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Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚

朝のジョッギング、午前のプールとサウナ。午後は映画の巡航モード。しかし暑い。生きるだけで大変だが、しかし夏の輝きがうれしいのだ。映画は『終戦のエンペラー』。

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1945年8月30日、終戦直後の日本にマッカーサー元帥が上陸。マッカーサーは部下のボナー・フェラーズに、ある極秘調査を命じる。この戦争の真の意味での責任者は、いったい誰なのか?それは、日本文化を研究し、日本に対して格別な想いを抱くフェラーズにしか為し得ない“特命”だった。調査期限は10日間。日本を救いたいと願うフェラーズ、そんな彼とは対立するGHQの一派、日本の未来を守ろうと暗躍する人々…。すべてを失った日本の新たなる礎は、いかにして築かれたのか?果たして、戦後日本の運命を決定づけた〈衝撃の真実〉とは?

今頃なんでこんな作品をと思いつつ、楽しみにしていたが、内容は・・・だ。要するに期待していた「衝撃の真実」が既出なのだ。セットや時代考証などはさすがハリウッド。社会の動きとそれに翻弄される悲恋を重ねているのがちょっとミエミエか。素直過ぎると言うのが感想。あ、でも、もう観る必要はないとは言わないで欲しい。ご自分でご確認を、どうぞ。

ただ、蛇足的だが、天邪鬼のDr.Luke的に言えるのは、米英の帝国主義や原爆に対する反省を見せつつも、アメリカはやっぱり善意だったのだ、と思わされてしまう点が気になる。WGIPの一環として、TPPや、戦後70年を迎え憲法改正なども論議されるニッポンに対する牽制ともとれるのだが・・・。が、去勢を4回も受けたニッポンはもう自立は※で※き※な※い※

しかし、この天皇なる存在は不可思議なものだ。まことにユダヤの子孫であらせられるのだろうか?どうも単なる政治経済制度を超えた、霊的領域におけるサムシングとシンクロしているとは言えるように思う。今、天皇が消失したら、はたしてこの国はいかなる状況になるのだろうか?思考実験もできない点がますます不思議性を深めるのだ。加えて神道も、だ。

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アルゼンチン出身のKaren SOUZA、"HOTEL SOUZA"。Jazzのオリジナルとスタンダードを独自のアレンジでこなしている。けっこうDeepでSmokyなVoiceがイケル。一部ではDiana Krallを超えたとも言われている。Visualは文句ないが、今後次第では私もハマろう。

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