白露過ぎに
このところKingdom Fellowshipのサイトの方のメンテに集中していたが、ようやく形が着いたところ。若い人たちはPCやキーボードが使えないとか。スマホとパッドが主流なわけで、サイトも今までのような古典的な作りでは置いてきぼりにされる。
・・・というわけで、レスポンシブ対応でマルチメディア指向仕様にしました。記事もかなり読みやすくなっておりますので、よろしくです。またこのブログもスクリプトをWordpressに変更しようかと、今いろいろやっているところです。
で、本日は9.11。あれから丸15年。世界は変質した。その後、3.11を経て、一挙に終末モードが深まっている。が、われわれは落ち着いた生活をつつましくもスーパーナチュラルに送りたいと思っている。最近、FBの方にウエイトが傾いていて、すでに白露(7日)を過ぎたのだが、一応、ここでもご披露しましょう。李白を意識しております。
(この宿は20年来のお気に入り、下賀茂温泉の南楽。おススメです)
白露 一石
幽庭の風樹 客心驚き
涼夜に紗窗 白露生ず
蟋蟀(しつしゅつ) 憐れむに堪えたり 天宇淨なるを
星河 揺落し 詩情を 動かさん
※紗窗=きれいなカーテンのある窓、蟋蟀=こおろぎ
(七絶・平起式・下平声八庚韻)
李白の原詩はこちら、スケールが壮大
廬山の瀑布(ばくふ)を望む 李白
日は香炉を照らして紫煙を生ず、
遥かに看る瀑布の前川(ぜんせん)に挂(か)かるを。
飛流直下 三千尺
疑うらくは是れ銀河の九天より落つるかと