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韓愈による人生の楽しみ方

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天空けて独り去けば道路無く
出入高下 煙霏を窮む
山紅いに澗碧く紛として爛漫
時に見る 松攊の皆な十囲なるを
流れに当たり赤足にして澗石を踏めば
水声激激として風は衣に生ず
人生此くの如くんば自ら楽しむ可し
豈に必ずしも侷促として人に鞿さ為んや
嗟哉 吾が党の二三子
安んぞ老いに至るまで更に帰らざるを得んや

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