陶芸処女作品
- 2014/01/29 12:14
- Category: 日記
- Tag: 陶芸
Dr.Luke的日々のココロ
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故郷は遠きにありて思ふもの、よしや異土のかたいとなるとても、帰るところにあるまじや・・・がかつての極私的感覚。しかしこの年になるとこの地もかなりイイ処に思えるから不思議だ。もともと東京生まれの私は、引っ越した当初には、周囲が野蛮人に見えて、正直怖かった。中学時代の同級生から、お前は言葉が違うと指摘されて、なるほど周りからもそう見られていたのかと思った。かくしてとにかく東京に戻ることだけを考えていた。要するにあの地には居場所がなかったのだ。
この地は湖水、霧が峰や車山のスキー場、温泉、神社仏閣、山など、実に観光資源は豊富。かつては東洋のスイスとして精密機械加工で鳴らしていたが、今は斜陽。25万人が諏訪湖周辺に暮らすが、極私的には諏訪湖市として合併したら中部の一大観光都市になると思っているのだが、なにしろ、みんながシャッチョさんになりたがる気質なのだ。原村や茅野市など豊かな行政区は岡谷や下諏訪などの貧乏人の面倒などはみたくはない。ちょうどEUと同じ構図。21世紀になったらどんな大都市になるかと思いきや、わが小学生時代とほとんど変わっていない。というより、どんどん斜陽化し、見捨てられている感が強くなっている。確かに地方は切捨てられている。
しかし、されど諏訪は諏訪だ。温泉を堪能してきた。冒険心でノーマルタイヤで雪の深い霧が峰にも登ってきた。さすが4WDだとけっこうイケル。雪景色は実に美しい。木々の枝々の雪が日光に輝いている。諏訪の利き酒セットも美味い。真澄の大吟醸山花と吟醸あらばしりを仕込んできた。
さて、また本日からトレーニングに戻ろう。
後期の業務はほぼ終了。解放感もあって、昨晩もまた楽しかった。ちょっとリッチな雰囲気で、うまいビールにワインと、ディープな話題。漢詩でも酒は重要なテーマ。人と人の関わりを深く、かつ濃厚にして味わいのあるものとする。
で、本日はまた温泉に。所は諏訪。Ok, have a nice weekend!
朝起きる、ジョッギングする、朝食を摂り、仕事に出る。家族がいる。家がある。毎日繰り返される単調な生活。倦みも生じる。・・・かというと、これが違うのだ。森羅万象は毎日毎日微妙に変化している。その小さな発見により感動する。年齢を重ねることは悲惨なことと普通は思われる。が、これがなかなか味あるのだ。YAZAWAも言っている、若い頃はガムシャラ、自分は遅咲きだから50を過ぎてからいろいろなことが見えてきたし、人生を味わえるようになった、と。まことに同感だ。今年65。しかし、なぜなのだろう、日ごとにますますハッピー感が増すのは
ロックで子供を大学まで入れる、これが仕事だ、と。このギャップが彼の魅力だ。今、試験期間だが、本日は午後からだ。というわけで出勤前にGYMでひと汗流そうイイ汗は身体を健やかにする。悪い汗は身体を蝕む。同じ汗だが、気持ちのイイ汗を流したいのだ*1
追記:というわけで、出勤前に30minのトレッドミルと胸と広背筋と上腕部を中心に30min。筋トレを終えてスパとサウナでスッキリ。ちなみにエキササイズの日は一日に3回風呂に入っているわけだ。気持ちのイイ張りが出ている。これが痛みに変わるのがまた気持ちイイ。で、金曜日にちょっと飲む約束が入っているのだ。場所は?誰と?はい、ヒ☆ミ☆ツ
*1:これは酒も同じだ。お洒落な酒、ダンディな酒、スマートな酒を楽しみたい。
その後円覚寺を散策。ここには夏目漱石、鈴木大拙、西田幾多郎、夏目漱石らが参禅している。特に大拙は釈宗演の元で見証し、印可証明を受けている。
円覚寺の開基は北条時宗、開山は無学祖元だ。元寇の際の彼らの逸話もすでに書いている。しかし、何なのだろう、この空間の静謐さと落ち着き。実に心が落ち着くのだ。円覚寺では土日一泊の参禅会もあるので、ちょっとチャレンジしてみようかと。
で、いつもどおり江ノ島へ。ここも私の大好きな場所だ。4時過ぎると夕日が実に美しい。海岸でボーっと小半時間ほど海と光を眺める。なんとも癒される時間なのだ。そして夫婦饅頭を買って帰路に。このアンコのたっぷり入った饅頭は黒と白(皮に酒粕が入る)があるが、熱くて濃い緑茶と共にいただくと、これが実に美味。至福の瞬間なのだ。
かくして新春の鎌倉と江ノ島をたっぷりと堪能した一日ではあった。まだまだ新しい発見ができそうな地である。
追記:この修行僧の背中、凛と伸びて実に清清しい。心の持ち方は背中で分かるのだ。禅の第一歩は背筋を伸ばすこと。改めて、シャンと・・・。
行ってきた。まだ正月気分覚めやらぬ鎌倉鶴岡八幡宮の参道。人出がすごい。そこから約2キロほど離れたところに3軒が並んでいた。精進料理の店『鉢の木』。なるほど、殺生をしないと言うことで、タンパク源も豆腐、すべて植物性だ。味は淡白だが、噛み締めているうちにジワリとくる。禅寺ではこれが通常の食事で、確かに身体にはイイだろう。が、たぶん、極私的には出エジプトしたイスラエルのように肉が食いたいと叫び出すことは明らかだ。
普段は車でスルーするのだが、最近はよく歩いていると思わぬものを発見している。今回は東慶寺にて、なんと鈴木大拙と彼の盟友西田幾多郎の墓を発見。いや、ちょっと感動した。大拙は奥さんと共に葬られている。彼の奥さんベアトリスはアメリカ人。結婚前はかなりあまーいラブレターなども交換しており、人間大拙にちょっとシンパを覚えるところ。この寺は大拙が松ケ岡文庫を置いたところで、西田幾多郎や岩波茂雄の墓もほぼ同じ区割りにある。いずれもきわめて簡素だ。実は私、線香の香が大好きで、思わず一束買ってきた。
前回は西田幾多郎の別荘を発見したことを書いたが、こういった発見は実に楽しい。車ではなく歩くことの大切さをしみじみ感じている。
ピッシと締った空気が顔に痛い。たっぷり汗を流して、40℃程度の風呂に30分ゆっくりと浸かる。これでHSPも出て、今日もハッピーだ。ちょうど一昨日のトレの効果で気持ちイイ筋肉の痛みが出ている。これをストレッチで伸ばすのがまた気持ちイイ。かくして現在上半身を集中的に追い込んでいるが、チェスト(胸)と腕のサイズがUPしている。
さて、本日は、というわけだが、いよいよミシュランの店を開拓しようかと。早速見つけたのが北鎌倉の精進料理の老舗(ひとつ星)。動物性の食材を一切使わない料理ということで、その名も鎌倉鉢の木。
道元の『正法眼蔵』には「典座教訓(てんぞきょうくん)」と「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」なる章がある。中国に渡った若き道元は港で、食材を買いに来た年配の僧侶老典座に会った。彼は阿育王山(=広利寺)の典座(=食事係)だった。 道元はその老僧と仏法の話をするために、同泊を誘ったが、 老僧は、食事の準備に間に合わなくなると断った。道元は、「食事の用意などは若い者にでもさせれば良いではないか。あなたのような高徳の老僧侶が、坐禅や仏法の論議よりも、 食事の準備を優先させて、何か良いことがあるのか」と問うた。彼にはまだ見えていなかったのだ。
また道元が天童山の如浄(にょじょう)禅師の元で修行していた時に、 用(ゆう)という典座和尚が「今をはずして一体いずれの時を待つのか」 と喝を入れた。この時道元の心に「今ここ」が明確に見えた。かくして道元は、二人の老典座(食事係)との出会いによって開眼したのだった。調理も食事もすべては修行。生きること即仏道であると。
こうして道元は台所の作法と食事の作法を重んじるようになり、永平寺ではこれらが立派な修行となるのだ。もっと言えば、掃除・洗濯・雑巾がけ、これら日常の雑事がすべて修行。要するに、座禅や仏法の学びが高尚でこれらの雑事は低級とする観念自体が幻想なのだ。今、ここにある自分の生から離脱した何かを求めること、これが迷妄である。かくして前後裁断、今ここに生きる態度を道元は求める。これが悟り、鈴木大拙はこれを「肘、外に曲がらず」として、自らの見証の辞とした。当たり前を当たり前に、「花紅柳緑、眼横鼻直」の世界に生きること。イエスも言う、野の花を見てみよ、空の鳥を見てみよ・・・と。
朝起きしときよりジョギングにて、さらなるGYMにてのスイミング、けふはまことにフィジカルな一日を過ごしけり。β-エンドルフィンとセロトニンの作用にて、身体まことにほぐれおり、真に心地よき昼寝を楽しめたり。ちなみに『源氏物語』も瀬戸内氏の文章、まことに読み易く、楽しみおりたり。今のところ、「帚木」にて、かのような文章を読みしをり、男、かような女の風情にてはもっぱら弱きにありと覚えおりたり。
はて源氏物語をも、今の世なるJKにはやりし丸文字にて読まむと、またいとをかしく、なれど男と女のあいだがら、今も昔も変わることなかりしこと、紫式部の言いたるところ、まことにうなづくものなりけり。女はいつの世にても男の心をくすぐり、いじらしく思わせむ秘訣を心得ているものと知りたり。
今朝の富士山・・・は見えないで、丹沢山系が実にくっきりと見えている。しかしこの冷えはかなりだ。で、2013年度がすべて終了。この解放感がたまらない。あとは試験。ランチを摂り、7Fの研究室からぼーっと眺めるサンシャインビルが眩しい(写真の左のビル)。
われわれ大学教員の最高の特権は自分の裁量で使える時間がたっぷりあること。この点、自由業と同じだ。この拘束されないことは私の人生にとって一番の基準となっている。極私的には教師は高等遊民であるべきだと思っている。とにかくアイドリングモードでいたいわけで、最低の労力で最高の見返りを、なのだ。かくして、4月から前期3ヶ月で夏休みが1.5ヶ月、後期3ヶ月で年末年始休み。年明け1月は試験で、2,3月はほぼフリーとなる。
というわけで、これからここもますますアイドリングモードに入る次第。ローマ史、源氏物語、ボディビル&エキササイズと、やたら課題を課すつもりの今年の冬眠生活だ。またSalt氏、電気屋さん、Dr.Kさんたちとオフ会を、と年賀状でも何気に声が上がっているが、イケメンの濃ゆい熟男たちがこんなに集まる贅沢な機会はなかなか得難いものがある。もちろん美熟女たちも歓迎しますが・・・
2014年、しるしを見る年、果たしてどんなことを私たちは目撃するのであろう。まあ、すでにこの寒波も立派なひとつのしるしではあるのだが。こわいのはしるしをしるしと感じなくなってしまう時だ。感受性の磨耗こそやばい。それは霊的にも、精神的にも、肉体的にも老化の兆候。たえず柔軟に、何事においても新鮮な感動を味わう日々でありたいと思うのだ。
もっともテンションを上げるというか、燃える水曜日が終わって*1、残すは金曜日の一コマ。本日はいささかの脱力の上にさらに脱力モード。じわじわとシアワセ感を楽しんでいる。
このところ郷ひろみで来ているが、彼はいろいろと批判もある。いわく、妻ではなく、常に鏡の中の自分を見つめているとか・・・、要するにナルちゃんというわけだ。しかし彼ほど徹底するとある種アッパレではある*2。不肖Dr.Lukeもリッパなナルちゃんのオーラを醸しているようだが、これはこれでけっこう楽しませてもらっているのだ*3。なぜか50を超えてブレークして、あちこちからいろいろのお声がかかるのだが*4、それなりに、よしなに、といったモード
先のCareless Whisper、西城秀樹バージョンもUPしておこう。原曲がイイからこちらもかなりグッド。しかし彼は気の毒な状態に陥ってしまった・・・。水分を摂らずサウナで搾るなんて自殺行為なのだ。
で、本日もGymとスパで過ごす予定。Ok, everyone, have a nice day!
追記:何気に不肖Dr.Lukeもアーサー・ホーランド系に入っているかもだ・・・。毎日自分のポートレイトをUPするのも、実はけっこう大変なのだけど
*1:受講生300人クラスと看護のクラスなのだ・・・。
*2:しかしボディを作るため、若さを保つためにはかなりのストイックな生き方をしている。
*3:これがけっこうシアワセになれないニッポンキリスト教徒の嫉妬を買っているようだが。今の自分のあり方に不満を抱く者たちは、とかく他人の足をひっぱりたくなるのだ。自分と同じ運命に引きずり込む動機、それがかの者の霊の本質である。
*4:深くは追求しないこと!