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Tag: 神の主権

いじめの根底には偽善が潜む

前に「いじめには毅然と立ち向かえ」と言ったところ、現場の小学校教師から、そんなことを言えばかえって混乱を招く、子供はいじられる中でも成長する、とかのたまった御仁がいた。本人は弱者の味方を気取っているが、こういった偽善者が現場にいる限り、いじめはなくならない。いじめる側はこういった偽善を鋭く見抜いているのだ。カッコウだけの張りぼてを。その上、神がサタンの権威に服しているとか・・・。人は心にある事を口が語るとあるとおりだ。「天に御心がなるとおり、地にもなるように」と祈ることの意味をよくよくかみしめる必要があろう。

-いじめ訴え自殺 学校側、遺族に説明なく「通学途中の事故」と申請

 

イラク戦の総括

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-英国で「イラク戦争は誤り」報告書 日本での総括はどうなっている?

この記事は重要。当時、ニッポンキリスト教のハーベストなんちゃらなどの一部の牧師たちが、「この戦争は神の戦争である。ブッシュのために祈れ」とかアジっていたものだ。

◎私の批判⇒http://www.kingdomfellowship.com/blog/index.cgi?no=18
◎ブッシュの罪⇒http://www.kingdomfellowship.com/blog/index.cgi?no=3102

が、私は2003年にこう書いた:

◎イラク戦の預言―アメリカは自らの偽りの果てしない刈り取りをするであろう-
http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing53.html

またブッシュについても神の主権を犯した罪の裁きを受けるとも書いた。⇒http://www.kingdomfellowship.com/blog/index.cgi?no=145

ニッポンも立ち位置を明確にすべき時なのだが、この国は人の目にどうかだけで、神の目を畏れることがない。アメリカの運命と一蓮托生になりかねない。

ここでも責任はほわほわと蒸発するのだろう。

追記:イラク戦その後⇒http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing56.html

追記の追記:イスラエルとエクレシアの関係を理解しないと、本件は混乱する。イスラエルは経綸的選びの民、その選びは終わっていない。エクレシアは本質的選びの民。この二つの選びを同じ平面に乗せると、置換神学とか、イスラエルは神聖にして犯すべからずになる。私がイスラエルを祝福せよと言うのは、経綸的なレベルでの話。念のため。

欺かれたマインド-神は苦難を与える-

ヨブ記の本質はどこにあるのか。サタンが神の前に来て、ヨブを試すことを許される。その後のヨブは惨々たる状態に陥る。しかも彼は自分はこのような目に遭う理由がないと、あくまでも自己の正当性を主張する・・・。神はなぜこのような目に自分を会わせるのか。神は与え、また神は取られる・・・。彼は完全にマインドの闇に陥っている。神がサタンの試みを許可したゆえにヨブは苦難に落ちたのか?神はあえてサタンに人を試みさせるのか?アブソリュートリー・ノー!!!御言葉はこう語っている。

恐れていたことが起こった/危惧していたことが襲いかかった。-Job 3:25

彼はすでに自分がこのような状況になることを恐れていたのだ。つまり彼の信仰には穴が開いていた。そこをサタンはつけこんだのだ。ニューエイジ的に言えば、引き寄せの法則。彼自身がサタンに正当な権利を与えてしまっていた。メッセでも語ったが、自分が同意することはそれを自分の上の権威とすることだ。ヨブ自身がサタンに許可を与えていたのだ。ゆえに神はそれを防ぐことはできない。だから、神はサタンの仕業を制限して、ヨブを守られたのだ。決して神がヨブに対してサタンを用いて試練を与えたのではない!このようなマインドから、映画『ポセイドン・アドベンチャー』の牧師メンタリティに陥る。「神よ、お前は何人の犠牲を要求するのかぁ!」と。しばしば人はこう叫ぶ、「なんで神がいるのにこんな悲惨を放置しているのかぁ」と。これは神を告発すること。恐るべき罪である。今、ある試みを受けている友人のBlogのコメント欄に、カトリックと思われる人が書いている、「ある神父の本に、天の国の入口で神様が言うのは「生きている間つらい想いをさせて申し訳なかった」と謝る事だそうです。」・・・。嗚呼、なんということを!

神が病気を送ってわれわれを訓練するとか、サタンを用いて苦難をもって罪を裁くとか、いわゆる罰当たりメンタリティーはどこから来るか。それこそあの世界を欺く者がルーツである。このようなメンタリティーに陥るならば、先の集会の教えのように自己矛盾に落ちていることすら気がづかない。私たちの益のために神が送った病気を医者によって直してもらう?はあ?そのようなメンタリティーは神の癒しや神の救いすらを拒絶してしまうのだ。神は絶対善。ゴッド・イズ・グッド!誰が自分の子をしてそんな目に合わせたいだろうか。ヘブル書で父は子を訓練するとあるではないか、とある人々は言い出す。そのとおりだ。それは訓練であって、ヨブのような悲惨ではない。ヨブは自分の信仰の穴と、自己正当化に気づくべきだったのだ。最後にようやく

あなたは全能であり/御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。
 「これは何者か。知識もないのに/神の経綸を隠そうとするとは。」そのとおりです。わたしには理解できず、わたしの知識を超えた/驚くべき御業をあげつらっておりました。
 「聞け、わたしが話す。お前に尋ねる、わたしに答えてみよ。」
 あなたのことを、耳にしてはおりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し/自分を退け、悔い改めます。-Job 42:2-6

と告白する。神がわれわれに謝罪するのではない。われわれが悔い改めるのだ。しかもヨブは神の主権に服し、友人を許して祈ると、2倍の祝福を得ているのだ。神はアブラハムにイサクを要求されるが、イサクは取り去られたか?ノー!アブラハムはすでに山に登る前に「わたしと子供は礼拝をして戻ってくる」と証言している(Gen 22:5)。彼は復活を信じていたのだ。しかも彼は「礼拝をして」と言っている。「苦難を克服して」とは言っていない!それは礼拝。Are You with me? サタンに欺かれるならばわれわれのマインドは神をさえ告発する。神よ、あなたは不正だ!と。しばしば障害者などを扱う教師や福祉に携わる人の心の奥底にはこのような神に対する告発が隠されている。神よ、あなたはこれらの人々をこんな状態にしているが、私はこれらの弱い人々に寄り添っているのだ、と。

心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれを、よく知ることができようか。-Jer 17:9

イエスはご自分の元に来た病んでいる人をすべて癒された。信仰には常に応えてくださる。ゴッド・イズ・グッド!ここでもいわゆるキリスト教の価値観や思想やメンタリティーを捨て去る必要がある。神がサタンの試みを許されるのではない。神はサタンに制限を与えるのだ。なぜ?それは自分がサタンに許しを与えてしまっているから。もし神の制限がなければ、サタンはそれこそ究極までわれわれをいたぶる。彼は、盗み、殺し、滅ぼす者だから。自分が何を聞いて、何に同意するか。病気が癒されない人の特徴は間違った対象に自ら同意している。医者に同意するともらったクスリを止めるのが恐ろしくなる。10種類も、下手すると30種類ものクスリを飲まされる。医者を回るためには時間とカネと労力を投入するが、そのために礼拝には来る体力もなくなってしまう。本末転倒であろう。だから神は介入できない。まず気づくべきだ。自分の信仰の穴に。自分が何を信じ、何に委ね、何に頼っているのか。ヨブの最後のように、自分を退けて、悔い改める者は幸いである。

(注)念の為に言っておくが、医学を否定しているのではない。医学は一般恩恵、信仰の有無によらず誰もがそのメリットを享受できる。神の癒しは特別恩恵。それはただ信仰による。問題は「医学>神の言葉」の不等式にある。

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