Utility

Calendar

< 2024.4 >
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
- - - - - - -

WORLD CLOCK

COUNTER

    Access.....
    Yesterday......
    Today.............

KF_SITE

FOR MEMBERS

KF_PODCAST

YOUTUBE ARCHIVE

OUR WORSHIP

TWITTER UPDATE

INSTAGRAM UPDATE

PRAY FOR ISRAEL

KINGDOM FAITH(UK)

NEW LIFE CHURCH(UK)

QRcode

BIBLE SEARCH

Entry Search

Recent Entry

Recent Comment

未承認
2017/08/07 18:42 未承認
Re:聖書をキリスト教から解放せよ!
2015/04/22 09:49 菊千代
Re:「当たり前」が崩れる時代
2015/04/20 07:42 Luke
Re:出版への状況
2015/04/20 07:41 Luke
Re:出版への状況
2015/04/19 21:55 toshi

Recent Trackback

PJ 高橋清隆氏の記事が出ていました。
2008/06/25 20:45 AAA植草一秀氏を応援するブログAAA
負のレガシー
2008/06/18 16:03 リチャードの日記
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:21 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:12 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
産声を上げたKFC、、、、、
2008/05/05 12:10 thelongstreamingully

タグ一覧

Link

Entry

トップ > 日記

堪能、Stylistics

ファイル 4036-1.jpg

ファイル 4036-2.jpg

ファイル 4036-3.jpg

往年のStylistics、ファルセットの美しさ、世界のレベルはすごい。フロワー席で数mの距離で堪能。握手もできた。年齢を重ねるほどに円熟の味を醸す彼ら。ひとつの理想だ。小田和正の曲も披露。ニッポンのアーチストの曲が4曲入ってるカバーアルバムを買ってみたくなった。雨の六本木もなかなかグッドではあった。

さて、金曜日は今日でおしまい。今晩もひとつ・・・。

時は元禄十五年・・・

ファイル 4030-1.jpg

一言、早いものだ。今回のSalt氏のChapter29のテーマは「年齢」。まだ拝聴していないのだが、極私的には年を重ねることを楽しませてもらっているところである。いや、本当のことを言っうが、人生が年々味わい深く、楽しいものとされているのだ。いつも言っているが、生を慈しみまた愛でること。大石内蔵助が山科にこもった気持ちは実によく分かるのだ。そう、元禄15年の今日の早朝(正確には旧暦ではあるが)、彼らは討ち入りを果たした。その時点までに大石は世に未練はなかったと思う。十分に生を堪能し尽くしたから。かくして彼のもうひとつの辞世の句である。

ファイル 4030-2.jpg

地上を去る時、未練を残さずキレイに逝きたいものだと、年齢を重ねるとしみじみ思うところではある。で、本日はアレだ・・・。

光の饗宴

この季節は光の美しさが際立っている。一言、美しい。

ファイル 4028-1.jpg
ファイル 4028-2.jpg
ファイル 4028-3.jpg
ファイル 4028-4.jpg
ファイル 4028-5.jpg

カウントダウン・ツー・ホリデイズ

いよいよ後期も来週で終わる。金曜日の午後、いつもどおりまったりと、外は文字通りサンシャインだ。

驚きの一、猪瀬氏は逃げ道なしの状況だが、失脚してもこのニッポンでは処刑されることはないが、今回の北朝鮮、国防委員会の張成沢前副委員長が逮捕から数日で処刑された。しかも機関銃で。張氏は血縁はないが金正恩の叔父だ。かつては後見人だったとか。いや、背筋がゾッとする。とりあえずニッポンに生まれたことはありがたい。

驚きの二、女子中学生が自分の飛び降り自殺場面をスマフォで実況中継していたとか。このニュースを読み、講義でちょっと触れたところ、女子学生がそのビデオを観たとのこと。いや、考えただけで恐ろしい。これって、いったいなんなのだろう。親と世間に対する復讐?動機が不明だ。

驚きの三、東京芸術大学卒の美貌の才媛小学校教師が無修正のAVビデオに出演していたとか。同じ業界にあるSalt氏が記事にしているようだが、これも動機が不明。出演料は数万円らしいからオカネ目的ではないだろうし、一部の記事にあるように仕事のストレスによるならば、あえてAV出演などしなくてもいいだろうに。ホストクラブにでも行けばよい。この学歴と容姿と仕事がマスコミの好む条件を満たしていたことで、どうも警察側もあえて晒し首にした感がある。

かくのごとく、「驚き」が続く昨今。そう、普通に、何気ない、当たり前の、平々凡々な、ごく小市民的な生活を淡々と味わえることは、実に幸いなことなのだ。朝のジョッギング、スイミングに筋トレ、Jazz LiveにDisco、温泉と旅行、漢詩や作曲、書と陶芸・・・、こういったものをこよなく愛でるDr.Luke的には、最近の事件はちょっと刺激が強すぎる。ニッポンキリスト教もCTなどがギョウカイのお墨付きを得る状況となっており、アベルの霊が排斥される霊的潮流に入っている*1。前から言っているとおり、これも終末のひとつの兆候なのだ。君子危うきに近寄らず、とはまことに言えている。

さて、来週はいろいろ忙しい。仕事?・・・ではなく遊びだが・・・ Ok, everybody, HAVE A NICE WEEKEND!

追記:私は2008年にCT問題は今後のニッポンキリスト教の試金石になると書いた。そのとおり、このギョウカイはある方向に走り出してしまった。これは行くところまで行くことになるだろう。エクソダスした者は幸いだ。

*1:CTはアメリカでもChristian PostやNEWSWEEKの買収など、勢力を派手に伸ばしている。多分、老舗のクリスチャン新聞などは衰退するだろう。かくして今後は、否、すでにだが、ニッポンキリスト教の"公認"などを得ることは極めて危険になる。バビロン化が進み、最悪、獣の印を受けることになるだろう。すでに10年以上言い続けているが、現在はリバイバルではなく、サバイバルの時代だ。エクレシアは地下教会化する時期にきているのだ。

カエサル、かく語りき

このところローマに没頭している。今回は塩野七生氏のフィルターを通したローマを見ているが、三国志に勝るとも劣らぬダイナミクスと面白さがある。これはかなりのめり込みそうだ。中でも、やはり、共和制から帝政へとローマを導いたカエサル(Gaius Julius Caesar)の魅力が秀でている。塩野氏は彼なら愛人になってもよいと言われる程に、そのオトコ性に惚れているようだ。

カエサルはどう思うか知らん?笑
ちなみに彼は薄毛だったそうだが、実に女性にモテた。いや、確かに男も惚れるだろう。ここでも彼の言葉は何度も引いているが、改めて-

ファイル 4019-1.jpg

・何かを生み出す行動でなければ、行動とは言えない。

・学習より創造である。創造こそ生の本質なのだ。

・始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。

・人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。

・文章は、用いる言葉の選択で決まる。

・人は現実のすべてが見えるわけではなく、多くの人は見たいと思う現実しか見ない。

・人は、ほとんどいつも、望んでいることを信じようとする。

・競争が激しい場所で2位になるよりも、競争が激しくない場所で1位になるほうが良い。

・予測されるけれども目に見えない危険は、人の心を最もかき乱す。

・概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。

・自分は自身の考えに忠実に生きたいと思う。それは、他人も同様だろう。だから、他人の生き方も認める。そうして、敵が私に再び刃を向けることになったとしても、それは仕方ない。そのように生きることが私の願いだから。

彼のとった政治の姿勢は寛容(クレメンシア)。敵を征服して自分にひれ伏させるのではなく、ローマ市民権を率先して与え、自立した存在として世界国家ローマに組み込んでしまう。自ら征服したガリア人からも元老院議員の出現を許したほど。ローマの城壁も廃止してしまうほど。終身独裁官になると自分の護衛団を解散。街の中をほとんど丸腰で歩いた。かくしてカエサルの意思に反して、彼が王になることを意図していると邪推したブルータス以下14名の元元老院議員により刺殺される。かくしてルビコン川を国賊の汚名を受けることを覚悟して渡る時や暗殺時のセリフ、またクレオパトラとのロマンスなどはよく知られているとおりだ。彼のこれらの言葉を読むと、彼は人間を熟知していた。むしろ知り過ぎていたので裏切られたのだ。彼は自分についてこう告白している:

わたしは王ではない。カエサルである。

しかし自分の欲で目が曇った者たちには、彼が脅威と映ったのだ。あたかも自分たちを頭から飲み込む大蛇のごときに。かくして妹の孫のオクタビアヌスが後継者として、彼は巧妙かつ合法的に皇帝の立場と権力を確立する。この手腕も見事であり、ヒトラーも彼から学んだのではないかと思われる。

この栄光のローマは、しかしながら、神との関係ではあまりよろしくない役割と評価を得ている。

第四の国は鉄のように強い。鉄はすべてを打ち砕きますが、あらゆるものを破壊する鉄のように、この国は破壊を重ねます。足と足指は一部が陶工の用いる陶土、一部が鉄であるのを御覧になりましたが、そのようにこの国は分裂しています。鉄が柔らかい陶土と混じっているのを御覧になったように、この国には鉄の強さもあります。足指は一部が鉄、一部が陶土です。すなわち、この国には強い部分もあれば、もろい部分もあるのです。また、鉄が柔らかい陶土と混じり合っているのを御覧になったように、人々は婚姻によって混じり合います。しかし、鉄が陶土と溶け合うことがないように、ひとつになることはありません。

この王たちの時代に、天の神は一つの国を興されます。この国は永遠に滅びることなく、その主権は他の民の手に渡ることなく、すべての国を打ち滅ぼし、永遠に続きます。山から人手によらず切り出された石が、鉄、青銅、陶土、銀、金を打つのを御覧になりましたが、それによって、偉大な神は引き続き起こることを王様にお知らせになったのです。この夢は確かであり、解釈もまちがいございません。・・・

第四の獣は地上に興る第四の国/これはすべての国に異なり/全地を食らい尽くし、踏みにじり、打ち砕く。十の角はこの国に立つ十人の王/そのあとにもう一人の王が立つ。彼は十人の王と異なり、三人の王を倒す。彼はいと高き方に敵対して語り/いと高き方の聖者らを悩ます。彼は時と法を変えようとたくらむ。聖者らは彼の手に渡され/一時期、二時期、半時期がたつ。やがて裁きの座が開かれ/彼はその権威を奪われ/滅ぼされ、絶やされて終わる。天下の全王国の王権、権威、支配の力は/いと高き方の聖なる民に与えられ/その国はとこしえに続き/支配者はすべて、彼らに仕え、彼らに従う。-Dan 2:40-45;7:23-27

神が興される国と人手によらず切り出された石。それは永遠の国。もちろん・・・。その前に、私たちはこのローマ帝国の再興を目撃しようとしているのだ。荒らす憎むべき者"666"と共に。

時節柄・・・・

ファイル 4010-1.jpg

ピッシっとしまった空気が肌に鋭く刺す感覚がイイ。この時期の空気は身も心も引き締めてくれる。筋肉もきわめて気持ちのイイ痛みを発している。ついに師走、この七日は大雪。そして旧暦14日は忠臣蔵の討ち入りの日(15日の未明だが)。今も14日がその日となる。大石内蔵助については旧ブログでもこちらでも何度も書いているが、私のリスペクトする人物のひとりだ。中でも大石はかなり入れ込みが強い。その大石の辞世の句。

ファイル 4010-2.jpg

「昼行灯」と揶揄され、遊人で女にモテた。が、一旦事があると・・・のパターンは男の理想だ。身長160cm弱、ごっつい顔でけっしてイケメンではなかったようだが、なぜか彼を囲む女性は多い。かくして熟男(うれだん)の魅力は顔ではないと分かる。泉岳寺は何度か訪れているが、また行ってみたくなった。そこには熱き男たちが眠っているのだ。すでにこの去勢された国家ニッポンでは男が男になり得ないのだが*1。三島的には、武士が体を鍛錬しても華々しい死に場所がない、のだ。ひたすらエネルギーの空転状態のわがニッポン。ニッポンキリスト教も社会も内向きになって互いの食い潰し合いに陥っている。このままだと着実にこの国は自己崩壊することだろう*2

*1:しかしオスにはなってしまうので、昨今の事件のような問題が起きるのだ。
*2:一応断っておくと、この国が消失するわけではない。ニッポンが日本足り得ない状態に至ることを懸念しているのだ。まあ、中国の特別自治区にされるよりは、米国の51番目の州にされる方がましだとは思うが・・・。ちなみにこんな星条旗があるそうだ。

ファイル 4010-3.jpg

悪霊によるマジック!?

昨日、GYMにてちょっとハードにワークアウトしたので、今朝はジョッギングはなしだ。今年は、残念ながら紅葉が美しくない。昨年以上に冴えない。さみしい限りだ。

さて、ちょっと見つけたこのクリップ。一部のマジシャンは悪霊の力を借りているとのことなのだが、果たして。確かにモーセと対決したエジプトのマジシャンもあちらの力を借りていた。また聖書にはこうもある:

にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。-Matt 24:24

マジシャンの目に注目してほしい!

極私的には騙されることを人生のひとつの楽しみとしているのだが・・・・。

PREMIUM LIFEへのABC

本日の学生向けスペシャル・レクチャーのPPTをUPしておこう(カチカチすると進ます)。

mind setが萎縮している最近の学生諸君のモチベーションをいかに高めるか。これはニッポンのデフレ脱却の処方箋でもある。鍵はここでも

R U ハッピー

ついでに、これも再掲-

現代に生きることの面白さと難しさ

ついにやってしまった。FBデビュー。個人情報をFBIやCIA、そのうち日本版NSAに抜かれるかもだが、しかし、面白い。友達リクエストNo.1がNちゃんだった。彼女とはもう13年くらいの付き合いだ。当時学生だった彼女とはけっこう深いお話をしたものだ。あの頃が懐かしいかも*1。小学校から中学まで9年間を過ごしたI君とかも。そして本学の私のファンの女子学生諸君。あ、青春時代を共に送ったXもだ*2。そしてお馴染みさんたちも。しかし、BlogにTwitterにLINEにFBとなると、ちょっと管理が大変なことになってきた。・・・さて、どう使い分けるか。このBlogはヨタ話、LINEはプライベート連絡用、TwitterはNEWSのクリップ用、FBは同窓会的か?面白い時代になったものだ。

*  *  *

また若い女性が刺殺された。先の三鷹事件と似ている。三鷹はFBで知り合ったらしいが、今回はどうなのか。相手はけっこうイケメン。これも共通している。今日、非正規雇用が38%に迫る時代、若者が着実に自分の人生を築き上げることができないのだ。一度規定路線から落ちると、復活が不可能*3。将来に対する夢や展望も持てない。すると目先の人間関係が自分のアイデンティティーと社会的所属感を担保する唯一の場となる。そこで自分が拒絶されると、自分が全否定されたように感じられるのだ。そしてすべてを破壊したくなる衝動の抑制が消失する。家族や係累など守るものや大切にするものもない。よって、愛(=自己愛の裏返し)が裏切られると、それが深い分憎しみが増幅され一挙に・・・となる。世界の見方が自分のみの物差しによることになり、自分と世界との関わりが歪む。自分がどう扱われるか、これがすべての基準となるのだ。つまりセルフの病理。これはニッポンキリスト教がセルフ教となっているのと同じ。ここでも合わせ鏡なのだ。

三島が言っている、人は自分のためにだけ生きられるほど強くない、と。そう、守るものが自分だけになると容易に自暴自棄になり得るのだ、人は。彼はこれを「生の倦怠」と呼び、自分のためにだけ生きるのは卑しいことだ、とも言う。かくして三島は天皇と自衛隊に裏切られ、自分の腹を切った。今回は自分を裏切った相手を刺した。ベクトルの向きは異なれど、そこにはある種同じ病理が働いていると思えるのは、果たして私だけであろうか。「生の倦怠」-きわめて現代的な、言い得て妙なる表現だ。

参考:最近の日本に思う(99年)

*1:いえ、別に怪しい関係ではないので、そこんとこヨロシク!
*2:決して深くは追求しないこと!
*3:私の知り合いはある大手のビール会社で7年間非正規でやっていたが、研究熱心とその成果が認められ正規になった。その時の倍率がすごい、90人中2人だったとか。ただ単純な機械的作業をしている限り、まず正規にはなれない。それだとディスポーザルにされる。自分に特異的なプレミア(付加価値)をつける必要があるのだ。

小雪の日に

11月22-23日は二十四節季の小雪。2013年は昨日。暦では冬に入っているが、極私的にはまだ秋。今年は紅葉を期待しているが、どうもあまりパッとしないようなのだ。それでも、なお、やはり、美しい。

ファイル 3992-1.jpg
ファイル 3992-2.jpg
ファイル 3992-3.jpg
ファイル 3992-4.jpg
ファイル 3992-5.jpg

最近、どうも漢詩が作れない。このところ卒論発表会やディスコでの打ち上げ、自分の論文作成などにかまけているうちに、漢詩の境涯から離れてしまったようなのだ。思うに、世事に没頭すると幽境から逸脱してしまうらしい。漢詩が詠める心持ち、これってある種貴重な心の状態なのだ。古の詩人が進士に登台しながら、官職をあえて辞したり、わざわざ閑職について、世から退き、塵外に漢詩を詠んだ理由が分かる。彼等は世の名声や地位や富よりも、漢詩の世界に遊ぶ心を選んだのだった。ま、現代的には社会的引き籠りなのだ。

小雪にちなんだ清の袁枚(えんばい)の一首。従弟の香亭(袁樹)から贈られたリスの高級毛皮の衣が老いた自分にピッタリで、温かく、三十年は大事にしようと詠ったもの。小雪の日にふたりの長年の心の交流の温かさが私たちの心をも暖かくする。

小雪の日、香亭弟の灰鼠裘を贈らる

雪珠 豆の如く 茅茨(ぼうし)を打つ
阿弟 裘(きゅう)を貽(おく)りて 此時に趁(したが)う
仙鼠(せんそ) 蒙茸(もうじょう)として 真に愛す可(べ)く
老身 長短 更に相宜(あいよろ)し
著来たりて 小(いさ)さか試みに 妻孥(さいど)に看(み)しめ
余温を分ち得て 手足知る
但だ願う 多情 晏相(あんしょう)の如く
一たび披(き)て 便(すなわ)ち卅年(さんじゅうねん)の期を作(な)さんと

歴史の点と点を紡ぐ線

またも金曜日。いつもどおりまったりと過ごしている、一番好きな時間帯だ。ケネディについては本日の講義でも少し話してしまった。謎は深まる一方だが、確かに言えることは、9.11事件なども含めて、国家がヤラセをしかけたら、誰にもそれを暴くことはできないということだ。2039年にはすべての情報が公開されるようだが、世界がこのまま継続しても、私もぎりぎり生きているかどうか。

一般に真実の在り処と社会的・法的認定事実は異なるものだ。この意味で歴史的個々の事象を羅列する文科省認定教科書の「歴史」は、実は、歴史ではない。あくまでもそれは時系列上の点の集合体の順列であって、点と点を結ぶ線が欠落している。この線をどのような立場から観るか、例えば、世界を動かす闇の組織があって、時系列上の個々の事象は彼らのシカケによる連鎖反応とするば、いわゆる陰謀論の系譜となる。いや、時系列上の点と点は単なる偶然的な並びであって、そのような一貫したメタ的な線は存在しないとする立場もある。

果たしてオズワルドにとってケネディの暗殺はいかなるメリットがあったのだろうか?メリットは彼の有している世界モデルにおける評価関数によって測定される。つまり世の中のケネディという存在が、彼の内的な世界モデルにおいては不都合な存在と評価されたゆえに、彼は暗殺を試みたことになるのだ。これがウォーレン委員会のあの事象の解釈だ。つまり時系列上の個々の点の順列、あるいはその因果関係とは独立して、突発的かつ外乱要因的にオズワルドがケネディを抹殺しただけとなる。すなわち社会から孤立したオズワルド特有の価値判断によることになる。これで事件は一件落着。これは9.11でも言える。アルカイダが外乱要因的にアメリカの時系列に割り込んだ結果に過ぎないのだ。これが政府報告書の解釈。

どうもアメリカ政府の態度としてはこのような一回性かつ突発的かつ外乱要因的な立場をとる習性があるようだ。そしてその証明のためにいろいろと証拠を提出するのだが、これがなんとも不自然というか、インチキ臭いのだ。例の魔法の弾丸でも、二人の人間をくねくねした弾道で打ち抜いたにもかかわらず、ほぼ無傷のままでタンカから発見された。9.11でも犯人とされたアタのパスポートが、あのビル崩落現場でほぼ無傷のままで発見された。いずれもあり得ないことがあってしまうのだ、アメリカにおいては。あの3つのビルも自然落下とほぼ同じ速度で崩落した。あの事象を説明し得るのは制御倒壊だけ。政府報告書では、物理の常識から見て、あり得ないことがあってしまうのだ。

では、もし陰謀論的なメタ視線をもって点と点を結ぶとどうなるか。誰かが何かの利益のためにケネディを抹殺した。それは誰、その利益とは?同時のアメリカの状況を考えるとベトナム戦争が泥沼化する状況。それはある種の人々にとっては利益になる。軍産複合体と言われる存在である。この存在がベトナム戦争を終結させようとしていたケネディに対して、黒子としてあの一連の点の並びを演出していたするのが、オリバー・ストーンだ。当時の地方検事ギャリソンは当初よりオズワルド単独説はおかしいとして、この影の存在に立ち向かった。しかし彼の社会的信用は落とされ、ある意味で社会的には葬られた。また数十人と言われる証人たちも次々と姿を消された。このような目に見える現象から、ウラに何かあると感じるのはごく普通のことだろう。かくしてケネディが敵対していた相手とは誰なのか、ケネディの死により誰がメリットを得たか、という評価関数を用いるとある程度の推理が可能となるのだ。

50年を超えて、アメリカという国家の本質が明らかにされつつある。世界の警察、自由と平等の砦、ピューリタン的信仰の牙城、文明と富と力のパワーポイントとされてきたアメリカ。しかし、どうもこの国も神の経綸における役割の終わりに近づいているように感じられる。世界のヘゲモニーは中東におけるロシアとイラン、さらに中国に移りつつある。オバマが666かどうか、これは今のところ判断できないが、前から繰り返し書いているように、終末の世界情勢の舞台と役者を備えてしまったことは間違いないようだ。再建主義ではいわゆる終末予言はAD70年に成就したとする。それは黙示録がAD60年代、すなわちネロの時代に書かれたとする前提に立つ。が、これについてはすでに論証しているとおり、黙示録の成立はAD90年代。ゆえにAD70年のエルサレム陥落を予言したものではないのだ。同じ聖書を読んでいてパラダイムがこれだけ異なる。よって時系列的事象の解釈も評価関数もまったく異なる。不思議なものである。

人は自分が採用した世界モデルとそれに基づく評価関数によって、情報を解釈し、行動を起こす。この積み重ねが人生を作るのだ。ゆえにいかなる世界モデル、あるいはパラダイムを持ち、いかなる基準で物事を判断するのか、これがすべてとなるのだ。この点で、私はディスペンセイションの立場をとるプレミレの世界観を持っているが、しかしなお、留保をしている部分も残している。御霊が働きかけて下さる余地をあらゆる領域において常に確保しておくべきなのだ。

心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。-Prov 3:5-6

クリスチャンと称する人々がまったく矛盾する神学や聖書解釈を持ちつつ現在こうして共に生きていること自体が、今の経綸の性質を証明している。つまり、人間の自由意志による選択権を担保するために、神の裁き、あるいは神の直接介入が留保されているのだ。ゆえに神は悪人にも善人にも太陽の光や慈雨を下さる。何ゆえに依然として悪が世にあるのか。キリストが天地のすべての権威を得られ、神が統治されているのではないのか。このような叫びが常に聞こえる時代なのだ。再建主義では私たちの伝道により、このような不法をすべて排除することを企図する。これを御国の建設と称し、現在はすでに千年期であるとする。しかし私たちはこの物理的成就は次の経綸であるとする。これが来るべき千年期だ。ポイントは私たちの体はまだ贖われていないこと。肉は御国を継ぐことはないのだ。果たしてどちらのパラダイムが神のものであるのか・・・・。

私たちはあらゆる事象において神の主権を認めている。つまり点と点を結ぶ線には神の意図が関わっていると信じている。ケネディ暗殺でも、9.11でも。再建主義者が言うような敗北主義ではない。むしろあらゆる悪において神が主権者であると認め、その悪をもご自身の経綸の成就へと用いられる方であると告白する。God Knows, God is Controling, and God is Doing. このゆえにあらゆる悲劇と邪悪においてさえも希望を持ちえるのだ。

ファイル 3991-1.jpg

来るべき冬眠中にローマ史を読みたいと思っているが、これまでにいくつもトライしてきたが、やはり塩野七生氏が面白い。彼女は、歴史とは人間であるとして、人間を描くことにより、歴史の点と点と紡ぐことができる言われる。取り急ぎ、今、読んでいるのが『ローマから日本が見える』。彼女のローマに対する個人的思い入れが強いことが分かり、ゆえにバイアスもあるだろうが、やはり面白い。人間の匂いがするからだろう。あるいは体温と心臓の鼓動を共有することができると言うべきか。高校時代は歴史は赤点すれすれだったこの私も、歳を経て、人間が少し見えるようになってきたからだろうか、歴史が実に面白い。この3月は『三国志』だったが、年明けがかなり楽しみではある。

Kennedy暗殺の真相

1963年11月22日、この事件は起きた。ここにも11絡みの数字が並ぶ。当時はオズワルドの単独犯説を採るウォーレン委員会の報告をそのまま信じたものだ。時を経て2001年9月11日、NYが"狙われ"た。誰に?ウサマ・ビン・ラディン?このあたりからアメリカがおかしいことが次々に露わにされている。私が前から言っている通り、要するに二重構造なのだ。表は自由と平等の国、裏はオカルトの国だ。サタンは教会の中にすら自分の座を設ける存在だ。

また、ペルガモにある教会の御使いに書き送れ。『鋭い、両刃の剣を持つ方がこう言われる。「わたしは、あなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの王座がある。-Rev 2:12-13

ペルガモとは結婚・結合の意味だ。要するにこの世との結婚、すなわち姦淫である。黙示録に啓示されている教会の歴史についてはこちらを参照して欲しい:

ピューリタンを系譜とする「理想的キリスト教国家」とされてきたアメリカ。その深層は、実はオカルト。同様に唯一の「普遍の(カトリック)教会」もオカルト。サタンはキリストの名があるところには必ず自分も侵入する。キリストの名に隠れて自らの闇の業をなすのだ。
続きを読む

Page

Access: /Yesterday: /Today: