本日の一冊と一枚
- 2013/05/04 18:44
- Category: 書籍
- Tag: CD 漢詩
オドロキのユニット、RHYE（ライ）の"WOMAN"。LAで活躍するインディーズ・デュオで、SADEの再来と評されている。ところが、歌っているのは"彼"らなのだ。
Anfang 2012 machte der Name Rhye erstmals die Runde -- und mit diesem Namen ein vollkommen einzigartiger, packender Sound: perfekt produzierter, unglaublich gefühlvoller und sinnlicher Pop, getragen von einer schwer zu definierenden Ästhetik, in der absolute Körperlichkeit und Leidenschaft auf eine ganz sanfte und dabei doch unbedingt unter die Haut gehende Stimme trifft. Nun stehen sie mit ihrem Debütalbum in den Startlöchern: "Woman", das erste Album von Rhye.
そして「一冊」は『唐詩概説』。
杜甫、李白、王維、韓愈、白居易など、きら星のごとき大詩人を輩出した唐代。「国破れて山河在り」といった名詩から通常見過ごされがちな詩人の佳作まで、唐詩の流れと形式そしてその魅力を平明かつ気品ある文章で語る。韻目表、助字一覧など漢詩鑑賞に必要な情報も網羅。戦後の中国文学研究を方向づけた碩学による唐詩入門の決定版。
漢字、古くて新しい経験、そしてなんとも新鮮な再発見ではある・・・・。
■追記：ちなみに私の漢文との出会いは高校の漢文。けっこう好きで、できた。東大の理系は数学や理科は力が拮抗しているので、国語と英語で決まるのだ。私は共に好きだった。中でも中島敦の『山月記』。この台詞にしびれたものだ。
己の珠に非ざることを惧れるが故に、敢て刻苦して磨こうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々として瓦に伍することも潔しとせず。
