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杜牧vs.Exile

DE:BENI Version...

多情は 卻って似る 總じて無情なるに
惟だ覺る 罇前に 笑ひを成さず
蝋燭 心(しん) 有りて 還(な)ほ別れを惜しみ
人に替はり 涙を垂れて 天明に到る

情が深すぎるのは、まるで情が無いかのよう
別れの酒を前にし、笑顔さえも作れない
蝋燭にも心があり、この別れを惜しんでくれているかのよう
わたしたちに代わって涙を流し、夜明けを待ってくれている

※杜牧が、835年、派遣先の揚州から長安に引き上げる際、情を交わした妓女との別れを詠った詩。彼女は若干十三歳あまり・・・。

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