ジョージ・ミューラーの証2
- 2015/04/25 19:47
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:証
彼はいわゆる教団や基金に一切頼ることなく、すなわち給料を得ることも、ファンドを立ち上げることもなく、5つの孤児院を運営した。一時に2千人を養ったとされる。
あるとき、400人の子供のための給食の原資が尽きた。空っぽの器を見つめつつ、みなで天を見上げつつ手をつないで祈った。すると馬車が門のところに停車した。ある運動会のために弁当を用意したのだが、雨で中止となったのだ。パンと温かい牛乳が振舞われた・・・。
ミューラー自身は一切の財産を所有しなかった。しかし、50ポンドの資金から初めて、忠実に主に捧げているうちに、ついに年に2千から3千ポンドを捧げることができるようになった。ちなみに現在に当てはめると、当時の1ポンドは3万円程度。
ミューラーは祈りをすべてノートに開始日とかなえられた日を記録していた。かくして生涯で5万回の神の答えを得たと証している。ある時には瞬時に、あるときには20年、30年かかって。ある救いのケースでは彼の死後に・・・。神は生きておられ、真実である。彼はこのことを証明したかったのだ。
時代は下って、ウォッチマン・ニーも彼の影響を深く受けている。あるとき、ニーは2ドルしか手元になくなってしまった。月曜日には150ドルがどうしても必要なのだ。が、金曜日の夜、友人のために1ドルを捧げた。土曜日には物貰いに、一旦は50セントを与えようと思ったが、神は全額と言われ、彼はすべてを手放した。その瞬間、言いようのない解放感が彼の心を包んだ。もはや自分を支えるのは神だけだ!そして日曜日にメッセージの奉仕に与った。
はたして月曜日・・・。なんと為替で彼の元に150ドル+αが送金されてきた。手数料はαで賄えたため、150ドルきっかりが彼の手元に残った。これで彼は唯一の船に乗れたのだった。
Glory Be to God!!!