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トップ > 2013年05月14日

大脳の生み出す世界-文字とイメージ

漢詩は昨日のような感情を詠い、こちらの感情に共鳴するものもあれば*1、文字ではあっても一服の絵が脳裏に構成されるものもある。仮に意味が分からない場合でも、漢字そのものの形を楽しむことができるのも不思議なものだ。私たちの大脳は、言語は左脳、イメージは右脳が担当しているが、漢詩に触れる時、左で理解しつつその世界に入り込むとき、右脳がフワーッと解放される快感を覚えるのだ。「見える」体験、「感じる」体験だ。詩人と同じ何かを共有し、味わうのだ。

ファイル 3611-2.jpg

前にも紹介したが、脳科学者のジル・ボルト・テイラー女史の著書『奇跡の脳』によると、彼女が脳出血で左脳がやられた時、すばらしい恍惚体験をしているのだ。私たちはしばしば、言語や論理によって自分を自分で拘束する。しかしその拘束が解けた時、私たちはエクスタシーを味わうことができる。世界がまったく違って見えるようになるのだ。あらゆる対象が新鮮で、美しく、歓喜を生む:

脳卒中により、わたしは内なる自分を見出しました。ほんの少し、考え方や感じ方を変えるだけで、深い心の安らぎが得られることに気づいたのです。・・・あわただしい人生の、当たり前の混乱の中にあっても、心の喜びに触れることができると言う意味なのです。
 大脳半球の両方が一緒に機能して、瞬間ごとに「現実」と言う知覚を生み出します。わたしたちはしょっちゅう右脳マインドを使っているわけです。「現在の瞬間」の回路につながったときにからだをよぎる、微妙な感覚(そして生理機能)に気づくことさえできれば、その回路を自由自在に操ることができます。「今」、「ここ」しかない、安らかな右脳マインドの意識と人格を思い起こすさまざまな方法を、あなたにも教えてあげたい。-『奇跡の脳』

私もつねに大脳をアイドリング状態に置いているので、普通の人よりはこの右脳によるエクスタシー体験を味わっていると思う。私は「気持ちのイイことしかしない」の意味はここにある。漢詩に触れる時、どうもこの言語とイメージがきわめてバランスよく大脳の中に展開する。彼女の言う「その回路」を操ること、これが何とも言えない快感を生むのだ。

漢字-古くて新しい、何とも奥が深いものだ。一体誰が、いつ、どうやって考え出したのだろうか、と改めて・・・。彼らの方がわれわれよりもはるかに豊かな感受性と感動の世界に住んでいたのだろうと思う。そう、彼らはこの質問に大胆に「イエス」と答えたであろう:

アー・ユー・ハッピー?

ファイル 3611-1.jpg

獨り憐れむ 幽草の澗邊に生ずるを
上には黄鸝の深樹に鳴く有り
春潮 雨を帯びて晩來急に
野渡 人無なく 舟は自ずと横たわる

*1:しかし、蝋燭に仮託して、決して露骨には表現しない。それは幼稚なのだ。

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