Utility

Calendar

< 2024.4 >
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
- - - - - - -

WORLD CLOCK

COUNTER

    Access.....
    Yesterday......
    Today.............

KF_SITE

FOR MEMBERS

KF_PODCAST

YOUTUBE ARCHIVE

OUR WORSHIP

TWITTER UPDATE

INSTAGRAM UPDATE

PRAY FOR ISRAEL

KINGDOM FAITH(UK)

NEW LIFE CHURCH(UK)

QRcode

BIBLE SEARCH

Entry Search

Recent Entry

Recent Comment

未承認
2017/08/07 18:42 未承認
Re:聖書をキリスト教から解放せよ!
2015/04/22 09:49 菊千代
Re:「当たり前」が崩れる時代
2015/04/20 07:42 Luke
Re:出版への状況
2015/04/20 07:41 Luke
Re:出版への状況
2015/04/19 21:55 toshi

Recent Trackback

PJ 高橋清隆氏の記事が出ていました。
2008/06/25 20:45 AAA植草一秀氏を応援するブログAAA
負のレガシー
2008/06/18 16:03 リチャードの日記
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:21 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
キリスト者とインターネット
2008/06/18 09:12 キリスト教 プロテスタント 聖書 信仰
産声を上げたKFC、、、、、
2008/05/05 12:10 thelongstreamingully

タグ一覧

Link

Entry

トップ > 書籍

本日の一冊

ファイル 905-1.jpg山崎豊子の待望の大作『運命の人』(全4巻、文藝春秋)。ここでも前に紹介したが、佐藤内閣の頃、沖縄返還交渉において、土地の現状回復費用400万㌦を日本側が供出するも、表向きはアメリカが支出したことにするという秘密交渉をスクープした毎日新聞記者西山太吉氏をモデルとする作品。

西山氏はこの機密文書を社会党議員に漏洩。政府は国会で追求されることになる。が、政府側はその文書を入手する過程において、西山氏は外務省の女性事務官と肉体関係を持ち、彼女をして情報漏えいせしめたとして西山氏と事務官を告発、両氏は逮捕される。これにより形勢は逆転。毎日新聞は倫理的に世間からのバッシングを受け、ついに日米秘密交渉そのものの追求については世間の関心から消える。かくして毎日新聞自身も不買運動により、オイルショックの影響もあり、実質的に倒産。その後、先に紹介した創価学会と共産党の協力路線を支持し、『聖教新聞』の印刷を請負い、ようやく再建を果たす。ちなみにこの創共協調路線のお膳立てをしたのは、何を隠そうあの松本清張なのだ。
続きを読む

本日の一冊

ファイル 893-1.jpg本日は4冊ほど仕込んだのだが、そのうちの一冊が『黒い手帖-創価学会「日本占領計画」の全記録』。元公明党委員長矢野絢也氏による創価学会と公明党の闇の暴露。彼は議員となってからあらゆる事柄を黒皮の手帖に記録していた。しかしある事件を契機に創価学会と公明党を離脱。当初は別に暴露記事を物すつもりもなかったが、学会側の邪推(パラノイド)による圧力や機関紙における誹謗中傷を受け、裁判すら提起されて、時には生命の危険も覚える中で真実を語る決意を固める。彼は現役の頃はひたすらに池田会長に仕え、彼を守るために、種々の闇の工作に自身が従事していたのだ。

その詳細が記録された黒皮の手帖100冊が強奪される(この経緯はやや理解できないが・・・)。いやあ、造反者・反逆者に対する扱いはいずこも同じだ。対する個人が組織を告発することの危険性。これはローカルチャーチやクリスチャン・トゥデイを相手にする私もひしひしと感じる次第。それにしても怖いので、ここでは内容の詳細は書かないでおく。ぜひご自身で読んでいただきたい。

ひとつだけ言っておくとすれば、その会員世帯数は827万!すでに学会関係者はニッポンの行政・司法・立法、そして教育・企業・マスコミと各界に着実に侵入していることだ。池田氏の野望「合法的日本占領計画」を実現するために。まさにあの傑作漫画『20世紀少年』の世界。すでに自民党は公明党によって懐柔済み。事実は小説よりも奇なり。この奪われた黒皮の手帖が日の目を見る日は果たして来るのだろうか。それはニッポンの政治の暗部が露になる日でもある。松本清張の小説より面白い。

何度も言っているがニッポン・キリスト教とニッポン社会は合わせ鏡であり、フラクタル(無限相似)であり、共にその闇は深い。ヴィオロン氏の警鐘の意味も理解できるだろう。

追記:寿町のホームレスのおっちゃんたちのほとんどが創価学会経験者だ。ある人は青年部部長も。恭順の姿勢を見せている間は懇切面倒を見てくれて商売繁盛なのだが、いったん反旗を翻すとたちまち商売が傾くのだ。かくして流れ流れて・・・。では、キリスト教が日本を治めれば理想国家ができるか?アブソリュートリー・ノー!それこそ悪夢、ある意味創価学会よりも怖い世界になるでしょう。

本日の一冊

ファイル 887-1.jpg郷ひろみ著『NEXT-明日の僕がいちばん!』。1955年生まれの彼は現在53歳。私よりひとつ上だ。何とも輝ける50台の希望の星。バディもしっかり鍛えている。西城秀樹は脳梗塞で一挙に老け込んだ。顔の弛みが哀れだ。野口五郎は神経がブレークアウトしそうな感じで、やや病的な雰囲気。やはり郷ひろみが一番輝いている(←彼の鍛えられたバディが見られます)。

前にも紹介したが0-25は「学生期」、25-50は「家住期」、そしてわが50から75までは「林住記」。最後は75-100の「遊行期」。私も子供たちが自立し、家から解放された。ゆえに夜の六本木でも遊べるのだ。ファイル 887-2.jpgバディは郷ひろみに負けないと自負しているが、共に還暦を迎えるまで、日々磨き上げようではないか。やはりこういった事でもモデルがあると励みになる。(最近は写真よりもアブが目立ってきているのだ)

ちなみに私も学生から準芸能人的に見られており(ドブネズミ・ルックのヨレヨレの先生たちの中ではけっこう派手めな格好なのだ)、年は45、盛り盛りタイプで、けっこうリッチに見えるようなのだ。まあ、若い子たちに憧れを抱かれることは大変によろしいこと。彼らのイメージを大切にしてあげよう。かくしてわが永遠のライバル郷ひろみのバリバリの主張本。50台ですでに人生に疲れてヨレヨレのお父さんたちにお薦めする。

内容紹介は:

ファイル 887-3.jpg美しき50代「自分そして未来」大人の男の魅力が輝き始めるのが50代。

その50代を前代未聞の鮮やかさで駆け抜ける郷ひろみが語る、「50代の自分」のすべて。

二度の離婚を経、男として、シンガーとして自らを磨き続ける郷ひろみだからこその、豊富なエピソードとユニークな発想力で、未来に不安を持つ、とかく「めげやすい」な男たちと、大人の男性の魅力に気づいていない女性たちに贈る「夢と希望の書」。

・プロローグ
・第1章 永遠のエイジレス
・第2章 いつも心は前向き
・第3章 大人の男というものは
・第4章 大人の男の恋愛学
・第5章 成熟と新たな挑戦
・エピローグ 明日、「最高の郷ひろみ」であり続けるために

付録:こうしてみると半世紀を生きるとえらく差が出るものだ。画面上でカチカチやってください。








本日の一冊

ファイル 884-1.jpgやや専門書になりますが、『脳と心的世界-主観的経験のニューロサイエンスへの招待』(星和書店)。精神分析は元々は神経生理学者であったフロイトが、彼の意識の上では大脳生理学の根拠の上に臨床的観察から構築した理論体系だった。しかしある時点から思想となり、やや机上の空論的色彩も強まった。が、これは私自身の確信でもあるのだが、精神分析には必ず神経生理学的根拠がある。

本書でもほとんど同じ問題意識から、精神分析の諸々の概念の神経生理学的根拠を(まだ仮説だが)、興味深く提示している。「私」の意識とはどのようなニューロ回路によって発生するのだろう。著者は「私」の意識は、内臓意識と環境意識によって成り立つとしている。この二つの意識を結合させる意識を中核意識と呼び、これが「私」の精神過程の基礎であるとする。さらに情動や欲求などの問題、言語の考察、精神分析と神経生理学の将来像を提示する。

人間の存在にとって本質的な部分は、私が指摘しているとおり、大脳辺縁系にあるのだ。これを無視したウェスレー的「まったききよめ」とかカルヴァン的救済論(TULIP)がいかに人間疎外を生むか、そして人を狂気へともたらすか、人間性を忘れた神学の恐ろしさを知ることもできるだろう。不毛な神学論争をやめて本書を読むべきだろう。というわけで、私の講義でも大体同じような問題意識で進めているが、実に参考になる。関心のある方には強くお勧めする。

mixiコミュの「霊精神身体医学研究会」の参考書としても使えますね。

本日の一冊

ファイル 874-1.jpg曽我氏の正体』(新潮文庫)。あの645年乙巳の変(大化の改新)で首を飛ばされた極悪人曽我入鹿。曽我氏一族の専横と強奪はひどいもので、その腐敗した政治を改めたのが中大兄皇子と中巨鎌足。と、いうのが歴史の定説。しかし実は改革を率先していたのが曽我氏だったのだ。『日本書紀』はその後の藤原氏政治の正当性を訴えるために、曽我氏にあらゆる非難を押し付けたとする。果たして曽我一族とは何だったのか。

・昨年、Salt氏の案内で甘樫丘や曽我氏の首塚を観てきた。やはり見ておくと理解に違いが出る。

最近古代にややはまっているのだが、これほど分かり易い歴史の構図はなかなかない。<曽我=悪(既得権益論者)、中大兄皇子ら=善(革新的行政改革論者)>。うん?この構図、最近も経験しませんでしたか?「痛みなくして改革なし」とか・・・・。いつの時代もやることは同じ。なるべく極悪非道の悪人をでっち上げると、ヒーローが輝く構図。二元論的勧善懲悪の構図は『水戸黄門』でも分かるとおり、最も容易に大衆操作ができるのだ。映画でも悪役にすばらしい俳優がつくと、ヒーローなどはあまりパッとしなくても俄然面白くなる。

・アメリカでも同じでしたね、「悪に着くか、われわれに着くか」とチンパンジーがアジりました。

まあ、私の好きな『忠臣蔵』も同じようなもの。吉良が意地汚く、かつ悪意に満ちていればいるほどに、うぶな浅野に同情が集まる。そして大石ら四十七士が光る。しかし実は吉良の地元では、曽我氏と同様に、すこぶる評判がいいのだ。彼らは実は名君だった。むしろ浅野が癪持ちであり(瘧)、木の芽時に発作を起こしたための事件だったのだ。多分に浅野の自己愛性人格と妄想性傾向による被害妄想もあったであろうし、要するに季節性気分障害のなせる業だったのだ。早い話が単にキレたのだ。実際、吉良は何ゆえに切りかかられたのか分からなかったのだ。

・考えてみて下さい。供応役の全責任者として、浅野に落ち度があれば、それはすべて吉良の責任となるのです。

わが大学も蘇我駅の近くにあるので、曽我氏については前々から心惹かれていた。しばしば歴史は捏造されているのであって、記録を裏読みすること、あるいは透かし読みすることによって、思いもかけない真実が見えてくるのだ。この世では、表の大衆が何気に支持している事は、実は倒錯的な場合が多い。騙されている者は、決して自分が騙されているとは思わない。この著者の一連の作にトライしてみるつもりだ。

追記:自殺した韓国の元大統領の警護官の証言は嘘だったようです。他殺説も出ている模様です。

本日の一冊

ファイル 856-1.jpg罪と罰の精神鑑定-「心の闇」をどう裁くか』。著者は東工大教授景山任佐氏。これまで800件の精神鑑定を行うエキスパート。

冒頭にドストエフスキーの『罪と罰』のラスコーリニコフの例を挙げて、ドストエフスキーの先見的問題提起が、裁判員制度が始まる現代のわれわれが直面するであろう問題が同一のものであると指摘。果たして裁判員制度において心の病をもった人による犯罪をいかに評価し、いかに裁くのか。

例えば宮崎勉のケースでも鑑定結果は三つに分かれた。大まかに言って、「分裂病」、「多重人格」、そして「精神病質」である。今の診断名によれば、「統合失調症」、「解離性自己同一性障害」、そして「人格障害」となる。これは今もなお学会の中でその学閥の絡みから微妙な遺恨を残しているほどだ。これほどに専門家の間でも見解が分かれるのが精神医学の特徴。またミュンヒハウゼン症候群などの詐病もあるが、それを見抜くのは難しい。ニッポンキリスト教にもこのような被害者を装う者はかなり多い。彼は実に狡猾にして巧みに人々の同情を誘う。被害妄想を持つ者も多い。それを専門知識もない裁判員が見抜くことができるのか。

例えば癌などならば、そのCT像、PET像、MRI像などを診れば、専門医の間で見解が分かれることはないだろう。癌のステージの評価などには差が出るだろうが、癌を結核としたらそれは誤診となる。かくしてお寒い精神鑑定の現状のまま裁判員制度が始るわけだが、これは相当の問題をはらむことは素人でも分かるだろう。最近の例としては、「セレブ妻夫バラバラ殺人事件」、「秋田幼児連続殺人事件」、「歯科医家庭での妹バラバラ殺人事件」、「派遣社員によるOLバラバラ殺人事件」を上げている。果たして彼らをどう評価し、どう裁くのか。それぞれが裁判員になった場面を想定して、ぜひご自分で考えてみて欲しい。

ニンゲン、げに恐ろしき、不気味な存在。しかるに神は何故に・・・。

Dr.Lukeの一言映画評と本日の一冊

ファイル 830-2.jpg

最近魅力が増してきたクライブ・オーウェンジュリア・ロバーツの『デュプリシティ』。企業スパイの実態を描いた社会派作品。二つの競合する会社がそれぞれ元CIAとMI6の諜報部員をスパイとして雇う。この二人実は恋愛関係にあり、スパイ同士で互いを欺き合うも、いつしか共に会社に対抗すべく協調路線を取る。が、そこは企業のしたたかさ。驚きのラストを迎える。まあ、実際のところ、タミフルにしても、この化学式ひとつが何億円もの利益を生むわけで、今やオープンになっているわけだが、開発当初は機密中の機密。情報は金なのだ。

 * * *

ファイル 830-1.jpg

本日の一冊。これは面白い。ジル・ボルト・テイラーの『奇跡の脳』。彼女は神経解剖学と神経生理学の専門家。その彼女が、ある日、脳卒中で左脳を損傷する。その中で見えてきたこと、体験したことを、サイエンティストとして自身を冷静に観察し、それを報告したもの。興味深いことは、彼女は左脳をやられてしまい言語や論理的思考、さらに合理的思考を失う。この間右脳のみで生きるのだが、それは実は恍惚感を生む。大いなる平安と安息。それはあたかも神の恵みの中に生きているかのような体験。時間は「今、ここ」の意識のみ、他者に対しても警戒心などが取れ、感情的共感と愛を豊かに感じ、実に素晴らしい経験をしているのだ。
続きを読む

本日の一冊

ファイル 811-1.jpg本日は午後の遅い講義が一こまでした、ゆっくりと読書ができた次第。先に紹介した孫崎亨防衛大学教授による『日米同盟の正体』。教授はアメリカの外交戦略においては謀略を用いている歴史を挙げつつ、911テロもその可能性が高いことを指摘。かつての南北戦争から始まり、トンキン湾事件、ノースウッド事件もアメリカによる工作であるとする。911当時の状況もこれらの事件当時と似ており、アメリカは武力展開するための"因縁"がほしかったのだ。これらのシナリオは前に紹介したビデオ"Loose Change"におけるものと同じ。このビデオにはマクラマナらのサインのある文書も公開されている。国際関係においては陰謀はごく当たり前の手法であり、この点ニッポンはおめでたいほどに思考停止させられている。

また教授は安保についても、実は日本の安全を保障するものではなく、極東アジアのアメリカの戦略によるものであると指摘。よっていざと言うときはアメリカはニッポンを守る保証はないとも。そもそもニッポンには防衛に対するフレームワークはなく、国際関係における謀議謀略に対する研究も欠如。かくして思考停止したニッポンは各国の思惑のままに翻弄されていると主張。要するにカモなのだ。アメリカのアジア政策は今後中国を中心とするものに移ると予測。事実ヒラリー・クリントンと中国の怪しき関係を暴露している。またオバマもニッポンに対しては軍事協力の要請を強めると。

今後の世界の安全保障がアジアにあるとして、日本独自の道を探るか、あるいは欧州との協力関係も重要とする。私も以前に指摘したが、いずれにしろアメリカ任せの主体性の欠如の現状では、アメリカに捨てられることも十分にあり得るのだ。なぜならアメリカは自国の利益を第一とするプロトコルに従ってその時々のウエイトの置き方を計っているからである。そろそろオメデタいカプセル化社会ニッポンも目覚める時ではないだろうか?鳩のように素直に、蛇のように賢く・・・・と。

追記:田中レポートもご参照ください。WTCツインタワーの倒壊は物理学的に考えて、自然倒壊ではあり得ないのです。ましてWTC7には航空機は突っ込んでいないにも関わらず、自然落下よりも早く倒壊しているのです。それは当初ビルの所有者がうっかり漏らしたように"pull"によるものでした。アレを米政府の公式報告書どおりに理解する人はよほど"素直(=あほ)"な人か、MCされている人でありましょう。

テロ戦争の終わり(→http://tanakanews.com/090414GWOT.htm

本日の購入予定二冊覚え書き

ファイル 716-1.jpgファイル 716-2.jpg外務省のラスプーチンこと、佐藤勝氏と田原総一郎氏の対談形式の二冊。『第三次世界大戦-世界恐慌でこうなる』と『第三次世界大戦-新・帝国主義でこうなる』。今朝のテレビで軽く紹介されていたが、佐藤氏の予言は、①オバマがファシスト化すること、②究極の経済対策(公共事業)は戦争であることを指摘し、すでに911事件以降第三次世界大戦は始まっているのだと主張。オバマの就任演説を分析し、彼は新しいアメリカ神話を作ろうとしており、今後アフガン進出(3万から6万への増兵)により、第三次世界大戦を誘発する可能性が高いと言う。私もここでも①については同じ事を指摘し(→こちら)、②の可能性についても指摘した(→こちら)。

本質的に、神から離れたニンゲンは、自らの生存を守る存在が欲しいのだ。生命の二つの要素は、自己保存欲求と自己再生産欲求。これを担保するために神は国家と言う保護柵を用意され、そこに神の代理権威である統治機構を備えた。この領域内で国家を運営する規範が憲法として現れるいわゆる「主義・思想」である。この「主義・思想」の誕生と成長はストイケイア(諸霊)とニンゲンの思いの相互作用による。かくして世界は次々に現れる「主義・思想」の盛衰によってその歴史を刻んでいるのだ。聖書はこのメカニズムをきちんと解き明かしているが、ポイントはここでも何度も指摘しているが、「見よ、これこそ新しい、と言ってみても、それもまた、永遠の昔からあり、この時代の前にもあった」のだ。かくして歴史はダイナミックにその波を繰り返す。よって来るべき、否、すでに来ている波は・・・。

ファイル 716-3.jpg結局ついでに佐藤優+副島隆彦対談本『暴走する国家・恐慌化する世界-迫り来る新統制経済体制(ネオ・コーポラティズム)の罠-』(文芸社)も購入。リバータリアンにしてポピュリストを自認する副島氏の大胆な予言もあり。クリスチャンにしてカルヴァン神学の徒佐藤優氏から、無神論者副島氏は"預言者"としての認知を受ける。これは面白い取り合わせだ。

本日の一冊

ファイル 713-1.jpg数年前から思い描きつつ、未だに最初の一歩が踏み出せていないわが人生のテーマ。子供も残りひとりとなり、そろそろ動き出せるかも。・・・と言うわけで、モチベーションを高めるために購入した雑誌が『夢の丸太小屋に暮らす』。グラビア主体の構成で、夢が膨らむ。旅行などもそうだが、こうして頭の中で思い巡らしている期間が楽しいもの。聖書にもこうある:

And now will they be hindered in nothing that they meditate doing.

彼らが想い描いたものは妨げられない、と。私が子供の頃、手塚治虫のマンガに登場したもの、コンピューター、テレビ、テレビ電話、個人電話、二足歩行ロボット、超音速飛行機、月面旅行・・・などは実現した。人の思い巡らす物はたいてい実現するのだ。残るは空飛ぶ自動車とタイムマシン。多分これらが発明されて個人が所有できるようになれば、今の経済問題も一発で解決するだろう(さすがに無理かもだが・・・)。

と言うわけで、皆さま、目一杯、主にあって夢を思い描きましょう!

本日の一冊

寒い時期の楽しみのひとつ。仕事から帰宅して、冷酒で体を温め、ややぬるめの風呂に入ること。私は風呂好きで、風呂に浸かりつつ本を読むのだが、時には何と1時間ほど浸かっている。しかも眠るのだ。これが実に気持ちいい。多分これは子宮復帰願望を満たしているのだろう。温かい水の中に浸かる心地よさ。

 * * *

さて、芥川隆行氏による次の台詞をご存知の方はその年代が分かると言うもの。私も小学生の頃、土曜日の夜、わくわくしながら観たもの。うーん、懐かしい・・・。

 今日もまた地球のあらゆるところで
 陰謀、裏切り、暴動がうずまく。
 その渦中に飛び込む彼ら
 恋も、夢も、希望も捨てて
 非情の掟に命をかける
 彼らの求めるものは自由、
 願うものは平和
 彼らはこう呼ばれた
 字幕で:KEYHUNTER
 (若い人のために下に懐かしの映像を貼っておきます・・・)

ファイル 692-1.jpgで、本日の一冊は『機密指定解除-歴史を変えた極秘文書』。50通のCLASSIFIEDな文書がその機密指定を解除されて、私たちの目にも入るようになった。その文書と当時の政治状況を解説し、その文書の持つ意味を解き明かしている。

情報はそれを受ける側にそれなりの備えがなくては意味をなさない。前にも江畑謙介氏の本佐藤優+手嶋龍一氏の本を紹介したが、WWⅡ時代も含めて今のニッポンの一番弱い点。インテリジェンスは単に情報を収集するだけでは意味がない。それをフレームの中に位置づけ、コンテキストを読み解く必要がある。受け手によって金にもなり、クズにもなるのが情報。
続きを読む

本日の一枚と一冊

ファイル 690-1.jpgConnie Evingsonの"Little Did I Dream"。Dave Fishervergの作品を集めた、やや低音のハスキーなヴォイスが魅力のややコケットにしてアダルトなアーチスト。アメリカの中間派ジャズ・ヴォーカルを堪能できる。

 * * *

ファイル 690-2.jpg雑誌『ムー』などで有名な並木伸一郎氏の『2012年地球は滅亡する!』。あのマヤの暦に隠された数字と太陽の黒点異常から読み解く人類の運命やいかに?死海文書にも秘密の数字が隠されているようで、フォトン・ベルトやニビル星が地球の運命を握るようだ。ついにはアセンションによって救世主が誕生すると・・・。前にも書いたが、実はDr.LukeはUFOやUMAやこの手の話はかなり好きなのだ。いずれしろ私はいつも主が来られてもよい準備はしつつ生きたいと願っておりますが、さてさて、あと残された3年、皆さんはどうやって生きますでしょうか?

 * * *

・・・というわけで、今週は試験週間。これを超えて、試験の採点と報告書作成が終りますと私は冬眠生活に入るわけであります。今つらつらと思い巡らしている予定のひとつは、例によって温泉巡り。飛騨白川郷から金沢、そして下って伊勢神宮と回るバスツアーなのであります。白川郷は数年前の夏に訪れていますが、冬もかなりイイとのこと、また日本人である以上、一度は伊勢神宮を訪れておきたいと思うわけです。

Page

Access: /Yesterday: /Today: