自然界の”向精神薬”ではなく聖霊に満たされる

これらの記事は興味深い。

天然の向精神薬を積極的に使う傾向が出ているわけ。医療用大麻は米国では解禁する州が増えており、一説によればタバコよりも害が少ないとも。その成分はテトラヒドロカンナビノール。構造は次のようなもの。


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また鬱に効果があるかもとされると幻覚キノコのシロシビンの構造は次のとおり。


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この二つ、とてもよく似た形状をしているが、実はLSDとも近い。


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そして実はこれらの幻覚を生む物質はハッピー神経伝達物質と言われるセロトニンと似ているのだ。


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要するにセロトニンのレセプターに対する適合性が高いわけ。かくしてこれらの物質が神経回路に影響し、大脳の普通ではない活動を誘発する。実に多彩な幻覚を”楽しむ”ことができるのだ。この図は大脳の各部位の連携の様子を表したもの。シロシビンによって大脳が実に多彩な活動性を見せていることが分かる。

人間の精神活動はブレインのニューロンネットワークとつなぎ目のシナプスにおける神経伝達物質の働きによるものだが、これらの電流と化学変化の相互作用が愛や喜びや欝や不安を生むわけで、実にフシギな感じがする。聖霊に満たされるならば、やはり大脳に生理学レベルでの変化が起き、大脳のネットワークも変えられ、精神状態も変化する。ダニエルもこう証しする-

そこで、われダニエル、わがうちなる霊は憂え、わが脳中の幻は、わたしを悩ました・・・-Dan 7:15

クリスチャンはまさに神からの幻を脳内で見るのだ! それはしばしば困惑を生む。これはかなり過激な経験でもあるが。一方、私たちの日々の経験として、マインドのトランスフォーメーションが行われる。

あなたがたはこの世の形に構成されてはなりません。むしろ、思い(原語)を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。-Rom 12:2

この過程をメタモルフォーシスと呼ぶ。昆虫の変態である。それは日々進行する。

古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。-Col 3:9-10

かくして、私たちのうちにはキリストが形づくられる(Gal 4:19)。これは大脳のニューロンネットワークの再構成とシナプスでの伝達物質の活動を変える。さらに聖霊はこの体にすら命を与える。聖霊にタッチされ、満たされることはエクスタシーを生む。

ついにパウロは証しする:生きるとはキリストである、と(Phil 1:21)。内側に生きるキリストがリアルかつヴィヴィッドに実感されるのだ。生きているのはもはや私ではなく、キリストである、と(Gal 2:20)。それはスーパーナチュラルの世界に生きることである。

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