世は誰の利益へと向かうのか?

政府と日銀の連結B/Sは、結局は<国富/マネー>となる。実質的に国債は相殺される。ここで国富(インフラ・生産性)がマネーと釣り合えば、マネーの価値は維持されるが、これが減耗すればマネーの価値も減耗する。この場合はダブついたマネーはインフレになる。だから施策としては国富あるいは国力を強めるべきなのだ。

国富のハードはいわゆるコンクリ物だが、すでに耐用年数が来ているし、地震も懸念される中で、「コンクリから人へ」といったトンチンカンな連中(民主党)が国力を衰退させた。期待された安倍氏も見事に裏切ってグローバリズム化(日本をどこから取り戻すつもりだったのか?)、緊縮財政、規制自由化、自由貿易、この流れで移民受け入れへ。

理由は労働力不足。だが、彼らには帰属意識や高度の技術や愛社精神などはない。ゆえに時間と労力と引き換えにカネを得るだけ。目的は賃金のフラット化だ。本当は賃金上昇があってしかるべきなのだ。こんなのは派遣労働自由化で経験したはずだ。技術力は明らかに棄損された。加えて企業減税と消費増税の抱き合わせ。結局、得したのは大企業。

また団塊の世代は個人金融資産1,500兆の6-70%を抱えたまま認知症に。その捨て置かれた資産が200兆とか。かつて家計は黒で企業は赤、そこで家計分が企業に回った。が、現在は企業の内部留保が500兆で、特に若い家計は火の車。政府もPBバランスの呪縛で動かない。かくしてマネーの分布がいびつなのだ。

来年の消費増税と移民受け入れで多分ニッポンは息の根を止められる。復活はムリになるのではと極私的に感じているところだ。国富のソフトである生命力(生産性や創造性)がすでに枯渇しているところに、飢えて貪欲な移民を入れたら、ドイツ、英国、フランスの惨状となるのは明らかであろう。先陣として2,000年代、小泉&竹中がポピュリズムに乗って見事にかき回したのだ。

真の日本の復活のためには自然かつ内発的な日本人としての誇りと士気を高めることだ(ぼくは別に天皇弥栄系の右ではないから一応)。ハード&ソフト両面でB/Sの左を強化することしかないのだ。とりあえずは90年代半ばには25兆近くあった財政出動を復活させてほしいところだ(現在1/3くらい)。

<リベラル×グローバリズム>は普遍的人権や人類的正義を標榜してはいるが、実際は一種の麻薬的宗教である。霊的にはあちら側。それは神の秩序を破壊し、国家や民族を崩壊させるのだ。

しかしだ、最終的には誰の利益へ誘導されているのだろうか?いわゆるディープステイト?世の現象には必ずシカケ人がいるはずなのだから。トランプはこれに果敢にチャレンジしていると言われているのだが・・・さて?

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