白衣無心
- 2013/05/19 20:29
- Category: 漢詩
- Tag: 漢詩 一石
(七絶・平起式・平声下十二侵韻)
南より薫る風爽やかに 長林を遶(めぐ)る
嶺雪の連峰 遠岑(しん)を望む
雲路は迢迢(ちょうちょう)として 何處にか去らん
白衣は靉靉(あいあい)として 是無心なり
嶺雪の連峰 遠岑(しん)を望む
雲路は迢迢(ちょうちょう)として 何處にか去らん
白衣は靉靉(あいあい)として 是無心なり
遠岑=高く際立った山;迢迢=遠く広がる様;白衣=白い雲;靉靉=ゆったりと流れる様
わが家とSPAのバルコニーにて詠める・・・
(C)唐沢治