Entry

トップ > 書籍 > 面白い雑誌発見

面白い雑誌発見

ファイル 638-1.jpg電車の吊広告で見つけ、早速購入。月刊『Will』。元『週刊文春』編集長にして、「ナチのガス室はなかった」とする記事を掲載したがために、ユダヤ人権団体の逆鱗に触れて廃刊となった『マルコポーロ』編集長だった花田紀凱氏が編集長だとか。問題の田母神論文も本人の独占手記も、さらに支援者たち、京大教授中西輝政氏、上智大学名誉教授渡辺昇一氏、民主党の西村眞悟氏、「新しい歴史教科書を作る会」の西尾幹二氏、と言った面々が執筆している。田母神氏論文を「ぞっとする」と揶揄した朝日新聞の方が北朝鮮的でぞっとすると批判する中西氏・・・。それぞれの論客の主張にけっこう同意しているDr.Lukeを見出すことができた。

田母神氏も前にここでも紹介したアメリカによるニッポンのMC策"War Guilt Infomartion Program"について触れていたのが興味深かった。加藤周一氏の指摘どおり、実にわが国民は羊のごとくナイーブ(注)なのだ。アメリカからの自立、果たしてなし得るか。精神病理的に診ると、すでに3度も去勢されたニッポンには到底無理である、と結論せざるを得ないのだが。もし精神性を捨てても、なお経済的に生きたいのであれば、アメリッポンとなっているしか手はないであろう。

【注】naive
-[形]

1 (特に若いために)世間知らずの; 単純[素朴]な; 純真[うぶ]な; だまされやすい.
2 【P】 〔+of+【(代)名】 (+to do) / +to do〕〈…するとは〉〔人は〕単純で; 〈…するとは〉〈人は〉純真で
It's naive of you [you’re naive] to trust everyone. だれでも信用するとは君もうぶだ.
Ⅱ (特定の分野に)未経験な; 先入的知識のない.

1 〈考えなど〉単純な, 甘い, 素朴な.
2 〔美〕 素朴な, 原始的な.

Access: /Yesterday: /Today: