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ユダヤ人とは誰か

これはなかなか論争を呼ぶテーマ。聖書的に言えば、アブラハムの子孫であり、それはすなわち血統の問題となる。しかし現在のイスラエルでは、母親がユダヤ人ならば子供は自動的にユダヤ人、またユダヤ教に改宗した人も立派なユアダ人である。かくしてユダヤ人とは血統なのか、宗教なのか。さらにケストラーの第13部族ハザールがアシュケナジーとして紛れんでいる説もあり、現イスラエル国は彼らによる陰謀的な計画の中で再建国されたものであって、神の業とは関係ないとする向きもある。

今回、アルバートアインシュタイン医大の遺伝医学の教授Harry Ostrerが出版した本"Legacy: A Genetic History of the Jewish People"によると、DNAの分析結果により、現ユダヤ人は血統的な要素が無視できないとしている。ユダヤ人に特異的な病気や形質はすでに指摘されていたが、遺伝子の観点からユダヤ人の血統性を示している。

Conjuring fear of Nazism and anti-Semitism, Jews recoil from the thought that Judaism might be a race, but medical geneticist Harry Ostrer insists the 'biological basis of Jewishness' cannot be ignored.
By Jon Entine

Get Haaretz on iPhone Get Haaretz on Android In his new book, “Legacy: A Genetic History of the Jewish People,” Harry Ostrer, a medical geneticist and professor at Albert Einstein College of Medicine in New York, claims that Jews are different, and the differences are not just skin deep. Jews exhibit, he writes, a distinctive genetic signature. Considering that the Nazis tried to exterminate Jews based on their supposed racial distinctiveness, such a conclusion might be a cause for concern. But Ostrer sees it as central to Jewish identity.

しかるに、終わりの日、神は奇跡的な方法により、世界に離散したユダとイスラエル(いわゆる失われた十部族)を集めてひとつとする。何かその胎動をこのニッポンでも感じるのだが・・・。そう、主の栄光は東の方から登るのだ。

彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはエフライムの手の中にあるヨセフの木、およびそれと結ばれたイスラエルの諸部族を取り、それをユダの木につないで一本の木とする。それらはわたしの手の中で一つとなる。・・・彼らに言え。神である主はこう仰せられる。見よ。わたしは、イスラエル人を、その行っていた諸国の民の間から連れ出し、彼らを四方から集め、彼らの地に連れて行く。わたしが彼らを、その地、イスラエルの山々で、一つの国とするとき、ひとりの王が彼ら全体の王となる。彼らはもはや二つの国とはならず、もはや決して二つの王国に分かれない。-Eze 37:19-22

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