I-AMのパワーに覚醒せよ:I-AMは私の嗣業

YHWHW(=I-AM)は私の受ける分です。-Ps 119:57;Lam 3:24

前にメッセでも語ったが、使徒行伝では「恵みと知恵」とか、「恵みと力」といった表現が多い。つまり「恵みとX」。恵みの実体はジーザス、イエシュア(「I-AMはわが救い」の意)(John 1:14;17)。このXにはあなたが必要とするものを代入し得る。例えば、「恵みと癒し」、「恵みと必要の満たし」・・・。イエシュアは「わたしはI-AMだ(エゴ・エイミ)」と宣言された(John 8:58)。

神の名はYHWH。これは発音が忘れられているため、JehovahとかYahavehとか言われる。意味は”I AM THAT I AM”、「わたしはありてある」だ。そこでこの名前の使い方だが、I AM THAT I AM Xとして、このXに何かを代入するのだ。

わたしの名にあって願うことは、なんでもかなえてあげよう。父が子によって栄光をお受けになるためである。-John 14:13

たとえば「X=癒し」ならばJehovah Rapha;「X=必要の満たし」ならばJohovha Jireh;「X=共にいます」ならばJehovah Shammah;「X=避けどころ・旗印」ならばJehovah Nissiだ。I AMなる方、つまりYHWHは私たちのXとなられるお方。究極には「X=わたし」だ。すでに私たちは神から生まれその種(スペルマ)を宿すエロヒム属(1Pet 1:23;James 1:18)(☞エロヒム属の誕生神の新創造:神の霊的遺伝子工学)。

Whereby are given unto us exceeding great and precious promises: that by these ye might be partakers of the divine nature, having escaped the corruption that is in the world through lust. –2Pet 1:4

ここのdivine natureはStrongによるとこうある:

growth (by germination or expansion), that is, (by implication) natural production (lineal descent); by extension a genus or sort; figuratively native disposition, constitution or usage: – ([man-]) kind, nature ([-al]).

また別の辞書ではessence;native condition, birth;native species, kind,…。つまりそれは「属」あるいは「種」の意味であり、神属あるいは神種と言える。かくして私たちはエロヒム属にして、YHWH家のメンバーなのだ。繰り返すがエロヒムをGodとか神とか訳し、YHWHをLORDとかとするところに問題があるのだ。

かくしてI AM THAT I AMが私たちのすべてとなられ、私たちはYHWHの本性、性質、属性を共有する。こうして私たちは神をエミュレートするのだ(Eph 5:1)。

YHWH、すなわちI AMのパワーに覚醒せよ(☞I-AMのパワー)。神はわれわれを通して現れたいお方。エウセベイアの奥義とは肉において現れる神(1Tim 3:16)。WindowsマシンでMacOSをエミュレートするように、人間性[1]すなわち、体と魂(知・情・意)。極私的にはこれを「五感のスーツ」と呼んでいる。において神性がエミュレートされる(☞神をエミュレートする-God-OS)。これがニュークリーチャー、神の新創造。

ただし、ウィットネス・リーが言うように「神と人が混ざって人が神となる(mingling)」のではないから注意。Windowsマシンは別にMacマシンになるわけではない。ソフトがMacをエミュレートするのだ。われわれの人間性が神になるわけではない。私たちの新しく生まれた霊がエロヒム属であり、その霊がいわばGod-OSとして働き、私たちの魂と霊を通して神をエミュレートするのだ。

あなた(=五感のスーツ)に欠乏や欠点があればあるほど幸いなのだ。それはI AMがそのXになるためだから! かくしてジーザスがデモンストレーションされたように神は肉においてマニフェスト(現出)する(1Tim 3:16)。そのとき、この主の言葉が成就する―

はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。―John 14:12

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1 すなわち、体と魂(知・情・意)。極私的にはこれを「五感のスーツ」と呼んでいる。

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