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Tag: 遺伝子工学

私たちはニュー・クリーチャー(ニュー・スピーシーズ)

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今回のメッセでは先週の内容をバックアップするものとなった。下に紹介したDr.Dollarのメッセでもほぼ同じことを語っていることに少々驚いているところだ。いわゆるキリスト教の教義や神学から見ると、ヤバいとみなされるであろう。が、聖書は元々ヤバいことを語っているのであり、人間のマインドに神をはめ込むことなどは到底不可能と知るべきである。

「目が見もせず、耳が聞きもせず、/人の心に思い浮かびもしなかったことを、/神は御自分を愛する者たちに準備された」とあるとおりです。-1Cor 2:9

私たちの体と魂は地のもの、それは五感の領域の存在であり、神の国に入ることはできない(1Cor 15:50)。が、私たちの霊はすでに完全であり、それは神聖なもの、神の種(DNA)を宿す神から生まれた存在、つまりエロヒムである。注意してほしいのは最も高きエロヒム、父・子・聖霊の3パースンズにいますYHWHではない。

天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊-Heb 12:23

私たちはすでにこの完全なる霊を有している!神から生まれ、神のDNAを宿す、完全な霊こそがエロヒムの本質である。それはYHWHのファミリーである。こうしてジーザスはわれわの長子となられた(Rom 8:29)。肉の兄弟であっても、人格はそれぞれ異なるが、同じDNAの系列を共有している。それが発現するとき、同じ性質と同じ能力を発揮する。そしてわれわれ、ニュー・スピーシーズはさらにコロサイ書(AMPC)によるとこう定義されている―

For in Him the whole fullness of Deity (the Godhead) continues to dwell in bodily form [giving complete expression of the divine nature].

というのは、のうちにこそ神性の全充満<というかた>が肉体の形をもっていつまでも宿られる<神性の完全な表現がなされている>からです。

And you are in Him, made full and having come to fullness of life [in Christ you too are filled with the Godhead—Father, Son and Holy Spirit—and reach full spiritual stature]. And He is the Head of all rule and authority [of every angelic principality and power].

そしてあなたがたはのうちにあり、満ち満ちた者とされる<満ち満ちたいのちになる>のです。≪キリストにあってあなたがたもまた、、すなわち聖霊に満たされ、霊的に完全な身たけに達するのです≫。また、は、すべての支配と権威<あらゆる天使的主権と力>のかしらです。

これは『AMPC(詳訳聖書)』におけるVincentの注に基づいた訳である。いのちとはもちろんZoeであるが、私たちはYHWHの三位格(3 Persons)とはもちろん異なるが(親と子の人格が異なるのと同じこと)、同じ成分と性質を有するエロヒム、つまり神属(族)である。カギは何か。「キリストにあって」だ。私たちのアイデンティティーと経験はすべてGodhead(神格)の全充満を宿す方との一体化による(Rom 6:8)。このロマ書の「一体とされる」の原義は"sumphutos"、語源は"soon(結合)"+"phuo(育つ)"であり、KJVでは"implant together"と訳される。こうしてキリストと結合されて、インプラントされるとき、私たちもまたGodhead、すなわち父・子・聖霊によって満たされ、霊的に完全な身たけに達するのだ。

考えても見よ、いかにして神の完全な身たけに達することができよう。それはスーパーナチュラルなのだ!それは体と魂の五感によらず、シックスセンスである霊から神のエネルギーによって生み出されるフェイスによる。弟子たちは、神のわざを行うために何をすべきかと聞いたが、ジーザスはこう答えた―

神がつかわされた者を信じることこれが神のわざである。-John 6:29

フェイスは神のわざであると!まさにスーパーナチュラルであろう。ここの「わざ」の原語は"ergon"、energyの語源だ。神のエナジーがそれを生み出す。信じます、信じます、信じます、とお題目を唱えることは無意味。あるいは「使徒信条告白、我はナントカやカントカを信じず・・・」もナンセンスとは言わないが、所詮宗教のお題目に過ぎない。ジーザスは、フェイスはあなたの何かではなく、神のわざだと言われるのだから!

かくして私たちは神格によっても満たされる。私たちの霊から生まれたフェイスは、魂と体において実体化され、Godheadが私たちを通して現出するのだ。これが肉において現れる神であり、これが敬虔(eusebeus)の奥義だ(1Tim 3:16)。敬虔を日本語のマトリックスで考えてはならない。かくして私たちは神のエミュレーターとなる―

 あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。-Eph 5:1

この「倣う」も日本語で考えると、顔を引き攣らせたいわゆるクルシチャンか偽善者を生み出す。この原義は”mimētēs"、つまりエミュレートするの意味。前にも指摘したが、Windowsマシンのハードにおいて、Mac のiOSを走らせることができる。これをエミュレーターと言う。するとハードはWindowsマシンであるが、その表現・機能・能力・資質・属性などのスペックはまさにMacなのだ。お分かりだろうか?私たちの肉体と魂は人間だ。が、神のDNAを宿す霊は神のスペックを有している。それはGodheadによって満たされており、キリストの身の丈に至るのだ(Eph 4:13)。そもそも神の新創造である新しいひとりの人、エクレシアはキリストの充満そのもの(Eph 1:23)。

こうしてわれわれの体と魂という、いわばハードウェアに、神の霊、しかもGodhead(三神格)がOSとしてインストールされて、私たちがGodheadに満ちるとき、私たちを通して神が現出する。WOW!!! これが、われわれはエロヒムである、という意味である。ある種の人々が言うように、人性と神性が混ぜ合わされて(mingling)神化されるのではないから注意してほしい。あるいはニューエイジのように十字架の死と復活を経ずして、もともと神(god)であるというのでもない。われわれの本質はすべてキリストとのsumphutosによるのだ!キリストの属性・経験・資質・能力・資産などはすべて私のもの。御子を得た者はすべてを得ている(Rom  8:32)。私たちはいのちと敬虔にかかわるものはすべて得ている!(2Pet 1:3) すべては私たちのもの!(1Cor 3:22)  聖書をマジ受けしたら、これはヤバいのだ! 哲学やその影響下で組織されたキリスト教神学などに騙されてはならない。パウロはこう警告している―

だれもあなたがたを、彼のいわゆる哲学<主知主義>という内容のない欺き事<むだな空想、全くのたわごと>によって、戦利品として運び去る<あなたがた自身を捕虜とする>ことのないようにしなさい。〔それは〕人間の言い伝え<〔霊的な世界よりはむしろ〕物質的な世界についての人間のいろいろな観念>に従うものであって、宇宙についての初歩的な<基本だけの>教えに従い、キリスト<メシア>〔の教え〕を無視する粗雑な教えに過ぎないものです。-Col 2:8(詳訳聖書)

要するにニッポンキリスト教にありがちなオツムの空転現象に陥るな、ということである。繰り返すが聖書は生命現象の書、あるいは霊的いのちの取り扱いマニュアルである。神は十字架以前には存在していなかったまったく新しい種を生み出されたのだ。

霊のことは霊によって理解する!

あなたがたはエロヒムだ!

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今週のメッセはいわゆるキリスト教(特にニッポンキリスト教)の神学オツムにはかなり刺激的だと思う。あるいは挑発的か。われわれの真のアイデンティティーに覚醒せよ! われわれは神の新創造、ニュークリーチャー、新生命体、スーパーヒューマン、そしてエロヒムである! WOW!

そこで、イエスは言われた。「あなたたちの律法に、『わたしは言う。あなたたちは神々(エロヒム)である』と書いてあるではないか。神の言葉を受けた人たちが、『神々』と言われている。そして、聖書が廃れることはありえない。-John 10:34-35

ニッポンキリスト教や英語圏キリスト教のマトリックスから解かれよ!エロヒム・ヤハヴェはエロヒムの会議で裁定するのだから。知ろうとせず、闇の中を行き来する、ことのないように!

【賛歌。アサフの詩。】神は神聖な会議の中に立ち/神々の間で裁きを行われる。
 「いつまであなたたちは不正に裁き/神に逆らう者の味方をするのか。〔セラ
弱者や孤児のために裁きを行い/苦しむ人、乏しい人の正しさを認めよ。
弱い人、貧しい人を救い/神に逆らう者の手から助け出せ。」
彼らは知ろうとせず、理解せず/闇の中を行き来する。地の基はことごとく揺らぐ。
わたしは言った/「あなたたちは神々なのか/皆、いと高き方の子らなのか」と。
しかし、あなたたちも人間として死ぬ。君侯のように、いっせいに没落する。
神よ、立ち上がり、地を裁いてください。あなたはすべての民を嗣業とされるでしょう。-Ps 82:1-8

神の霊的遺伝子工学―神の種(DNA)のインヒュージョン

今、ある方が案の定、私の最近のメッセにコメント欄でクレームをつけておられる。「私たち(の霊)は神(の霊)だ」について反応しているようだ。まあ、これも想定済みで、福音派の方とかであれば、いわんやではある。いわゆるニッポンキリスト教の神学レベルで私は論じ合うつもりもないし、ここではただ御言葉を語るだけにしておく。

  • 霊から生まれるのは霊である。
  • 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。
  • 神から生まれたすべては(注:「人」ではない)、罪を犯しません。神の種がこの内にいつもあるからです。この存在(注:「人」ではない)は神から生まれたので、罪を犯すことができません。
  • 神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。
  • 相変わらず肉の人だからです。お互いの間にねたみや争いが絶えない以上、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいる(注:原文に「ただの」はない)、ということになりはしませんか。
  • エクレシアとはすべてのことをすべてにおいて満たす方の充満(注:「ところ」などではない!)。

神の霊から生まれたのは人の霊? そもそもアダムの霊も神の息が吹き込まれたもの。神はご自分の霊を分けたのではないでしょうか? その霊が死んでいたが、神から生まれて人の霊が再生された(再誕とかも言うようですが・・・・)。神の霊から人の霊が生まれた? 神がご自分の霊を分け与えてくださったのは人の霊? 御霊が生み出すのは人の霊? 神から生まれたすべては(前に指摘したとおり、「人」ではない)罪を犯さない。それは人の霊? 

まあ、あえて言葉を弄してたとえ話をすると、遺伝子工学では細胞体の中に、古いDNAを除いて、新しいDNAを組み込むことが可能である。すると新しいDNAの形質(形状や能力や性質)を発現するようになる。神は人の霊の内に神の種、すなわち神のDNAを組み込んだ、と言えば納得してもらえるであろうか。だから神属の人類である。罪を赦されたあわれな罪人などではないと何度も語っている。またウィットネス・リーが唱えるような「人性と神性が混ざり合って(mingling)人が神になる」のでもない。「○○性」はDNAの発現形質に過ぎないのだ。

「神のDNAをinfusionされた人の霊は、単なる"人の"霊、それとも"神の"霊か?」という問題なのだ。これがニュークリーチャー、神の新しい創造新人類だ。それまでは存在していなかった種である。それはまったく新しいのだから! 今までの概念には存在してない存在なのだ。新しく定義するしかないわけ。ヤクザが堅気になるとか話ではないのだ。新しく人生やり直すとか、それはどこにでもある単なる宗教だ。

要するに、伝統的なキリスト教の神学とか、教条とかを超えたまったく新しい生命現象(宗教ではない!)が起きたのだ、と何度も語っているのだが、古いマインドはそれを理解することができない。だが、遺伝子工学をすこしでも理解できれば別に不自然はないのだ。神はまったく新しい霊的遺伝子工学を行ったのだ! マインドを変革されよ! ナチュラル・マインドを脱ぎ捨てよ! それはスーパーナチュラルな現象だから! 

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