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人生、いたる処、青山と喜悦あり

朝の森の中、フィトンチッドや鳥の声でわが肉体の命(Bios)が活性化される。風がほとんどなくても空気は爽やか、竹林も清清として池の水面が鏡面の如し。また一首詠めそうだた。

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(七絶・平起式・下平声七陽韻:※推敲済)

早晨 淸爽として 竹風は涼し
晴林は明滅し 老樹は蒼し
池 玻璃の如くして 天 水に似たり
遊人 到る處 卽ち仙郷なり

・・・と、霊・魂・体、すべての面での健やかさを味わうことができるとは、なんというハッピー 私は肉体的病気もニッポンキリスト教に蔓延するビョウキも御免だ。わがボディは未だ30台とほとんど変わっていない。内臓も十分にメンテしているところ。特にいのちの宿る血液と血管の健康を保つことがもっとも重要。この夏は福島への調査旅行や大学院の集中講義もあり、ややタイトなのだが、再度富士山にチャレンジと願っている。

かくして人生、至る所に青山と悦びあり、だ。漢詩を自分で作るようになって、カメラを構える時とはまた違った自然との関わりを楽しめるようになっている。漢字と言う、もっとも身近にして、最も遠い文化。私は数式の美にも魅了されているが、あらためて漢字の深さに憑かれてしまった。そして今、視聴している作品がこれ。秦の始皇帝の物語、『大秦帝国』。

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まことに現在の中国には幻滅もするが、されど中國。ウォッチマン・ニーを生み出した国。その四千年の歴史の重みと深さはわが国の比ではない。漢字も六万字はあるようだし、漢詩も残されているだけで数万。かくして酌めども尽きない資産を味わうことができるのだ。ちなみに、これは公園内にある中国遼寧省人民政府から寄贈された『馬超龍雀』の青銅レプリカ。実物は1969年10月、中国北西部甘粛省武威県の北にある漢墓の中から出土したもので、今から千七百年前のもの。

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では、今日も-

アー・ユー・ハッピー?

追記1:電気屋さんが曹操の詩『夏門歩出行』を紹介されている。なかなか味わいがあるので、そちらもどうぞ。やはり、Dr.Lukeと曹操は似ているのかもしれないと独り言・・・。

追記2:詩篇104編が何気に同じセンスを覚えさせる。

わたしの魂よ、主をたたえよ。主よ、わたしの神よ、あなたは大いなる方。栄えと輝きをまとい、光を衣として身を被っておられる。
天を幕のように張り、天上の宮の梁を水の中にわたされた。
・・・
主は天上の宮から山々に水を注ぎ/御業の実りをもって地を満たされる。-Ps 104:1-13

Comment

坂井能大

はい(笑)<アー・ユー・ハッピー?

Luke

グッド!

  • 2013/07/03 08:15
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Luke

なるほど、面白いですね。しかし、神の御計画の中で、あえて日本だけが特別なのかなと?これが不思議な点です。

  • 2013/07/03 21:42
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