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日米株価底なしの恐怖

何だか底なしの状況を呈してきました。ダウは60ドル下げ、日経平均は535円安。投資家心理はややパニくり的?zionさんも書かれていますが、福田氏の何とも当事者意識のない国会演説には・・・。ニッポンとアメリカの夫婦漫才ならぬ、夫婦株価下落。アメリカが16兆円だかの財政出動をするようですが、株価は失望しているようでし、ニッポンもガスの暫定税を無くしたら、2兆6千億の財投資金が吹っ飛ぶわけで、やはり経済収縮です。今やたらと公共投資抑制が叫ばれていますが、私はケインズ経済は生きていると思っていますので、これは逆効果。

ファイル 186-1.jpg国の借金を無くす方向は、ある程度の財政出動は必要で、この乗数効果でフローを膨らませ、同時に資産インフレでB/Sの左を膨らませつつ、個人消費を喚起し、信用創造によるバブル状態を作り出すこと。これでフローにもインフレが起きれば、B/Sの右の負債は相対的にどんどん小さくなります。鍵は先にも言いましたが、人の心を温めることです。ちなみにこれは大前健一氏も金をドンドン使えとその著『大前流心理経済学』で力説しているところであります。

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