語り出された言葉は霊のサブスタンスを生む

翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。
・・・ 翌朝早く、一行は通りがかりに、あのいちじくの木が根元から枯れているのを見た。そこで、ペトロは思い出してイエスに言った。「先生、御覧ください。あなたが呪われたいちじくの木が、枯れています。」
そこで、イエスは言われた。「神のフェイスを持て。はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、そのとおりになる。だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。・・・」-Mark 11:17-24

一昨日のある兄弟姉妹の証。彼らの家の畑に枯れかかったぶどうの木があった。隣の農夫のオヤジは、これはもうダメだね、と言って、勝手にその木をボキボキと折ってしまった。が、彼らはその木に向かって、ジーザスの名によって祝福を宣言した。・・・すると現在、なんとその木はよみがえり、今や葉っぱがわさわさと茂り、かえって隣のオヤジの畑の木の方が枯れ始めてしまったとか・・・。

私たちが発する言葉は単に物理的な空気の粗密波ではないのだ。それは物理的サブスタンスを解放するだけでなく、霊的サブスタンスを解き放つ。霊の領域に波紋(バイブレーション)を起こし、霊のサブスタンスに作用するのだ。そしてそれは時空間の中にて時系列的に実体化される。まことに―

今、フェイスとは願う事柄のサブスタンス(or 実体化:substantiation)、見ていない事の立証(or 現出)である。-Heb 11:1(私訳)

そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も/むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ/わたしが与えた使命を必ず果たす。-Isa 55:11

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