マイ胃袋内部
- 2010/07/27 18:09
- Category: 科学
- Tag: 医学
本日は先にピロリ菌除菌をした結果の検査。呼気で検査する方法もあるが、この際いっそのこと胃カメラで診てもらおうと言うわけで、結果は下のとおり(拡大するのは自己責任でよろしく!)。やはり萎縮性胃炎と表層性胃炎の所見。胃角部の粘膜形状が不整と言うことで組織を採って病理検査に。まあ、発赤はアスピリン服用の可能性もあり、重大な病変はないようだ。数年前に自分の大腸内を観たが、皆さん、自分の内臓を観るのも一興ですよ。
胃食道接合部の○の部分がやや潰瘍っぽいかなとも思えるのですが・・・。Dr.Kさん、Dr.Skyさん、外科医さん、いかがでしょうか?
追記:わが青春時代のシンボル桑田佳祐がなんと初期段階の食道がんを公表。全国ツアーは中止とか・・・!やれやれ、人事ではありません。
追記の追記:私のはどうもGERD(逆流性食道炎)の可能性が高いかもです。GRADE A程度?
MK
除菌したんですよね。
その割りには、光沢がなく、あまりきれいな粘膜とは言えない、・・・いや失礼。
ご指摘の個所はECJより口側ですから食道下部です。
除菌後の合併症として、約10%の患者さんに逆流性食道炎や食道潰瘍の発症を見ます。
病変部は、円形の潰瘍性病変のようにも見えますが、この形状で食道潰瘍であることはまれであると思います。
胸やけや食道つかえ感などの症状はあるでしょうか。