フェイスとはマトリックスの選択
この本は93年に購入したもの。三つの領域における霊の戦いの処方箋を提示している。すなわちマインド、教会、霊的領域。特に第三の領域においては霊的存在が生み出す幻想あるいはフェイクによって私たちが影響されていることを指摘する。
自分は何らそのような影響を受けていないと主張したくなる人は要注意。その兆候自体が影響を受けていることを証明している!特に自分の感性や常識といったものを主張したくなる向きは要塞を抱えている。御言葉に啓示された世界が真理、究極のリアリティーだから。アインシュタインはこう言っている:
リアリティーは単なる幻想だ、しかし極めてしつこいものだ
結局、自分の何かをとるか、御言葉をとるか。この選択なのだ。著者は未開部族とNYのサラリーマンの生活を比較して、前者は後者のリアリティーは理解できないだろうし、逆も言えると指摘。これはかつての江戸幕府とアメリカとの関わりと同じ。そして天と地の関わりも同じだ。あなたはどの世界観を選ぶか?
例えば「ステージ4のガンは5年生存率10%」なる単なる統計的世界観を採るならば、フェイスも持てず、ガンに命じることなどは到底できない。あなたが信じた通りになるだろう。御言葉はどう語るか?イエスの傷によりすべての病は癒された!「神がサタンの権威に服している」などの世界観を持っている人は神の権威を行使できない。だから刈り取る結果もそれに応じたものとなる。
鍵は、あなたはどの世界観に同意するか?同意すれば、その世界観はあなたにとってのリアリティーとなり、あなたを支配する。その世界観に自分から服し、また委ねてしまったからだ。ある人は豊かな霊的生活を送り、ある人は宗教儀式で喘いでいる。私たちが何気に語る言葉に真のフェイスが現れる。何をどう聞くか、そして何に同意するか。さらに何を語るか。これが私たちの生と死を支配する。
死も生も舌の力に支配される。舌を愛する者はその実りを食らう。-箴言18:21
鍵はあなたのマインドと口にする言葉にあるのだ!
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