UNでのフランシスの演説
- 2015/09/26 07:40
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:社会, 信仰
- Tag:バチカン, カトリック, フランシス, 背教, 獣の刻印, マインド, 666
議会での気の抜けたようなわかりにくい英語での演説と、そしてUNでの母国語での演説。表向きはカゲキな内容ではない。環境保存と世界平和がキーワード。そしてAgenda2030についても言及。これは真綿でくるむ策だ。つまりこの路線が今後の世界のパラダイムになる。時代の霊は環境・平和・協調・共存、そして信仰の統一へ、だ。人間による、人間のための、人間のAgenda。
上の写真はグランド・ゼロにおける各宗教の代表者との祈りの場面。フランシスが先導している。すでにWHでの発言のとおり、彼にとってはキリストのユニーク性は無視。神々(gods)はどんな名前であれ、みな神(God)なのだ。彼においてはTHEは不要。今後、「救いの名はイエス以外には人類に与えられていない」などと宣言することは彼のAgendaに反すること、もっと言えば排他的にして狂信的な原理主義カルト、という風潮になるであろう。時代の霊の動きはここをターゲットにしている。なぜか。あの者は自分の運命を知っており、その運命を共にする者たちをひとりでも多く得たい故だ。
地上に平和をもたらすために、わたしがきたと思うな。平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである。-Matt 10:34
真理と平和、どちらを選ぶのか?これは獣の刻印を受けることと直結する選択である。サタンの手法はまず小さいな嘘に私たちを同意させることだ。蟻の一穴ダムを崩す。主は言われた、何をどう聞くかによくよく注意せよ、と。あなたが同意する事柄はあなたを支配する。なぜ?あなた自身が自分でその権威に服したからだ。これが獣の刻印である。それが付けられる場所をよく見てみよ、額と右手だ。マインドと行為を象徴する。
レビ記では、右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に血を塗り、その後油が注がれた(Lev 8:23-30)。それはわれわれの聴力、行動、歩みを聖別し、聖霊が注がれることを象徴する。信仰は聞くことから、聞くことはキリストの言葉(レーマ)による(Rom 10:17)。私たちは絶えず何かを聞いている。そして同意している。TVのニュース、CMや健康番組はもとより、自分の脳内に浮かぶ映像、言葉、考え、印象などなどだ。もちろん正確な情報を得ることは必要だ。が、同意するか否かはまた別のこと。もし同意するならばそれはあなたを支配する。
刻印を得ることはまさにわれわれのマインドにおいて起きる。マイナンバー制度を物理的に拒否することは日本に居住する以上不可能だ。それはマイナンバー制度を受けたら永遠の救いを失うことはない。が、もしそれがキリストを拒否することと絡んできたら、われわれは覚悟するべきであろう。かつてのローマ時代、ローマ皇帝を神とするか、否か、が問われた。
ちなみに法王の公式の称号は「VICARIUS FILII DEI」、意味は「神の代理」。そして数字の合計は666。こういった話はしばしば都市伝説のネタとされるが、これも霊の仕業。こうして何気にわれわれのマインドを侵食するのだ。法王は神の代理!あなたはこれに同意するか?いずれ、彼は神となる。すでにエルサレムではその座が設けられ、その予行演習が行われているのだ。
エバを誘惑したヘビの手法を見よ、「神はほんとうにそう言われたのですか?」とマインドに小さな疑問の種をまく。それを受け取ると、それは成長するのだ。サタンは最初からその本質を現すことはない。人々に親しみやすく、穏やかで、柔和にして、包容力を醸し、世界を安心させるのだ。欺かれない者は幸いである。
また、テアテラにいるほかの人たちで、まだあの女の教を受けておらず、サタンの、いわゆる「深み」を知らないあなたがたに言う。わたしは別にほかの重荷を、あなたがたに負わせることはしない。-Rev 2:24
繰り返すが、物を隠すのにもっとも適切な場所は・・・誰もが見ている公共の場である。
■参考:教会歴史について