローの適用も射程に入ってきているアメリカ社会だが、今般オバマがいわゆる信仰の自由を制限し、犯罪を未然に防ぐ法案を考えているようだ。そう、トム・クルーズの『マイノリティ・レポート』の世界が実現する。

中でもクリスチャンに対する攻撃が強まっている。

わが国では韓国や中国とのゴタゴタの陰で、ついに「人権救済法案」なるものが提出されたようだ。この法案ににしろ、オバマの"Preventive Detention"にせよ、その中心にあるのはニンゲン。ニンゲンの、ニンゲンによる、ニンゲンのための社会を守るとの大義妙分の下、神の主権は人権と対立するものとして排斥される。時代は神に受け入れられた者と拒絶された者の相克の時代と言ってきているが、このような法律が成立するならば、かつてのソ連や東ヨーロッパの状況が展開し、監視社会、密告社会となるだろう。現在のニッポンキリスト教の狂気の入った告発者たちの実態を見れば、来たるべき監視社会がいかなるものとなるか、容易に想像がつくだろう。結局大衆は自らの首を絞めることになる。今回の民主党を選んだオツムのよろしい国民様は自分の生活が最後に回されていることにいつ気が付くのか。愚かなものだ。いずれNWO、そして666の登場へとつながる。

クリスチャン信仰にとって、今後、霊的次元においては神の主権に徹底的に服するか否か、これが本質的だ。物差しの原点をセルフに置く者たち、すなわち自分を「神」とする者たちは確実に背教に堕ちるであろう。社会的次元では、もちろん私たちは祈りによる神の介入を求めるが、しかし、なお、神の許しの中で反福音への流れが大きくなるであろうことは明らかである。まことに時代は終わりの時代なのだ。

終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。
・・・
いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たちです。また、こういう人々は、ちょうどヤンネとヤンブレがモーセに逆らったように、真理に逆らうのです。彼らは知性の腐った、信仰の失格者です。でも、彼らはもうこれ以上に進むことはできません。彼らの愚かさは、あのふたりのばあいのように、すべての人にはっきりわかるからです。-2Tim 3:1-9

これらの終わりの時代の兆候の原点は「自分を愛する」ことにある。セルフをすべての基準とし、セルフが、セルフのために、セルフによって何事かの達成を図ること。その最期は必ずセルフに栄光を帰することになる。キリストが、キリストのために、キリストによる場合は、私たちはセルフに栄光を帰することはできないのだ。よくセルフ教化したニッポンキリスト教で言われる「すべての栄光を神様にお返しいたします~」と言う宣言の臭さと欺瞞性は明らかであろう。今日の有様はすべて聖書の預言通り。これからもその日の近いことを覚えるのだ。

Access: /Yesterday: /Today: