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歴史の点と点を紡ぐ線

またも金曜日。いつもどおりまったりと過ごしている、一番好きな時間帯だ。ケネディについては本日の講義でも少し話してしまった。謎は深まる一方だが、確かに言えることは、9.11事件なども含めて、国家がヤラセをしかけたら、誰にもそれを暴くことはできないということだ。2039年にはすべての情報が公開されるようだが、世界がこのまま継続しても、私もぎりぎり生きているかどうか。

一般に真実の在り処と社会的・法的認定事実は異なるものだ。この意味で歴史的個々の事象を羅列する文科省認定教科書の「歴史」は、実は、歴史ではない。あくまでもそれは時系列上の点の集合体の順列であって、点と点を結ぶ線が欠落している。この線をどのような立場から観るか、例えば、世界を動かす闇の組織があって、時系列上の個々の事象は彼らのシカケによる連鎖反応とするば、いわゆる陰謀論の系譜となる。いや、時系列上の点と点は単なる偶然的な並びであって、そのような一貫したメタ的な線は存在しないとする立場もある。

果たしてオズワルドにとってケネディの暗殺はいかなるメリットがあったのだろうか?メリットは彼の有している世界モデルにおける評価関数によって測定される。つまり世の中のケネディという存在が、彼の内的な世界モデルにおいては不都合な存在と評価されたゆえに、彼は暗殺を試みたことになるのだ。これがウォーレン委員会のあの事象の解釈だ。つまり時系列上の個々の点の順列、あるいはその因果関係とは独立して、突発的かつ外乱要因的にオズワルドがケネディを抹殺しただけとなる。すなわち社会から孤立したオズワルド特有の価値判断によることになる。これで事件は一件落着。これは9.11でも言える。アルカイダが外乱要因的にアメリカの時系列に割り込んだ結果に過ぎないのだ。これが政府報告書の解釈。

どうもアメリカ政府の態度としてはこのような一回性かつ突発的かつ外乱要因的な立場をとる習性があるようだ。そしてその証明のためにいろいろと証拠を提出するのだが、これがなんとも不自然というか、インチキ臭いのだ。例の魔法の弾丸でも、二人の人間をくねくねした弾道で打ち抜いたにもかかわらず、ほぼ無傷のままでタンカから発見された。9.11でも犯人とされたアタのパスポートが、あのビル崩落現場でほぼ無傷のままで発見された。いずれもあり得ないことがあってしまうのだ、アメリカにおいては。あの3つのビルも自然落下とほぼ同じ速度で崩落した。あの事象を説明し得るのは制御倒壊だけ。政府報告書では、物理の常識から見て、あり得ないことがあってしまうのだ。

では、もし陰謀論的なメタ視線をもって点と点を結ぶとどうなるか。誰かが何かの利益のためにケネディを抹殺した。それは誰、その利益とは?同時のアメリカの状況を考えるとベトナム戦争が泥沼化する状況。それはある種の人々にとっては利益になる。軍産複合体と言われる存在である。この存在がベトナム戦争を終結させようとしていたケネディに対して、黒子としてあの一連の点の並びを演出していたするのが、オリバー・ストーンだ。当時の地方検事ギャリソンは当初よりオズワルド単独説はおかしいとして、この影の存在に立ち向かった。しかし彼の社会的信用は落とされ、ある意味で社会的には葬られた。また数十人と言われる証人たちも次々と姿を消された。このような目に見える現象から、ウラに何かあると感じるのはごく普通のことだろう。かくしてケネディが敵対していた相手とは誰なのか、ケネディの死により誰がメリットを得たか、という評価関数を用いるとある程度の推理が可能となるのだ。

50年を超えて、アメリカという国家の本質が明らかにされつつある。世界の警察、自由と平等の砦、ピューリタン的信仰の牙城、文明と富と力のパワーポイントとされてきたアメリカ。しかし、どうもこの国も神の経綸における役割の終わりに近づいているように感じられる。世界のヘゲモニーは中東におけるロシアとイラン、さらに中国に移りつつある。オバマが666かどうか、これは今のところ判断できないが、前から繰り返し書いているように、終末の世界情勢の舞台と役者を備えてしまったことは間違いないようだ。再建主義ではいわゆる終末予言はAD70年に成就したとする。それは黙示録がAD60年代、すなわちネロの時代に書かれたとする前提に立つ。が、これについてはすでに論証しているとおり、黙示録の成立はAD90年代。ゆえにAD70年のエルサレム陥落を予言したものではないのだ。同じ聖書を読んでいてパラダイムがこれだけ異なる。よって時系列的事象の解釈も評価関数もまったく異なる。不思議なものである。

人は自分が採用した世界モデルとそれに基づく評価関数によって、情報を解釈し、行動を起こす。この積み重ねが人生を作るのだ。ゆえにいかなる世界モデル、あるいはパラダイムを持ち、いかなる基準で物事を判断するのか、これがすべてとなるのだ。この点で、私はディスペンセイションの立場をとるプレミレの世界観を持っているが、しかしなお、留保をしている部分も残している。御霊が働きかけて下さる余地をあらゆる領域において常に確保しておくべきなのだ。

心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。-Prov 3:5-6

クリスチャンと称する人々がまったく矛盾する神学や聖書解釈を持ちつつ現在こうして共に生きていること自体が、今の経綸の性質を証明している。つまり、人間の自由意志による選択権を担保するために、神の裁き、あるいは神の直接介入が留保されているのだ。ゆえに神は悪人にも善人にも太陽の光や慈雨を下さる。何ゆえに依然として悪が世にあるのか。キリストが天地のすべての権威を得られ、神が統治されているのではないのか。このような叫びが常に聞こえる時代なのだ。再建主義では私たちの伝道により、このような不法をすべて排除することを企図する。これを御国の建設と称し、現在はすでに千年期であるとする。しかし私たちはこの物理的成就は次の経綸であるとする。これが来るべき千年期だ。ポイントは私たちの体はまだ贖われていないこと。肉は御国を継ぐことはないのだ。果たしてどちらのパラダイムが神のものであるのか・・・・。

私たちはあらゆる事象において神の主権を認めている。つまり点と点を結ぶ線には神の意図が関わっていると信じている。ケネディ暗殺でも、9.11でも。再建主義者が言うような敗北主義ではない。むしろあらゆる悪において神が主権者であると認め、その悪をもご自身の経綸の成就へと用いられる方であると告白する。God Knows, God is Controling, and God is Doing. このゆえにあらゆる悲劇と邪悪においてさえも希望を持ちえるのだ。

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来るべき冬眠中にローマ史を読みたいと思っているが、これまでにいくつもトライしてきたが、やはり塩野七生氏が面白い。彼女は、歴史とは人間であるとして、人間を描くことにより、歴史の点と点と紡ぐことができる言われる。取り急ぎ、今、読んでいるのが『ローマから日本が見える』。彼女のローマに対する個人的思い入れが強いことが分かり、ゆえにバイアスもあるだろうが、やはり面白い。人間の匂いがするからだろう。あるいは体温と心臓の鼓動を共有することができると言うべきか。高校時代は歴史は赤点すれすれだったこの私も、歳を経て、人間が少し見えるようになってきたからだろうか、歴史が実に面白い。この3月は『三国志』だったが、年明けがかなり楽しみではある。

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