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Tag: リアリティー

フェイスとは

何度も繰り返しているが、「信仰」という単語はあまりよろしくない。日本語で聖書を考えるといわゆるニッポンキリスト教ができると指摘している。原語のpistis、英語のFaithは、別に使徒信条告白ぅ、「われはコレを信ず、アレを信ず・・・」と社是訓を唱えることではない。

今、フェイスとは願うことのサブスタンス(実体あるいは実体化)、目に見えないことの立証(証明あるいは現出)である。-Heb11:1(私訳)

スピリチュアルなサブスタンスをこの五感の領域、物理的時空間に現出させることなのだ。iPS現象は肉体的生命現象、Faithは霊的生命現象。その霊的 実体がこの物理的時空間において証明されること。これがフェイス。それは電磁波という物理的サブスタンスを目によって実体化することと同じ。霊的サブスタ ンスは霊によって実体化される。その霊の機能がフェイス、すなわちシックスセンスなのだ。

聖書を宗教本にすることなかれ。いわゆるキリスト教のマトリックスから解かれよ。それは所詮五感の領域のオハナシ。クルシチャンを産むだけ。まことに必要なのはフェイスの覚醒である。

マトリックスの内と外

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北朝鮮が、この5月、36年ぶりに労働党大会を開催する。TVでピョンヤンの住民のインタビュー場面があったが、彼らはけっこう盛り上がっているようだ。少なくとも2020年に向けたニッポン人よりは熱い。彼らを見ていてわかることは、彼らはチェチェ思想によって構成されたあの社会、つまり北朝鮮社会なるマトリックスに生きていること。その外側にいるわれわれにとってはある種の滑稽さを覚えること。

が、実はこれ、あまり他人ごとではない。私たちも、大して変わりないのだ。アダムのの結果、霊が死んだままこの世に生み出された私たちは、自分の身体と魂(思い・感情・意志)のみを用いて、この世をサバイバルしている。これが肉(flesh)だ(必ずしも肉体のみを指すのではないから注意!)。その過程において私たちはこの世はこんなんものだとか、人間の本質はこうだああだと、アレコレと五感を通して得た情報に基づいて内的なモデルを構成する。これが世界観や人生観だったり、哲学であったり、サイエンスであったりするわけだ。もちろんキリスト教も含まれる。いわゆる、社会系、人文系、自然科学系と学問は分類されているが、それらはそれぞれ社会の、人間の、自然のモデルである。

これを行うのが魂の主要な機能であるマインド(知性)だ。このときに、外部情報に歪みやノイズが入り込むとモデルも歪む。いわゆる人格障害の成因モデルである。かくして人はそれぞれの価値観や人生観に基づいて判断し、意思決定すると、行動として表出される。これがいわゆる行動科学的モデルである。

かくして私たちは戦後GHQにより与えられた価値観を基にした社会、つまりマトリックスの中で生きている。自由競争、適者生存、その結果富の偏在化は著しく、世界の富を63人の富豪が占有しているのだ。要するにこの地球なる環境がすでに人類のマインドが生み出したマトリックスであり(ここにサタンが大きく関わるのであるが)、この地的マトリックスに自らを適応させることが生存の術(すべ)となる。こうして私たちの肉(flesh)が構成されてきた。

この地的マトリックスに、ある時、神が肉体を取って介入されたのだ。ジーザスは神のサブスタンス(Heb 1:3)、肉体を通して現れ出た神である。これが敬虔(邦語では意味不明だが、Godliness;eusebeia)の奥義である(1Tim 3:16)。ジーザスは地的マトリックスの中で、フェイスによる生き方をデモンストレーションされた。天を裂いて、神の国を地的マトリックスに介入させたのだ(Mark 1:10)。ある意味、バイオレントである。それ以降神の国は激しく襲われているのだ(Matt 11:12)。

フェイスは地的マトリックスと真っ向対立する。ゆえにフェイスを自由に使うためには、第一にフェイスに覚醒すること;次に地的マトリックスに飼い慣らされているマインドの再構成が必要なのだ。そもそも地的マトリックスは神の霊から切り離された魂のマインドが、空中の権を持つあの者の示唆に基づいて産出したものとも言える。とにかくわれわれの内的再構成トランスフォーメーション/メタモルフォーシスが必要なのだ。これがなされるほどに、われわれは自分の置かれた状況や事態を、自分のマインドによる評価ではなく、キリストのマインドによる評価によって見るようになる。われわれはすでにキリストのマインドを得ているのだが(1Cor 2:16)、それに覚醒していない、あるいはそれが十分に機能していないのだ。キリストのマインドが機能するとき、フェイスが働く。そしてフェイスは神の国のサブスタンスをこの地的マトリックスの中に現出させる。ゆえに

今や、フェイスとは願うことのサブスタンス、見えない事柄の立証である。-Heb 11:1(私訳)

フェイスは神の無尽蔵の資源をこの地的マトリックスに現出させるのだ。かくして神の国のリアリティーに生きる人から見るならば、地的マトリックスの中で自分の資源だけでサバイバルしている人は、あたかも日本から見る北朝鮮人民のように見えるであろう。Are you with me?

おそらく脱北した人々は日本で生きることに相当の困難を覚えるであろう。マインドが"北"の形に構成されているからだ。これが再構成されるプロセスはけっこう苦しみがあるものと推察する。同じことがクリスチャンにも起きるのだ。神の国のリアリティーに生きることは、これまでの魂の形を否む必要がある。それはある種の自己否定を意味し、肉にとっては必ずしも安楽な事ではない。これが十字架の働きである(Luke 9:23-24)。しかし脱北者が"北"のマインドセットに閉じ籠るのであれば、彼には将来はない。同じことがクリスチャンにも言える。地的マトリックスのマインドセットから解放される必要がある!自らそれを否み、捨て去るならば、新しいマインドセットを得るのだ。それはキリストのマインドから生み出される。ゆえに

わたしたちの戦いの武器は、肉のものではなく、神のためには要塞をも破壊するほどの力あるものである。わたしたちはさまざまな議論を破り、神の知恵に逆らって立てられたあらゆる障害物を打ちこわし、すべての思いをとりこにしてキリストに服従させ-2Cor 10:4-5

要塞を破壊せよ!すべての思いを虜にしてキリストに服従させよ!フェイスはこのとき自由に働くのだ。フェイスによる生き方。この達人になることがわれわれの究極的目的である。なぜならジーザスは約束された。

よくよくあなたがたに言っておく。わたしを信じる者は、またわたしのしているわざをするであろう。そればかりか、もっと大きいわざをするであろう。わたしが父のみもとに行くからである。-John 14:12

SO BE IT!!!

(続)癒される人・癒されない人

この厳粛な差はどこに由来するのか? これまでの経験からの事実をまとめてみると―

今回の方は以前に、やはりガンで亡くなったある姉妹から受ける雰囲気や印象と非常に似ていることに気がついた。両者ともとても育ちがよく、従順、教育程度も高く、医師の言うことがよく理解できて、自分でも自ら学んで医学的知識を持っておられる。自分が処方されているクスリも実によく知っている。常識をよくわきまえており、気配りもできる普通の社会人としてはまことに模範的。要するに状況に自ら適応する傾向が強い。

対して末期ガンや難病が癒された人たちの場合、いわゆる模範的社会人像からはかなり外れている。末期ガンが癒されたご婦人などは病院に行かず、患部を自分で切開して膿を絞り出しておられた。難病がふたつ癒された兄弟などは社会的には完全に破綻していた。前にも書いたが、韓国のある姉妹は2010年に肺に5センチくらいの腫瘍があり、胸水も貯留していたが、なんの治療も受けずにいまだに元気である。当時、私は彼女のX線写真を見せられてかなり驚いたものだ。

英国のKingdom FaithColin Urquhartも2002年ごろに胃ガンを患った。一時はビデオで見ても衰弱が著しく、もうダメかと思った。癒しの務めは彼のミニストリーの重要な部分なのだ。が、彼は完全に癒されて、今もなお主にあるミニストリーを継続している。

一方、私が学んだJohn Mckeyは2001年にガンで召された。彼は元々神学者であり、大学の講師もしていたが、Colinと出会っていわゆるオツムだけの「信仰」から解放され、大学も辞して、Colinと共にKingdom Faithの主要なコース"The Way of the Spirit"を運営していた。彼の著書は文体もペダンティックであり、一読して学者のものしたものと分かる。対してColinのものは英文も簡単。

もちろんColinもKings Collegeを出て、聖公会の地区牧師であったが、70年代に組織に頼る働きに限界を覚え、巡回説教者として自立、現在に至る。そもそもKingdom Faith Churchが設立されたのは93年。それまではミニストリーのみだった。89年ころ、偽預言者がColinの働きは終わったと宣言して、それを信じた者たちが彼の元を去り、12人だけが残った。ほとんど存続が危ぶまれる事態に陥った。が、その後彼の働きは大いなる祝福を受けている。死と復活の原則を経たのだ。私は90年から彼の下に入った。

話を戻すと、ColinとJohnの差はどこにあるのか?

この世界には波動が満ちていることは私の『神の新創造-聖書が啓示する自然法則を超えるマインドのパワー』でも指摘している。神のバイブレーションと言葉(ミレア)は全地に満ちるとある(Ps 19:5)。一方でサイエンスとか人間の言葉、さらには敵の言葉のバイブレーションも満ちている。それらはちょうど電波と同じなのだ。この世界には諸々の周波数の電磁波が混在している。霊的には普通の人は神のレーマを聞くことはできない。なぜ? センサーとしての霊が死んでいるから。が、空中の存在による影響は受けている(Eph 2:2)。人のマインドは霊の世界と物理的世界の接点にあるからだ。

一般的に、従順で、教育程度も高く、常識的な人のマインドがどちらに共鳴し易いかは言うまでもない。つまり癒しを受ける人と受けない人の差はマインドの構造による部分が大きいのだ。医師の診断と御言葉の診断のどちらにより容易に共鳴し得るか? カギはここにある。ゆえに主は言われた-

あなたがたはどう聞くかによくよく注意しなさい。-Luke 8:18

フェイスは聞くことから、聞くことはキリストの言葉(レーマ)による(Rom 10:17)

癒しを受ける人はみな自らこのレーマを聞いている。別に私が祈ったからとか、誰かのミニストリーを受けたからではない。彼ら自身が聞いているのだ。そして分かる、あ、自分は癒された、と。それがフェイスの瞬間、つまりレーマにチューニングされるのだ(⇒信仰と希望について)。これをもっとも阻害するのが、恐れの霊である。ゆえに主は繰り返し、「恐れるな」と言われたのだ。

癒しは希望によるのではない、フェイスによる。フェイスは願うことのサブスタンス(Heb 11:1)。希望からフェイスに突き抜ける瞬間があるのだ! そしてこれはそれぞれのマインドの構造によって、タイミングも、程度も、状況もまったく異なるものとなる。ある意味で、肉体の病状の進行とフェイスへの突き抜けの競争となるのだ。

カギは何か? 繰り返すが、レーマにチューニングされること。そのためには

あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、思い(原語)を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。-Rom 12:2

マインドが世に倣うほどにフェイスを失う。世とは別に六本木のディスコを言うのではない。高尚なサイエンスや学問や思想などすべて神の言葉に対立するものである。私たちのサブコンシャスのレベルにはそのようなサタンの要塞が構成されている。私はこれを「霊感情観念複合体」と呼んでいる(⇒サタンの要塞について)。ゆえにパウロはこう訴えるのだ。

わたしたちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦うのではありません。わたしたちの戦いの武器は肉のものではなく、神に由来する力であって要塞も破壊するに足ります。わたしたちは理屈を打ち破り、神の知識に逆らうあらゆる高慢を打ち倒し、あらゆる思惑をとりこにしてキリストに従わせ・・・-1Cor 10:3-5

マインドの再構成(メタモルフォーシス、トランスフォーメーション)フェイスの覚醒。今回の件を通して、このプロセスがさらに触媒されたことを感じている。

からし種一粒のフェイスとは?

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するとイエスは言われた、「あなたがたの信仰が足りないからである。よく言い聞かせておくが、もし、からし種一粒ほどの同様の信仰があるなら、この山にむかって『ここからあそこに移れ』と言えば、移るであろう。このように、あなたがたにできない事は、何もないであろう。」-Matt 17:20

この削除線を引いた部分は邦語訳の問題点。「足りないから」ではなく「ないから」、「ほどの信仰」ではなく「と同様の信仰」。この部分はしばしば信仰のサイズの問題として取り上げられる。アブソリュートリー・ノー!サイズを気にする人々はよく、自分の信仰は小さいから、でもからし種一粒でもあれば祈りを聞いてもらえる、と思い込んで、しばしばかなえられない経験に落ちて失望するのだ。なぜ?サイズの問題ではないから。DNAの有無の問題なのだ。からし種はサイズは小さいが、からしの木の全DNAを含んでいる。その小さな種の中にからしの木の全運命が含まれているのだ!これが種。砂粒ほどのフェイスでは無効なのだ。

われわれも同じ。私たちは神の種から生まれた。

あなたがたが新たに生れたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変ることのない生ける御言(ロゴス)によったのである。-1Pet 1:23

種とはロゴス。ロゴスは神の第二格位なる存在。つまり私たちは神のロゴスから生まれた。ゆえに私たちは神のDNAを有しているのだ!人から生まれた者がチンパンジーのDNAを持つことはあり得ない。私のうちには神が成長している!要するに神の国の全運命を含む神のDNAをインプラントされているのだ。Are you with me? これはただフェイスによった(Eph 2:8)。フェイスはDNAをインプラントするのだ。

結論を言おう。フェイスはサイズの問題ではない。質の問題、つまり神の国のDNAを有しているか否か、である。イエスは神フェイスを持てと言われる(Mark 11:22)。「神を信じなさい」ではない!「神のフェイス(Faith of God)」だ。それは神の国のDNAを有するフェイス。そのフェイスには時系列(クロノス)の中で成就するあらゆる事象を含んでいる。そのDNAを持つことは神の国のすべてを有することを意味するのだ。まことにパウロが言うとおり:

ですから、だれも人間を誇ってはなりません。すべては、あなたがたのものです。パウロもアポロもケファも、世界も生も死も、今起こっていることも将来起こることも。一切はあなたがたのもの、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものなのです。-1Cor 3:21-23

WOW! からし種と同様のフェイスとはDNAを有するフェイス。サイズの問題ではない。神から得た霊のDNAを発現させよ。それはサブスタンスの出現、すなわちフェイスの覚醒(Heb 11:1)。フェイスは霊のDNAを活性化するのだ!かくして神は私たちのうちで育ち、私たちの肉、すなわち人間性を通して現れる。これが敬虔(邦語訳はあまりよくない。英語では"Godliness")の奥義である(1Tim 3:16)。イエスはそれを初穂としてデモンストレーションされた。まことにわれわれは神属人類なのだ!

リアリティーはブレインが作り出す-視覚の例

聖書の先にあるものを見よ!

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聖書は神の言葉である。いやしくも福音派レベルの人であれば、当たり前だよ、そんなことは知っている、と答える。信仰箇条にも、私たちは聖書66巻が原典において神の真正な言葉であると信じます、と看板を掲げている。ところがここに罠がある。ブルース・リーが弟子に月を指さすと、弟子は指を見つめてしまい、リーが彼の頭をポンと叩くシーンがある。そう、われわれは聖書そのものに注目して、それを最初から終わりまで勉強して事足れりとする罠に落ちるのだ。日本語訳はあまりよろしくないと言うと、ギリシャ語やべブル語で読むこと自体が目標となる罠に落ちる者もいる。

が、聖書は普通の本ではない。白黒の文字としては単なる本であるが、それは霊的リアリティーを指し示す。目の前のリンゴについて、「これはリンゴである」と言っても、"This is a apple."と言っても同じこと。いや、文法が間違ってるではないか、母音前では"an"が正しいのだ!と言われる向きもあるだろう。偏差値教育で洗脳されたニッポン人の得意とするところである。海外ではそんなことはドッチでもよい。ちゃんと通じる。本質は目の前のリンゴを見るかどうか、だ。メッセでも語った日基の牧師はこの白黒の世界の住人なのだ。

聖書が示すのも目の前のリンゴと同じように現存する世界、領域、スフィアである。車の教習所で運転の手順を学ぶことは必要だろう。が、教習所どおりの運転をされたら実際の道路ではかえって危険だ。臨機応変、瞬間瞬間、状況を認知し、決定し、行動する必要がある。霊的領域でも同じこと。車に乗ったら誰も教則本を手に取りはしない。霊的領域でも同じだ。「聖書を学ぶ」罠に落ちると、目の前に霊的事件が起きているのに、それに気がつかないまま、勉強を続けるといった倒錯が起こる。車の運転では絶えず現在の状況にいる必要がある。フェイスも同じ。フェイスはつねにNOWなのだ。

この霊的認知ができれば、霊的動機が生まれる。それによってエリヤもエリシャも、そしてジーザスも、絶えずNOWにおいてわざをなした。もちろんフェイスによって、だ。義人はフェイスによって生きる。私たちも同じ。

はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。-John 14:12-14

NOWに生きること、それはフェイスの世界。フェイスに覚醒せよ、そしてフェイスを使え!

人は見た領域を得る-ビジョンとフェイス

主は、ロトが別れて行った後、アブラムに言われた。「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。見えるかぎりの土地をすべて、わたしは永久にあなたとあなたの子孫に与える。-Gen 13:14-15

自分が経験するリアリティは自分のマインドが生み出している。極私的には若い頃に願い求め、夢見たものはすべて得た。というか、すべてそのとおりになった。が、逆に言えば、見た領域だけを経験してきた。

今や、ネクストの段階に入って来ているのだが、改めて見せられている。人は自分が見た領域をゲットする。主にあって広大な領域を見るならばそれを所有する。見ることと所有はひとつなのだ。

追記:コレ、ボディビルでも有効。自分のビルドアップしたいボディのイメージを頭に描きつつトレーニングする。するとそのとおりのボディが得られる。リアリティはマインドが作り出すのだ。

宇宙はコードの体系

このシリーズ、実に面白い。

---- コンピューターが急速に高速かつ高性能になるにつれ、現実の現象をきわめて精密にシミュレートする能力を獲得するようになりました。それにより、『マトリックス』の熱狂的ファンにとっては馴染みのある疑問が提出されるに至りました。それは、私たちが知っている生命とか世界などはより発展したスーパーコンピューターにおけるシミュレーションに過ぎないのではないか、というものです。「デジタル物理学」はその考えを単なるSFを超えて発展させています。それによれば、コンピューテーションは単に現実を近似する道具にとどまらず、リアリティーそのものではないかと言います。素粒子に代えてビットを考え、物理学の基本法則に代えてコンピュータのアルゴリズムを考えるのです。しかしこれは実効性のあるアプローチでしょうか?この宇宙は究極のコンピューターの上に走る大規模な宇宙的コードでしょうか?数学者、コンピューターサイエンス、意識の理論、生命の起源、そして自由意志の有能な知性がくりなすディスカッション、それはあらゆるものごとの基礎にある情報の世界を深く探求します。 ----

コンピューター・プログラムは言語の体系。つまり言葉の世界。言葉の体系がマトリックスを生み出す。聖書は宗教書ではなく、ようやくサイエンスの方が追いついてきているわけ。超弦理論も含めて・・・。世界はマトリックス。万物の基礎は情報。誰かの意識に生まれた思考が形を取った言葉により宇宙は構成され、運行しているのだ。まことに聖書にこうあるとおりだ。

御子はご自分の力ある言葉によって万物を支えている。-Heb 1:3

リアリティーとはホログラム

このクリップ、きわめて面白い。討論者はみな物理学者。彼らはこう言う、世界はブレインに投影されたマトリックスであると。キャプションの訳を紹介しておきます。

---- 私たちが触れるもの。私たちが嗅ぐもの。私たちが感じるもの。これらは私たちのリアリティーの一部です。しかし、もし私たちが知っている経験がすべての物語の一面だけを反映しているとしたらどうでしょうか?世界的な指導的物理学者たちの中にはそのとおりであると考えています。彼らは、私たちのリアリティーとは、宇宙の端っこにおいて私たちを囲んでいる薄い表面の上に存在する法則と過程のひとつの投影-ある種のホログラムのようなもの-であると考えます。このような考えは馴染みがないものであるとは言え、それは当初ブラックホールの研究から何年も前に生み出された定評のある理論なのです。最近では超弦理論におけるブレークスルーにより、そのアイデアは物理学の主流になりました。この議論は私たちのリアリティーの見方を変えるであろう最先端の結果についてのきわめて興味深いディスカッションです。----

この世界は神のレーマ(語り出されたことば)によりフレーム化された-聖書(Heb 11:3)

其の兌を塞ぎ、フェイスを使え

GYMにてスイミングをする際、体重と体脂肪を測定する。現在、それぞれ69.5キロ、10%台後半。ホントはもう少し絞りたい。最近は1,800Calレベルを意識している(もちろん楽しむときは目一杯だが・・・)。高タンパクを意識して、炭水化物はできるだけカット、が、油断すると増える。息子が勤務するある超大企業では昼食代手当が毎日2,000円だとか・・・。はぁ、何食ってんの?って感じだが、人間、食いたいだけ食うと体はぶよぶよになるばかりでなく、老化も進む。スピリチャアルにも鈍くなるし、ブレインも低下する。俳優の榎木孝明氏が30日間の不食を行った際、食べないと感受性が高まり、頭脳も冴えると証言していた。聖書でも断食を勧めている。

このボディは私の霊(spirit)と魂(soul)を入れる容器に過ぎず、いわゆる五感によって支配されている。現代人は五感の奴隷になっていると言える。五感で感知する世界のみがリアリティーと思い込んでいるのだ。が、霊の機能であるフェイスは五感を超えた世界をリアルなものとして経験できる。つまりシックスセンスなのだ。映画『スターウォーズ』のフォースはバイブルのフェイスのパクリだが、今回は「フォースの覚醒」が副題だ。フォースによって遠くを見ることも、未来を知ることもできる。これは元々フェイスのパワーだ。末期のガンすらも癒される。フェイスの覚醒。これ、終末を生きる人類の究極のテーマ。

五感に縛られない生き方。老子も言っている(第五十二章)。

 其の兌(あな)を塞(ふさ)ぎ  其の門を閉じれば  終身勤せず
 其の兌を開き 其の事を済(な)せば  終身救われず

人間の身体にある穴を開きっぱなしにし、その感覚を貪ると心身は消耗するが、それらをふさげば健やかに生きることができる、というわけ。まずは食を支配すること。争いはすべて食を巡ることが原因なのだ。資本主義も共産主義も、一見高尚な思想体系に見えるが、元を正せば、いかにして食うか、が起源。対してイエスは言われた、

何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。・・・ 空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。 また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。-マタイ福音書

では、良い週末を、God bless!

リアリティーとは?-セルフイメージの場合

これFBで流れてきたもの。新著のテーマでもあるが、私たちの脳内リアリティーって、いかに歪んでいるか。あなたは何に同意し、何を信じるかと言うこと。

リアリティーとは何か?

 

 

この本は93年に購入したもの。三つの領域における霊の戦いの処方箋を提示している。すなわちマインド、教会、霊的領域。特に第三の領域においては霊的存在が生み出す幻想あるいはフェイクによって私たちが影響されていることを指摘する。自分は何らそのような影響を受けていないと主張したくなる人は要注意。その兆候自体が影響を受けていることを証明している!特に自分の感性や常識といったものを主張したくなる向きは要塞を抱えている。御言葉に啓示された世界が真理、究極のリアリティーだから。

結局、自分の何かをとるか、御言葉をとるか。この選択なのだ。著者は未開部族とNYのサラリーマンの生活を比較して、前者は後者のリアリティーは理解できないだろうし、逆も言えると指摘。これは先に述べた江戸幕府とアメリカとの関わりと同じ。そして天と地の関わりもだ。あなたはどの世界観を選ぶか?例えば「ステージ4のガンは5年生存率10%」なる単なる統計的世界観を採るならば、信仰も持てず、ガンに命じることなどは到底できない。あなたが信じた通りになるだろう。御言葉はどう語るか?イエスの傷によりすべての病は癒された!「神がサタンの権威に服している」などの世界観を持っている人は神の権威を行使できない。だから刈り取る結果もそれに応じたものとなる。

鍵は、あなたはどの世界観に同意するか?同意すれば、その世界観はあなたにとってのリアリティーとなり、あなたを支配する。その世界観に服しまた委ねてしまったからだ。ある人は豊かな信仰生活を送り、ある人は宗教儀式で喘いでいる。私たちが何気に語る言葉に真の信仰が現れる。何をどう聞くか、そして何に同意するか。これが私たちの生と死を支配する。鍵はあなたのマインドにあるのだ!

著者のYoutube:The Three Battlegrounds by Francis Frangipane

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