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自滅するニッポンの構造

わがニッポンはアメリカによる<政治的去勢>、<軍事的去勢>、<経済的去勢>、そして今回は<倫理的去勢>を受け、自立できない国家と成り果てていることはすでに何度も繰り返している。過去にカレル・ヴァン・ウォルフレンの『日本/権力構造の謎』を紹介したが、残念ながら、ニッポンの病理は政治制度や社会システムによるのではない。精神病理の問題なのだ。この国は決して主権国家たり得ない。むしろアホなオツムのよろしい国民様と、正義のフリをする錦を振りかざすマスコミと、自分の腹にニッポンに仕える政治屋とが三面鏡の合わせ鏡で、自己免疫疾患的に互いを食い潰しているのだ。この国は、これも何度も指摘しているとおり、自壊する。それをまた合わせ鏡のように映しているのが、既に自滅しているニッポンキリスト教だ。

植草氏のブログでも紹介されていたが、小沢氏とウォルフレン氏の対談が行われた。加えていつもの井口博士のブログでUPされていたので、拝見したが、わがニッポンがいかに自滅するか、なるほどよく分かるものだった。つまり彼らは本質を見抜いていない!井口氏も指摘しているとおり、この国は見事にMCされているのだ。国の中に国がある。これはアメリカも同じ。二重構造だ。表向きは国民様が主権者だと思い込まされている。実質はMCされたアホな国民様を巧妙に誘導する者たちがいるのだ。最終的に誰が利を得ていると考えれば分かるのだが・・・。

まあ、別に誇るわけではないが、私がこの10年間繰り返し語っているとおりに、このニッポンもニッポンキリスト教もその終焉を迎えつつあることは否定できないと思うのだが・・・。

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